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「当番祭」をレポート!!神人となって走り競べ♪

「当番祭」をレポート!!神人となって走り競べ♪

2019年10月27日(日曜日)岡山県加賀郡吉備中央町吉川・吉川八幡宮「当番祭」とうばんまつりを見にいきました。実際のお祭りは、1ヵ月続く祭礼です。裃を身につけた供人や、白装束の「当番様」が活躍する大祭の見どころを紹介します。

当番祭ってどんなお祭り?

岡山県指定重要無形民俗文化財に指定されている吉川八幡宮当番祭は、古くから伝承されているお祭りです。当番祭とは「訪問する最初の祭り」という意味で、2社以上の八幡宮の氏子がお互いに訪問し合い、氏子の繁栄と豊穣を祈り、親睦を深める祭りがはじまりといわれています。

祭りの行われる吉川八幡宮は、平安時代1096年に岩清水八幡宮の別宮として建立し、本殿は国の重要文化財に指定される歴史ある場所です。その北と南の地域から10歳前後の男子(当番)が一人ずつが神人となり、行われるお祭りです。

「仮屋入り」がはじまる!

早朝に当家から着飾った馬に乗った当番を中心に、お供と行列で八幡宮を目指し、神官の出迎えを受けます。そして境内に設置された、傅守(もり)と呼ばれる場所に9時頃に入られます。白装束の当番を中心に警固の供人が仮屋に入って行きます。そして地域の方達が順次挨拶に訪れます。

お供の方々が、お酒を飲みながら、地域の方々がお祝いの品々をもってくるたびに、言挙という言葉が飛び交います。その言葉が「お當番・大太刀持・伝守・介添・お手振・脇立・何れもお礼申す」と言ってます。

白装束の当番様を中心に、当主、太刀持、宮総代が祭りの安全や1年の感謝を願って祭りを盛り上げていきます。

境内も段々とにぎやかになって行きます。

独特の言葉が心地いいです、結構ズ~ット聴いておけます。

国の重要文化財本殿にて御祭典

10時半頃から、来賓者達とともに修祓所でお祓いを受けて、神殿にお供え物をして、宮司さんが祝辞奉上、巫女舞、玉串奉納と続いていきます。

今年は週末毎に天気が悪く、お祭り巡りも厳しい年でしたので、この日は晴天で「お祭り」が見れることに感謝です。1か月続く祭りの当番祭は、10月1日に迎え祭典が行われ、新しい当番様を決める日となってます。

令和元年の主役の方々です。10月1日は当ざし神事で当番様を決めます。吉川八幡宮を中心に南と北の2地区で両親が健在で、10歳前後の健康な男子を選び、当番候補者を印したくじを、3方に置いて宮司さんが釣り上げる独特の方法で当番さんを決めるそうです。

低い姿勢から突き上げる獅子舞

低い姿勢の獅子舞も子供達が奉納して地域総出でお祝いをします。

ポカポカ陽気で良かったです。10月2日から4日の間に打ち合わせを行い、古来の資料や江戸時代の打ち合わせ規約を守って現代に伝えているそうです。10月19日(土曜日)垢離とりが行われ、塩垢離大明神を祭る洞窟の清流で当番以下「みそぎ」を行って潔斉し、両当番が縄を3回くぐる神事を行って、俗界から神界に入ることができます。

地域の方々の協力があって、伝統の祭りは続いていくのですね。

当番様は垢離とりから祭典終了まで、俗名を呼ばれず、当番様と呼ばれ神人としての役を務めます。お祝い中も傅守(もり)へ帰られ、接待を受けます、次から次へと訪れてこられます。当番様と当主さんの頭に葉が付いてます。

気分がいいから御神幸へ

14時に御旅所へ行列で御神幸をします。10月20日(日曜日)各家から白米1升を持参して「どぶろく」を仕込み20日頃で酒になるこの日に樽の口を開けて新酒を神様に供えて直会を開いて、口開けを行ったようです。

当番祭の記事は当日高校生がくれた パンフレットを参考に書いてます。

10月26日(土曜日)は宵祭り朝の直会を終え、大祭と同じように当番他行列で、吉川八幡宮へ向かい仮屋で、本殿御頂杯神事予行や境内で子供神輿、大祭日程を告げられて、各当家で直会が行われるようです。

御旅所へ一緒についていきます。

さあ!お楽しみの走り競べ!

南と北地域の走り競べ前に気合い十分!

当番様、傅守、介添、手振、脇立 の順番に走り競べがあります。

15時頃に御旅所からお帰りのクライマックスに、走り競べがあります。

学年差を付けて競争です、吉川八幡宮で皆がまってます。

大人はガチンコ勝負です。

境内石段のカーブが危ないんだよね。

これが波区芸の神事

今回は祭りが終わって、当家の前庭に「波区芸」という特別な工作物を設けてるとお聞きしたので、当家さんの了解を頂いて、写真を撮らせて頂きました。この全体が波区芸といわれ神が降臨する神聖な室です。大祭中の最も重要で厳粛な祭事のようです。

波区芸あげは、大祭翌日10月28日(月曜日)行われます。

祭り全体を紹介するパンフレットがあったので、知ることができました。普段見に行ってる祭りも、細かい流れがわかれば奥深さがわかって楽しいですね。
引用参考パンフレット「中高生の力でつながる吉川地区の歴史と未来」事業実行委員会編 ありがとうございました。お祭りの関係者の皆様ありがとうございました。

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marble

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