夏の日盛りに木陰の恋しい季節となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。今年、令和3年の「土用の丑の日」は、7月28日の水曜日。今回は、高級スーパー成城石井さんのオリジナル商品「国産手焼うなぎ蒲焼」をご紹介します。「土用の丑の日」の参考になれば幸いです。
「土用の丑の日」とウナギ
本来、ウナギが一番美味しい時期は脂の乗った秋から冬と言われていますが、夏の暑い時期に栄養価の高いウナギを食べる習慣は古代からあったようです。奈良時代の歌人・大伴家持が詠んだ歌からも、夏の栄養源としてウナギを食べていたことが伺えます。
しかし、「土用の丑の日」にウナギを食べる習慣ができたのは、江戸時代(安永・天明の頃)といわれています。この由来には諸説ありますが、通説とされているのが平賀源内説です。夏場に売れ行きが悪くなったウナギ屋から相談を受けた平賀源内が、「土用の丑の日に『う』がつくものを食べると良い」という宣伝を利用するよう助言したところ、そのウナギ屋は大繁盛。その後、他のウナギ屋も同様の広告手段をとったことで、次第に「土用の丑の日」にウナギを食べる風習が定着したとされています。
はじめての万葉集(県民だより奈良 平成28年7月号):http://www.pref.nara.jp/44177.htm
「成城石井オリジナル 国産手焼うなぎ蒲焼」とは?
成城石井さんは、成城学園前駅前の果物店を前身とするスーパーマーケット。高品質な食料品を扱う高級スーパーとして知られています。現在は、関東地方を中心に中部地方、近畿地方の複合商業施設や駅ビルに店舗を構えています。今回は「土用の丑の日」が近いこともあり、成城石井さんでみつけた「成城石井オリジナル 国産手焼うなぎ蒲焼」の実食レポをします。
「成城石井オリジナル 国産手焼うなぎ蒲焼」とは、国内産活鰻を使用し、職人さんが1枚1枚手焼きで仕上げたという「うなぎの蒲焼」。うな丼に最適な大きさにカットされたうなぎの蒲焼を、真空パックにした商品となっています。成城石井オンラインショップでも取り扱いがあるため、ご近所に実店舗がない方も購入可能です。
成城石井オリジナル 国産手焼うなぎ蒲焼:https://www.seijoishii.com/d/62605
真空パックと侮る勿れ
温め方は湯煎するか、電子レンジで……。筆者は、お湯で温めた方が美味しく頂けると思い湯煎を選びました。
湯煎の場合は、紙の部分を外し、真空パックは開封しないで、沸騰しているお湯の中で約5分間温めます。電子レンジの場合は、真空パックから取り出してお皿にのせ、ラップをかけて約1分間。ただし、機種によって加熱時間が異なるため注意しましょう。また、添付のたれや山椒は電子レンジで加熱することはできません。
真空パックのため、見た目はぺったんこ。とは言え、肉厚とは言えませんが、身はふっくらと柔らか。パサパサした感じもなく、脂の乗りも程々のためしつこくありません。
国産を謳っているだけあって、外国産(近所のスーパーで売られている特売品ウナギ)で感じる独特な泥臭さはありません。ほのかに漂う手焼きの香ばしさも楽しめます。うな丼にして食べるのはもちろんですが、タレは甘すぎないため、蒲焼きとしてそのまま食べるのもおすすめです。
高級スーパーならではの気配りも嬉しい
購入時に保冷材を付けてくれるのも高級スーパーならではのサービス。味もさることながらこうした気配りも嬉しいですね。今年の土用の丑の日は「成城石井オリジナル 国産手焼うなぎ蒲焼」で舌鼓を打つのはいかがでしょうか。要冷蔵ですが、真空パックのため事前に準備しておくこともできすよ(筆者が購入した商品の賞味期限は8月の上旬でした)。この季節は体力が勝負!美味しいウナギで、快眠快食を心がけてまいりましょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
成城石井公式サイト:https://www.seijoishii.com