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【2019年初日の出】全国的にも珍しい早朝の花火!さがらサンビーチで日の出と花火の初詣。

2019/1/20
2020/6/5
【2019年初日の出】全国的にも珍しい早朝の花火!さがらサンビーチで日の出と花火の初詣。

全国的にも大変珍しい早朝の花火が見られる静岡県牧之原市。夏は海水浴で大賑わいとなる さがらサンビーチより初日の出を迎える少し前に小規模ながら打ち上がるそうです。観覧場所に到着すると結構な人が集まっており、暗がりの中で大掛かりな焚火が燃えている様子が伺えます。

砂浜には鳥居が建てられ神主さん達が祭壇の準備を行っていました。後方では既に花火の筒がセットされている様子です。それにしても薄着で寒そうです。

午前6:00より主催者である牧之原観光協会による甘酒の無料サービスが始まります。関係者が大勢集まっているので、なぜ夜明け前に花火を打ち上げるのか理由を伺ってみました。

実はこの花火は夏のさがら海上花火大会を隔年で担当している神戸煙火工場から新年のお祝いとして無償提供されており、それがきっかけで祝賀花火を打ち上げる様になったとか。中国の旧正月では街中で爆竹を鳴らし魔除けを行う文化があるので同じ様な意味にもなりそうです。

時間ではなく、空の明るさの状況を見ながら進行役によるアナウンスで祝賀花火が打ち上がります。最大2.5号玉(開花直径約60m)と小さい花火ではありますが、波打ち際ギリギリから打ち上げるのでかなりの至近距離です。以前の様なVトラ(放射線状の花火)の演出はなくなってしまったそうですが、その代わり花火は増量されており、珍しい夜明け前の花火を楽しめました。

午前6:30頃からは神主による祈願式が行われます。海が近い牧之原市のしらす船曳網漁業は全国的にも有名であり、家内安全・海上安全も願われる様です。

その後は、先着順でお清め塩やヤクルトが無料配布され、日の出と共にヤクルトでの乾杯が行われます。毎年の事だそうで近くにヤクルトの工場でもあるのでしょうか?

2019年1月1日 初日の出、AM6:53

日の出の時間には相良高校ヨット部の皆さんが海上に出て帆の部分に謹賀新年の文字をたずさえ、初日の出を盛り上げてくれます。

今回のまとめ

水平線から昇る初日の出を全身に浴びながら、一年のスタートを切るには最良の場所だと感じました。新年の行事としても充実しており多くの人が集まってくるのも頷けます。

花火に関しても一瞬で終わってしまうと聞いていたのですが、嬉しい増量で予想以上にしっかりとした花火が見られました。

イベント終了後には駐車場の混雑がしばらく続くので、少し時間を置いてから帰宅した方が良いかもしれません。

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