能地春祭りは別名「浜の祭り」ともいわれ、広島県三原市幸崎町能地で行われるお祭りで、この地の豊漁や五穀豊穣を願ったお祭りです。
その始まりは江戸時代と言われ、現在では毎年3月の第4土曜日・日曜日の2日間に渡り開催されています。
特徴的なのは、神輿の上に布団を飾った「ふとんだんじり」です。
…え?!布団?
そう、布団って、あのふとんです。毎晩敷いたり掛けたりして寝るアレのことです。
お神輿に布団というのもまた変わっていますね。
そんな「ふとんだんじり」には、神童と呼ばれる化粧をした子供が乗り込み、若者が神輿を担ぎます。この神童たち、祭り期間中は地面に足をつけることを禁じられているそうです。
そしてこの神様が争いごとが好きということから、このふとんだんじり同士をぶつけあう「けんか」が行われます。
その激しさのあまり、ふとんだんじりが吹っ飛ぶこともある…「布団が吹っ飛んだ!」が現実に起こってしまう(?!)お祭りなのです。。
それでは現地のSNS投稿から、実際のお祭りの様子をお伝えしていきます!
こちらが布団を乗せた神輿、「ふとんだんじり」
能地春祭り、初めて堪能しました。
老若男女問わずみんなが笑顔で150年目の祭りを楽しんでいたように見え、感動すら覚えました。
小規模ながらも熱い祭り、こういうのすごく大好物です😆 pic.twitter.com/8Pvx3UdDYM— 土橋人 (@t52100133222) 2018年3月25日
ふとんだんじりに乗る神童。お化粧&衣装もばっちりですね!
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2017 3.26 広島県三原市幸崎町能地春まつり 8年ぶりに能地春まつりの遠征に行って来ました! 連投します! #広島県 #三原市 #能地春祭り #春まつり #日本の祭り #瀬戸内ファインダー
神童は祭り期間中、地面に足をつけてはいけませんので、担がれていますね。
神社は階段を上った高い場所にあるため、神童の移動は肩車だそうです。
獅子舞&獅子太鼓!
2019.3.24
広島県三原市幸崎町能地#NikonD610 #Nicon #キリトリセカイ #ファインダー越しの私の世界 #写真撮ってる人と繋がりたい #東京カメラ部 #祭り pic.twitter.com/v3HhezEkgE— ハタボウ@太以古祭 (@hatabou100102) 2019年3月26日
実際に聞いてみたいですね。
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2017 広島県三原市幸崎町能地春祭り 能地春祭りにて合同獅子太鼓演奏撮影。 #広島県 #三原市 #能地春祭り #unknownjapan #獅子太鼓 #瀬戸内ミミヨリ
見どころのふとんだんじりのぶつかり合い「けんか」!
(神童は事前に避難するそうです)
ふとんだんじりが倒れる瞬間!
迫力満点ですね!
能地の春祭り、daxで行ったことがあるぞ。
たぶん2007年の事。
しまなみ経由で、帰りは真っ暗。
ガス欠しそうだし、寒くてたまらんし、泣きそうになった思い出がある。 pic.twitter.com/fCzWtIgaRx— フット猫 (@footneko) 2018年3月22日
ふとんが吹っ飛んだ…!?
誰が言ったか忘れたけど、『ふとんがが吹っ飛んだ』って。
その後も何事もなかったように祭りは続いたという、平和な能地の春祭り、2017。 pic.twitter.com/qsxZtO33dN— フット猫 (@footneko) 2019年2月21日
迫力満点のふとんだんじりの「けんか」に獅子舞、獅子太鼓…能地春祭りは見どころが沢山!
可愛らしい神童も大活躍でしたね。
お祭りは毎年4月の第3土曜日・日曜日の2日間に渡って開催されています。
お祭りに合わせて、広島旅行に行くのも楽しいですね。是非、一度は足を運んでみてはいかがでしょうか♪