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東慶寺とは?御朱印に「釋迦如来」の文字が記される寺院を彩る初夏の花

2021/9/13
2021/9/13
東慶寺とは?御朱印に「釋迦如来」の文字が記される寺院を彩る初夏の花

ご本尊の「釋迦如来」の文字が記される東慶寺の御朱印

全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。神奈川県鎌倉市の北部に建立されている東慶寺ではご本尊の「釋迦如来」の文字が記された御朱印を頂くことができます。ただ境内に御朱印所などの案内はなく、寺務所で受け取ることになります。参道沿いの門が閉まっていることも多いので、扉を開けて入らなければなりません。

東慶寺の御朱印

参道から寺務所に向かう門

寺務所の玄関

釋迦如来坐像が祀られる本堂

東慶寺は鎌倉幕府第8代執権の北条時宗の夫人によって開山され、1285年に開創された臨済宗円覚寺派の寺院です。女性からは離婚の話ができなかった封建時代に、東慶寺に駆け込めば離縁ができる女人救済の寺として約600年間、縁切りの寺法が引き継がれました。寺院の玄関の役割を担う山門からは石畳みの参道が本堂に導いてくれます。堂内にはご本尊の釋迦如来坐像が祀られています。

東慶寺の山門

山門から本堂に向かう石畳みの参道

東慶寺の本堂

本堂に祀られるご本尊の釋迦如来坐像

聖観音立像が安置される松岡宝蔵

本堂の西には寺宝を展示する宝物館の松岡宝蔵が設けられています。館内の中央には重要文化財に指定される木造の聖観音立像が安置されています。また本堂の南東には1916年に建立された鐘楼があります。関東大震災の被害は免れたものの、梁には揺れた梵鐘がめり込んだ跡が残っています。

松岡宝蔵

松岡宝蔵内の聖観音立像

関東大震災の被害は免れた鐘楼

初夏には季節の彩りで包まれる東慶寺

普段は人影まばらな東慶寺に大勢の人々が訪れるのは初夏です。寺院の境内はアジサイや花菖蒲で季節の彩りで包まれます。本堂の裏にはイワガラミの珍しい花を見ることもできます。

山門前の石階段

山門から本堂に向かう石畳みの参道

寺務所前の門

本堂前

松岡宝蔵前

立礼茶室の白蓮舎からの眺望

本堂裏に咲く珍しいイワガラミの花

神奈川県鎌倉市の東慶寺ではご本尊の「釋迦如来」の文字が記された御朱印を頂くことができます。境内に建立される本堂や松岡宝蔵では、釋迦如来坐像や聖観音立像が安置されています。例年初夏にはアジサイ、花菖蒲、イワガラミなどが季節の彩りで包まれ、大勢の人々が訪れています。

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