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お参り行事とは?新米ママは必見!産まれる前から成人するまでのお参り行事を紹介!

更新日:2022/7/12 いけだじゅんこ
お参り行事とは?新米ママは必見!産まれる前から成人するまでのお参り行事を紹介!

森羅万象に「神様」を見出し、生活の中でなんとなく神仏の存在を信じている人が多い日本人。
大切な我が子の成長に関しては、神仏に祈願する風習が多く受け継がれています。この記事では、子どものための「お参り行事」とその意味、行く時期などを解説します。

子どもの健康を祈る気持ちは生まれる前から「戌の日参り」

医療が十分発達していなかった時代においては、妊娠出産はまさに「命懸け」でした。現代でも、無事に赤ちゃんが生まれてくるまで、不安な気持ちを抱えるお母さんは少なくないでしょう。「戌の日参り」は母子の健康を神様・仏様に祈願する風習です。

「戌の日参り」は、妊娠5ヶ月目の最初の「戌の日」にお参りに行きます。犬はお産が軽く、多産であることから「安産の象徴」とされてきました。そんな犬にあやかろうという想いが込められている行事です。

神社でのご祈祷のあと、妊婦さんは腹帯を身に付けます。最近では腹帯を付けない妊婦さんもいますが、かつて腹帯は、周囲に妊娠を知らせる儀礼的な意味合いがありました。現在も、戌の日参りは「帯祝い」とセットで行われることが多いです。

生まれて初めて神様へご挨拶、健康な成長を願う「お宮参り」

お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長や長寿を祈願する行事です。赤ちゃんが無事に生まれたことの報告や感謝を神様にお伝えする意味も兼ねているといわれています。

お宮参りは「生後1ヶ月を過ぎた頃」に行くのが一般的です。しかし、生後1ヶ月の赤ちゃんはまだ小さく、抱っこして出歩くのが怖いと感じるお母さんは少なくありません。数時間おきの授乳が必要な時期でもあるので、外出は想像以上に大変です。産後の体調が整わないお母さんも多いでしょう。

そのため、「生後1ヶ月」はあくまで目安。赤ちゃんとお母さんの状況を見て、ベストなタイミングを選びましょう。赤ちゃんの月齢は気にせず、桜や紅葉がきれいな季節にお宮参りをする家庭も増えているようです。
せっかくのお宮参りは、神社でご祈祷していただくのが望ましいですが、天候や体調によってはお参りだけでも想いは通じます。

 

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無事成長できたことを感謝する「七五三参り」

昔は「7歳までは神のうち」といわれるほど子どもの死亡率は高く、子どもが無事歳を重ねられることは大きな喜びでした。七五三は、3歳、5歳、7歳の節目をお祝いし、ここまで無事成長できたことを神様に感謝する行事です。子どもに晴れ着を着せ、神社にお参りに行くのは、成長した我が子の姿を神様に見せるためなんですね。

七五三の行事は、地域によって少しずつ内容が異なります。一般的に男の子は5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いすることが多いです。
男の子の5歳は、袴を身につけ少年の仲間入りをする「袴着(はかまぎ)の儀」が由来といわれています。女の子の3歳は、短く刈っていた髪の毛を伸ばす「髪置きの儀」、7歳は幼児の着る着物を卒業し、きちんと帯を結ぶようになる「帯解(おびとき)の儀」が由来です。

最近では、男女に関わらず、3歳、5歳、7歳でお祝いの行事をする家庭も多いです。


大人の仲間入りを祝う「十三参り」

十三参りは、子どもの数え年13歳をお祝いする行事です。関西が中心の風習なので、関東では馴染みのない人もいるかもしれません。

かつて13歳は「半元服」と呼ばれ、本格的な成人式にあたる「本元服」に先立って、徐々に大人の仲間入りをする年齢でした。男女ともに十三参りでは大人用に仕立てた晴れ着を着て、神様にご挨拶をします。
十三参りでは、無限の知恵と慈悲を持つという虚空蔵菩薩を本尊とする寺社にお参りにいくと良いとされています。京都の法輪寺、大阪の大平寺、奈良の弘仁寺などが有名ですが、最近では虚空蔵菩薩に限定せず、身近な寺社にお参りする家庭が増えています。

十三参りは旧暦の3月13日前後に行うものでしたが、最近では特に限定せず、3月〜5月、10月〜11月など気候の良い時期に行われます。ちょうど小学校を卒業し、中学校に入学する年齢なので、進学のお祝いを兼ねる場合も多いようです。

無事に大人になった姿を神様にお見せする「成人奉告祭」

20歳は大人への仲間入りを果たす大切な節目です。
1月の第2月曜日「成人の日」に開催される成人式とは別に、神様に自分の成長を感謝し、無事大人の仲間入りができたことを奉告するのが「成人奉告祭」です。

地方公共団体が開催する成人式は、久しぶりに友達と再会する同窓会のような楽しさがありますが、成人奉告祭は両親に感謝し、成年としての精進を神様にお約束する大切な儀式です。成人式の「前撮り」として、記念撮影もセットにする家庭が多いです。

お宮参りや七五三など、これまでお祝いごとやお参りをしてきた寺社は、20歳までの成長を見守ってきてくれました。成人奉告祭では、そんな馴染みのある神様に自分の成長した姿を見せられると良いですね。

まとめ

子どもの健やかな成長は、親の何よりの喜びです。事故に遭わないか、病気をしないか、祈るような気持ちでいるご両親も多いでしょう。節目のお参り行事は、子どもが神様のご加護を受け、良い人生が送れるよう願いを込めて行われます。

子どもにとっても、晴れ着を着て両親とお参りに行く体験は大切な思い出。自分の幸せや健康を祈ってくれる周囲の人の気持ちを感じてくれるでしょう!

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この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター

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