※2020年は新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。2021年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。(2020年8月7日 編集部)
山形県新庄市で、毎年8月に行われている「新庄まつり」は、約260年も続く歴史あるお祭り。
2016年には、ユネスコ無形文化遺産に登録され、世界も注目するお祭りの一つです。
今回は、世界が認めた新庄まつりの日程や見どころをまとめてみました。
夏の予定が決まっていない方は、活気あふれる新庄まつりをチェックしてみてくださいね。(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年8月7日 編集部更新)
2020年の新庄まつりは、8月24日(月)から26日(水)まで開催すると発表がありました。
それぞれの日程は、以下になります。
【※2020年開催中止】
●24日(月)宵まつり
新庄まつりの始まりを告げる昼下がり、圧倒的な迫力を誇る山車が子供たちに引かれて生きているかのように動き出します。
●25日(火)本まつり
新庄まつりの一番の盛り上がりを見せてくれます。威勢のいい掛け声や心弾むまつり囃子に包まれて心も体も最高潮に。
●26日(水)後まつり
新庄まつりのフィナーレを飾ります。2日間のお祭りの熱が冷めぬうちに、山車20台が市内の中心に集まる姿は豪華絢爛です。
新庄まつりの見どころは?
早速、新庄まつりの見どころをご紹介して行きましょう!
どの日程でも見られる山車の迫力ある姿は圧巻です。といっても、それぞれの日程で見どころは変わってきます。
初日に行われる「宵まつり」では、夕方の薄暗い時間に山車が一斉に駅前に集まる「山車行列」。
2日目の「本まつり」では、賑やかなお囃子と共に街中を練り歩く「神輿渡御行列」が気分も最高潮に。
3日目の「後まつり」では、全20台の山車が一斉に展示される「飾り山車」。ここでは山車についての解説も聞けるので、じっくりと山車を観たい方におすすめ。
新庄まつりの始まりは?
新庄まつりは、2019年で262年目を迎える歴史のあるお祭りです。
その始まりは1756年(宝暦6年)。前年の大凶作でうちひしがれている領民たちを活気づけ、豊作を祈願するために、藩主の戸沢正諶が始めたお祭りだといわれています。
お祭り自体は年々進化しているものの、お祭りに参加する人々の情熱は今も変わらないと自信に満ち溢れる新庄の人たち。
豪華絢爛な20台の山車は、正に生きた絵巻として高い評価を得ています。
地上に降りる#豪華絢爛#新庄まつり pic.twitter.com/PWcJ70Sz6G
— 武田編集長☂️CLIP山形 (@clipyamagata) 2018年8月24日
有料観覧席ならもっと新庄まつりを楽しめる!
お祭りの山車といえば、好きなところに立って見るイメージですよね。
当日、山車がよく見える場所を確保できればいいのですが、お祭りの混雑状況によっては山車があまり見えないことも。
せっかく山車を楽しみに来たのによく見えなかった…では気分も下がってしまいますよね。
新庄まつりでは、山車をピンポイントの場所で楽しみたい方のために、有料観覧席を設けてあります。
2019年5月時点では詳細はまだ発表されていませんが、2018年のデータを参考にすると、25日の本まつりではS席とA席の2種類の観覧席が用意されています。S席は記念品付きで1500円、A席については無料です。
また24日の宵まつりではS席とA席の他にS席中央という3種類の観覧席があります。
S席は2000円、A席は1500円、S席中央は2500円となっているので、2019年も同様に有料観覧席が販売されるのではないでしょうか。(2019年の情報です。最新情報はオフィシャルホームページをご確認ください。)
有料観覧席で山車をじっくりと堪能したい方は、最新の情報をチェックしてみてくださいね。
昨日はあいにくのお天気でしたが、 #新庄まつり 堪能させて頂きました。 pic.twitter.com/mpL7VZqCCr
— さ(〝)ん (@radio_activity_) 2018年8月26日
新庄まつりのまとめ
新庄まつりの日程や見どころをまとめてご紹介しました。
3日間に渡る見どころ満載の新庄まつり、この夏の予定が決まっていない方は足を運んでみるのもおすすめです。
山車の迫力や人々の熱気に包まれて、忘れられない夏の思い出を作ってきてくださいね。
■新庄まつり公式ホームページ
http://shinjo-matsuri.jp/