毎年7/13は「オカルト記念日」。1974年(昭和49年)のこの日に、映画『エクソシスト』が日本で初公開されたことを記念して制定されました。
「オカルト」の言葉の意味は
ラテン語: occulere の過去分詞 occulta(隠されたもの)を語源とする。目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する。
引用:wikipedia
とのこと。「秘学・神秘(的なこと)・超自然的なもの」とも表現され、多くの人にとってそれを体験する機会は非常に稀ではないでしょうか。
ですが、この世にはまるでオカルトのような世界を表現した祭りが存在しています。ご紹介するのは大阪・新世界で行われる「セルフ祭」。この記事では、筆者が体験した奇々怪界な「セルフ祭」をご紹介します。
セルフ祭とは?
例年9月、大阪の新世界、通天閣のお膝元で開催される「誰でも参加OKの21世紀型の奇祭。」です。
例年2日間の期間中「UFOの儀式」「インド相撲」など、字面だけでは理解ができない様々な儀式が執り行われます。
公式にも「ただ見ているだけではなく、参加して、頭がおかしくなって、家に帰ってただいまを言うまでがセルフ祭です。」と案内されるだけあり、参加経験がある筆者も文字では説明が不可能。
ということで、ここからは写真と動画を交えて「セルフ祭」の様子をお伝えします。
オカルトすぎる「UFOの儀式」
いきなりフィナーレの儀式を紹介しますが、セルフ祭の最後には「UFOの儀式」が行われます。
みんなで空を見上げて、呪文を唱え、UFOを呼びます。その結果はどうだったのでしょうか…動画の32分頃にご注目ください。
この記事を読んでいるあなた、もしUFOをその目で見たいのであれば、セルフ祭に参加するのです。
世にも奇怪な「インド相撲」
まずはこちらの動画をご覧ください。
インド相撲…🤔 #セルフ祭 pic.twitter.com/UfSclAo1Cl
— オマツリジャパン (@omatsurijapan) September 15, 2019
オーラとオーラが激しくぶつかる、大迫力の取り組みです。
行司もいます。
取組みを間近で見れば圧倒されること間違いありません。
人知を超える「人並べの儀」と「仮装散歩」
このセルフ祭には様々な仮装をした人(?)が参加されていますが、祭り両日のオープニングを飾る「人並べの儀」で彼らが一堂に会します。
「トン、トン、トン、・・・」商店街に太鼓の音が鳴り響き、行列の行進が始まります。
行列は商店街の入り口前に集まって、整列してきます。これが「人並びの儀」のようです。
あっというまにこの状態。
人並びの儀式を終えると、行列はまた動き出します。
少し距離をとって行列を見守る観光客。
なんやこれ?という声があちらこちらから聞こえます。
どうなる?今後のセルフ祭
2019年までは大阪・新世界にて開催されていたセルフ祭ですが、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、5月に「オンラインセルフ祭」として開催されました。その後も約1年に渡ってZOOMチャンネル「アダムとイブ」をほぼ毎日のペースで放送。オンライン上でセルフ祭の世界が展開されました。
2021年7月現在、9月の開催についてはアナウンスされていませんが、情勢によっては開催の可能性はあるのでしょうか。主催のコタケマンさんによると
大阪・新世界での開催は、まだできるかどうかわかりませんが、今年で10年目になるので、セルフ祭らしい、10年目らしいことをしたいと思います。
昨年のオンライン祭も楽しかったですが、少しオンラインも飽きてきたので、オンラインのみじゃなく、実際に会って己を祭れることをしたいと企んでおります。
とのこと!10年目の節目を迎えるセルフ祭、どのような形になるのか期待が高まりますね。
今後もオマツリジャパンでは続報をお知らせしていきますので、乞うご期待ください!
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