10月1日は都民の日!今年は日曜日ということでおでかけにもオススメです。動物や植物に触れあってみたり、芸術を感じてみたり、秋らしさを感じられ、なおかつ0円で楽しめる施設9つを厳選しました。
あわせて、東京の代表的なお祭り「江戸三大祭り」についてもご紹介しますので、あわせてご覧になってください。
そもそも都民の日とは?
「都民の日」は毎年10月1日にある記念日で、東京都が1952年に制定しました。
この日は、東京都が運営・管理するさまざまな施設が入場料無料となります。美術館、博物館、庭園ほか多くの人気スポットで実施され、都民以外でもお得に楽しめるスポットも多くあります。毎年この日は入場に長蛇の列ができる施設も多く、都民ならずとも注目の記念日となっています。
ここからは、動物園、植物園、芸術の3つのジャンルに分けて、おすすめのスポットをご紹介します!
動物に癒やされたい!動物園3選
恩賜上野動物園
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上野動物園は、東京の都心部にあり、交通アクセスもよい都市型の動物園です。約300種3,000点もの動物が飼育されています。
一番人気のジャイアントパンダのほか、キリン、ゾウ、ゴリラ、トラ、クマ、ホッキョクグマといった動物園の人気者が多数揃っています。
当日は、かなりの混雑が予想されますので、公式サイトや公式X(旧Twitter)をチェックの上で行くのがよいでしょう。
■入場無料
井の頭自然文化園
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東京でも人気の街「吉祥寺」からほど近い場所にある「井の頭自然文化園」は、井の頭公園内にある「動物園(本園)」と「水生物園(分園)」の2つを合わせた相称で、1942年に開設された東京都が運営する施設です。
動物園では、種類は多くはないですが、動物と身近に触れ合えたるコーナーが充実。「モルモットコーナー」、「ヤギ舎」、「リスの小径」は、行列覚悟の人気スポットです。ほかにも遊具も併設されていて親子でゆっくり楽しめる動物園です。
■入場無料
多摩動物公園
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多摩動物公園は、東京都日野市にある自然豊かなで開放的な空間が特徴の動物園です。
約300種類の動物を飼育し、動物をできるだけ自由な姿で展示するために檻をなくし、壕で仕切るようにしていて、のびのびと動きまわる動物が魅力的。中でも、オランウータンやチンパンジーの愛らしい表情やしぐさに笑顔があふれること間違いなし!ライオン、レッサーパンダ、キリン、コアラ、ユキヒョウなども人気です。
人気のライオンバス乗車券は、早い時間の販売終了が予想されますので、お早目に購入するのがよいでしょう。
■入場無料
植物に癒やされたい!ベスト3
浜離宮恩賜庭園
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浜離宮恩賜庭園は、江戸時代に創設され、歴代の将軍に愛されたという由緒ある庭園です。
潮入の池と二つの鴨場、池に浮かぶように建つ御茶屋など、みどころ多数。季節の花が美しく咲く庭園と高層ビル群とのコントラストはまさに都会の庭園といった佇まいです。また園北側にはお台場~浅草間を運航する水上バスの発着場があるので、庭園を満喫したあとはクルーズを楽しむというプランもオススメです。
■入園無料
向島百花園
墨田区にある向島百花園は、100年以上の歴史がある美しい回遊式日本庭園。四季を通して楽しめる美しい花々と穏やかな佇まいが人気です。
中でも、紅葉の見頃である秋は特に美しい景色を堪能することができます。名物の「ハギのトンネル」をはじめ、深まる秋にうつろいゆく園内の草花や風景は一見の価値があります。
■入園無料
神代植物公園
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調布市の代表的な観光名所である東京都神代植物公園では、約10万株の植物が四季を通して楽しめる都内唯一の都立植物園です。
今の時期は、芝生広場でみられる高さ約4m・直径約7mもの巨大なパンパスグラスが見頃!そのほか、ダリア、ヒガンバナ、ハギといった花で秋を感じることができるでしょう。
■入園無料
芸術に触れたい!
江戸東京たてもの園
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東京都小金井市の都立小金井公園にある「江戸東京たてもの園」は、歴史的建造物を保存・展示する野外博物館です。
園内には江戸時代から昭和初期までの様々な建築物が展示されていて、一歩足を踏み入れた江戸時代にタイムスリップしたような気分になれます。
また、カフェやレストラン、ショップもあるので、一日中楽しむことができます。
■入園無料
東京都現代美術館
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東京都現代美術館は、東京都江東区目にある、現代美術専門の公立美術館です。
約5,500点の収蔵作品を会期ごとに様々なテーマや切口を設けて作品を展示「MOTコレクション」、国際的な現代美術展の開催など、現代アートの魅力を味わえる観光スポットです。
■「MOTコレクション 被膜虚実/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス」の観覧料が無料
東京都庭園美術館
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「東京都庭園美術館」は、1983年に開館した都立美術館です。
見どころは、1933年に建てられた当時の姿をできる限り残したアール・デコ様式が洋館。また、敷地内には和と洋の広い庭園があり、自然を感じながらゆったりと散策したり、雰囲気のあるレストランやカフェで寛ぎながら優雅な気分に浸るのもよいでしょう。
■入場無料、展覧会「装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術」観覧料も無料
江戸三大祭り
江戸時代から続く有名な「江戸三大祭り」をご存じでしょうか?
3つの祭りの選び方は地域などによって違いがあるのですが、一般的によく取り上げられるのは、山王祭(日枝神社)、神田祭(神田神社)、深川八幡祭(富岡八幡宮)の3つの祭りです。
「神輿(みこし)深川、山車(だし)神田、だだっ広いが山王様」といった言葉もあり、江戸時代から伝わる年中行事です。
まずご紹介するのは、千代田区永田町に鎮座する日枝神社の「山王祭」です。神田祭と交互に隔年の6月に開催されます。
見どころは、総勢500人もの王朝装束をまとった行列が皇居、東京駅周辺、銀座などかつての江戸城内23kmの距離を9時間かけて巡行する「神幸祭」。また、神輿17基で日本橋を目指して練り歩く「下町連合渡御」、伝統の和菓子を神前に献じる神事「嘉祥祭」ほか多くの催しがあるのも特徴的です。
次にご紹介するのは、千代田区大手町の神田神社で開催される「神田祭」。
「神田祭」は、徳川家康が関ヶ原の戦いに臨む際に戦勝の祈祷を行ったところ、神田祭の日に見事勝利して天下統一を果たしたことから、縁起の良い祭礼として絶やさず執り行うよう徳川将軍家から命ぜられたといいます。
見どころは、盛大に行われるお神輿の宮入。神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など108ある氏子の町会から、200を超えるお神輿が練り歩きます!お神輿と担ぎ手たちが大通りを埋め尽くす光景は圧巻の迫力です。
最後にご紹介するのは、江東区に鎮座する富岡八幡宮では毎年8月15日前後に開催される「深川八幡祭(深川祭)」。
一番の見どころはお神輿で、1807年には祭り見たさに集まった人の重みで、隅田川にかかる永代橋が崩落したと伝えられています。
また、別名「水掛祭り」とも言われ、ワッショイ!ワッショイ!の伝統的な掛け声のなか、沿道の観衆から担ぎ手に清めの水が盛大に浴びせかけられます。
ちなみに水掛けには誰でも参加可能!機会があれば、ぜひ参加してみてください。
まとめ
都民の日に無料で楽しめる施設をご紹介させていただきました。
どの施設も大人だけでなく子どもでも行きやすく、終日楽しむことができます。お近くにお出かけの際は、足を延ばしてみてはどうでしょうか。
ここで紹介した施設以外でも無料で楽しめる施設はまだまだありますので、ぜひチェックしてみてください。
当日の詳細は施設の公式サイトでも確認してくださいね!