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ユニークすぎる節分の祭り&行事5選!●●で逃げる鬼!××で鬼退治!笑う奇祭に豆占いも

ユニークすぎる節分の祭り&行事5選!●●で逃げる鬼!××で鬼退治!笑う奇祭に豆占いも

節分といえば、豆をまきながら「鬼は外、福は内」と叫んで鬼を追い払うというのが一般的なイメージですよね。
しかし、日本は広し!なかには驚きの方法で鬼が逃げたり、斜め上の手段で鬼を撃退したり、そもそも追い払うのが鬼ではなかったりと、一風変わった節分行事が存在します。
今回は、そんなユニークすぎる節分のお祭りや行事を5つご紹介します!

①湖を水上スキーで逃げる鬼に豆まき<神奈川・箱根神社>

神奈川県箱根町にある箱根神社では、毎年節分の日に、かつて宮中で行われた「追儺(ついな)式」と、金太郎伝説に由来する「鬼やらい」を元にした節分祭追儺式を行っています。

 

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まずは本殿で祝詞の奏上、剣の舞の奉納と豆まきが行われます。続いて、神楽殿に現われた赤鬼・青鬼を桃の弓と葦の矢で打ち払い、金時の豆打ちで退散させます。見事に鬼を退治したところで「天下泰平・弥栄(いやさか)」と唱え、賑々しく豆まきが始まります。ここまではよくある追儺式の光景です。

その後、退治したはずの鬼たちが芦ノ湖で暴れ始め「湖上鬼追い」がスタート!この湖上鬼追いこそがこのお祭りのユニークなところです。なんと鬼たちは芦ノ湖を水上スキーで逃げ回るため、追儺船の上や岸の平和の鳥居の所から鬼に向かって豆を投げるのです。迫力あり笑いありの厄払いですね。

たまらず鬼たちが北の海に去っていくと、神職もまた水上スキーに乗って湖水を清め、めでたく節分祭を奉修。一陽来復の春を迎えます。

箱根神社の節分祭は2022年も2月3日に開催されますが、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、追儺式は場内立ち入り禁止になっています。例年のように福豆を拾うことはできないため、参加される際はご注意ください。

②鰯1000匹を焼いてニオイで鬼退治<広島・住吉神社>

 

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広島県広島市にある住吉神社では、例年節分には「節分祭・焼嗅がし(やいかがし)神事」が行われています。焼嗅がしとは、鬼が苦手とする鰯(いわし)の頭1,000匹分を巫女たちが焼いて、その臭いを畳一枚分ほどもある大うちわであおいで嗅がせて厄払いするという大変ユニークな神事です。

神事終了後には、巫女たちが鰯の頭を柊(ひいらぎ)の枝に刺し、参拝客に配ります。これは柊鰯と呼ばれ、昔から節分に玄関などに飾る魔除けです。

 

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2022年の節分祭は関係者のみで執り行い、残念ながら焼嗅がし神事は行われません。

③土蜘蛛を念仏と音と豆で追い払う<京都・六波羅蜜寺>


京都府京都市にある六波羅蜜寺の「節分会追儺式」では、鬼ではなく土蜘蛛の精が現れ、糸を吐きながら暴れます。それをこの地域に伝わる六斎(ろくさい)念仏と、伴奏の鉦(かね)や太鼓で追い詰め、豆をまいて退治します。

このような追儺式になったのは江戸時代の享保年間と伝えられ、当時の住職・慈舟和尚が勤行のつど現れて悩まされていた土蜘蛛の精を、六斎念仏が退散させたという故事にちなんで行なわれるようになったといわれています。

追儺式の前後には地元の福男さんと芸妓さん、舞妓さんによる福豆まきが行われますが、このときの掛け声もとてもユニーク。「鬼は外、福は内」ではなく、「福かきこめー!」というパワフルな叫び声が響きます。

 

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残念ながら2022年は新型コロナウイルス感染防止のため福豆まきは行われませんが、代わりに福豆の授与があります。

④ほら話で笑って節分の厄払い<岡山・備後一宮吉備津神社>

 

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岡山県岡山市にある備後一宮吉備津神社で、毎年節分の日に行われるお祭りが「節分祭・ほら吹き神事(放談会)」です。例年、午後7時頃から節分祭神事が執り行われ、そのあと年男・年女による豆まきが行われます。そばやお神酒の振る舞いもあり、広場では焚き火を囲み、ほら吹き(放談会)が始まります。

この奇祭の発祥は定かではありません。節分祭の夜に過去1年の出来事を話し合い、新しい年への希望を語り合って五穀豊穣を神に祈っていたものが、夜ごもり中、村人や参拝客が退屈しのぎに地元の伝説や世間話に花を咲かせたことで始まったのではとみられています。

ほら吹き神事とは、その名の通りでたらめ話しを披露し合うお祭りです。現在は、毎年地元のほら吹き保存会のメンバーが一年かけて厳選したほらで参拝客の皆さんを楽しませていますが、氏子や保存会のメンバーでなくても、誰でも飛び入り参加が可能です。

2022年は、豆まきの代わりに福豆やお菓子が配られ、そばやお神酒の振る舞いも中止となりますが、ほら吹き神事は午後7時40分から行われる予定です。

⑤豆を焼いて12か月の天気を占う<奈良・陀野依白山神社>

 

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節分の豆といえば鬼に向かってまくもの、もしくは健康を願い食べるものというイメージがありますが、実は占いに使う地域が全国各地に点在します。多くは節分または小正月の夜にダイズかアズキを焼くことで占い、「豆占(まめうら)」や「豆焼き」と呼ばれています。

奈良県宇陀市大宇陀区にある野依(のより)白山神社で行われる「豆占(豆焼き)」もその一つ。
今年12か月それぞれに見立てた12個の豆を火鉢の上で焼き、その焼け具合や焦げ具合で各月の天候を占います。白いと晴れ、黒いと雨天だそうです。占いの結果がわかるまでは数時間かかるので、それまで氏子さんたちはお酒を飲みかわし楽しむそうです。

まとめ

今回は、ちょっと変わった節分の祭りと行事を紹介しました。どれもユニークで、一度は体験してみたいお祭りばかりですね。

今は現地に行くのはなかなか難しいかもしれませんが、例えば自宅で柊鰯を飾ってみたり、豆まきの掛け声を変えてみたり、ほらを吹きあったりするだけでも、いつもとは一味違った節分を楽しめるかもしれません。お祭り気分を楽しんで、楽しく鬼をや災厄を祓いましょう。

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祭り開催情報

名称 箱根神社 節分祭追儺式
開催場所 神奈川県箱根町元箱根80-1
箱根神社
開催日 2022年2月3日(木)
毎年2月3日。湖上豆まき参加の場合は、12:45に元箱根港に集合。
主催者 箱根神社
アクセス 箱根登山鉄道 箱根湯本駅 から「箱根町・元箱根行」のバス「元箱根」徒歩10分
関連サイト http://hakonejinja.or.jp/hakone/setsu...
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
オマツリジャパン編集部からは全国のおすすめのお祭りの情報を発信していきます

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