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見どころ満載!尺玉大連発!ツインリンクもてぎ 花火と音の祭典 “New Year Fes”

2019/12/9
2019/12/10
見どころ満載!尺玉大連発!ツインリンクもてぎ 花火と音の祭典 “New Year Fes”

2020年も開催決定!新しい年の始まりに、国内屈指の高品質な花火エンターテイメントを楽しんでみませんか?観覧席チケットも発売中です!
(この記事は2019年1月に公開されたものを再編集しています。 2019年12月9日 編集部更新)

新年早々の大型花火と言えば、栃木県のツインリンクもてぎ 花火と音の祭典“New Year Fes”を置いて他にありません。普段はサーキット場で四輪のSUPER GTや、二輪の日本グランプリなどのレースが開催されているのですが、正月と夏の年2回に限っては盛大な花火ショーが行われています。

また、園内には親子連れでも楽しめる様にゴーカート場を始め、様々なアトラクション施設が用意され、季節に合わせたイベントがいくつも開催されています。今回は、正月らしい紅白のニューイヤーゲートが来場者を迎えてくれました。

17:00よりイベントが開始され最初に生バンドの演奏、そして20分頃から花火が打ち上がります。花火を担当する群馬県の菊屋小幡花火店は数々の花火競技大会での受賞歴があり、国内屈指の高品質な花火が楽しめます。秋田県大仙市で開催される全国花火競技大会 大曲の花火では、2018年に国内最高峰である内閣総理大臣賞を獲得しました。

第1部 上州彩風(じょうしゅうさいふう)

こちらのプログラムは、昨年の土浦全国花火競技大会が途中で中止になり打ち上げる事ができなかった幻の作品になります。花火は一度、筒にセットしてしまうとなかなか再利用が難しいのですが、こうして日の目を見る事ができて花火師さんも少しは報われたのではないでしょうか。

第2部 四季光彩(しきこうさい)

四季の情景を花火で表現するプログラム。春夏秋冬それぞれの特徴がよく出ていました。特に冬の「里山の忘れ柿」は2018年の内閣総理大臣賞を受賞した花火でもあり、何年にも渡り少しずつ改良を重ねた作品になります。

・春の情景「八重桜」

・夏の情景「潮騒の唄」

・秋の情景「柳に満月」

・冬の情景「里山の忘れ柿」 【内閣総理大臣受賞作品】

第3部 星空に大輪の煌めき

尺玉(開花直径約330m)もの花火を1発ずつ丁寧に見せてくれるプログラム。一瞬で消えてしまう花火ですが、職人の魂が込められた作品は、限られた時間で様々な色の表情を見せてくれます。ここが日本の花火の凄い所であり、もっと多くの人に認識して貰いたい所でもあります。

第4部 呟き星々の詩(うた)

フィナーレはフルワイドでのミュージックスターマイン。上下のメリハリがあり、バランス良い演出でした。ザラ星(筒から噴出させる花火の元)の効果音もよく計算されていた様に思います。

花火終了後には中央エントランスでツインリンクもてぎのキャラクターであるコチラ・チララと記念撮影会が行われていました。小さい子供だけでなく、大人にも大人気です。

また、足元に置いてある約1000個ものランタンは来場者の制作物になり、大切な人へのメッセージや2019年の願いが込められたメモリアルランタンになります。HAPPY NEW YEARの形にも並べられていました。花火終了後には、持ち帰りも可能だそうです。

今回のまとめ

相変わらず内容が濃い花火でした。特に第2部の様なテーマを決めて一貫性のあるプログラムは他ではなかなか見られず、よく考えられています。

質の良い国産の花火で構成されたプログラムは、世間一般の宴会目的で雰囲気を楽しむ花火大会とは訳が違います。映画やコンサートと同じく鑑賞するものなのです。

花火をエンターテイメントとして昇華し、お金を払ってまで見に来る価値があると認識するには最良の場所と言っても過言ではありません。次回は2020年1月2日(木)です。混雑が予想されますので早めの来場をオススメします!

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