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厄除地蔵尊大祭は2月に行われる甲府三大祭りの1つ。お地蔵さんが24時間だけ願いを聞く!?

厄除地蔵尊大祭は2月に行われる甲府三大祭りの1つ。お地蔵さんが24時間だけ願いを聞く!?

お祭りの舞台は山梨・甲府

今回のお祭り「厄除地蔵尊大祭(やくよけ じぞうそん たいさい)」の舞台、山梨県甲府市。新宿から高速バスで約2時間、JRの特急あずさで約1時間半で来ることができる、山梨県の県庁所在地です。甲府駅の前では、言わずと知れた地元の偉人「武田信玄」が出迎えてくれます!

行列が温泉街を練り歩く

甲府駅から山梨交通のバスに乗ること10分程、厄除地蔵尊大祭が行われている湯村温泉の入口に到着です!この温泉街を中心にお祭りが実施されます!

お祭りがはじまる12時を前にして、すでに厄除地蔵尊塩澤寺(えんたくじ)へ向かう参道には多くの参拝客が集まっています!12時を過ぎないと境内へ入ることは許されず、厄除地蔵尊のご利益を求めて待つ熱心に待つ皆さまで盛り上がっていました!

12時、境内から法螺貝の音が聞こえてきました!先頭には御幣を持った山伏が。行列を引き連れて進んできます!

山伏の後ろからはお坊さんが続きます。「天下泰平」「万民豊楽」「厄難消除」「開運招福」と書かれた御札を参拝客に配っていました。この御札、お財布などに入れて持ち歩くとご利益を得られるんだとか!

カラフルな御札です!

この行列は「おねり」と呼ばれていますが、なんとお祭り当日11時30分までに塩澤寺で受付を済ませると誰でも参加することができるんです!法被も借りることができるので、ぜひ厄除けのおねりに参加してみてください!

参道に続く露店

塩澤寺へ続く温泉街の参道には、左右びっしりと露店が立ち並びます!

おいしそうな香りが参道を包んでいます。ぜひ、おねりを見た後に散策してみてください!

厄除け、と言うことでだるまも並んでいました!珍しい青いだるまもありますね!

このお祭りの露店は、縁日的な要素も持っているのでしょうか?三陸から、宮城のわかめが販売されていました!他には乾物や果物が並んでいる露店も!

そしてここからは、露店に並ぶ厄除地蔵尊名物を紹介していきます!

はじめは「切さんしょう」!名前の通り山椒が使用されたお菓子なのですが、山梨では節分の前後に食べることが多いんだとか。山椒の香りとほのかな甘さが特徴的です。

お次は「厄除け福餅」!食べて厄を払っちゃいましょう!

続いては「たんきり飴」!なんでたんきりなのかと言うと、塩澤寺にいる石仏「たんきりまっちゃん」に因んでいます!たんきりまっちゃん、何者!?と思った方がいるかもしれませんが、たんきりまっちゃんは地元で愛される痰や喉の悩みを解決してくれるお地蔵さんです。その姿は珍しく、自然の石に首が乗せられた首地蔵と言う形態のもの。境内奥の墓地にいるそうなのですが、お祭り期間中は残念ながら立ち入りができないのでご注意を。

※ラベルの石仏が”たんきりまっちゃん”です!

最後は「がらがら」!こちらは甲府の節分の風物詩と言っても過言ではない、子ども向けのお菓子です。振るとがらがら、がらがらと言う音がなるのが特徴でこの名前がついています。なぜこんな音が鳴るかと言うと、小麦粉生地でつくられた三角形のお菓子の中におもちゃが入れられているから!何が入っているかは、お菓子を割ってみてからのお楽しみ。これは子どもたちが喜びますね!

行列を見た後は、地蔵尊にお参り

露店を散策している間に、おねり行列が塩澤寺の目前まで帰ってきました。境内前の参道では、山伏が御幣で参拝者に厄除けをしながら進んできます。

厄除けをしてもらった後は、境内へ参拝に向かいましょう!

階段を登り切った場所にある地蔵堂の中では、火を焚いて祈祷が行われています。

奥を見ると、ご本尊の石造地蔵菩薩坐像が優しい顔で座していました!こちら山梨県指定文化財にも登録されている石仏で、2月13日正午から14日の正午にかけての24時間のみ耳を開いて願いを聞いてくれると言い、この24時間に合わせて厄除地蔵尊大祭が実施されています!

地蔵堂を出ると、春の装いを感じられました!

販売所では、厄除けの「お地蔵熊手」が!ご利益を持って帰りたくなりますね!

最後はやっぱり温泉

お祭りの舞台が温泉街と言うことで、お祭りの後はぜひ武田信玄も湯治に来ていたと言う、湯村温泉のお湯に浸かって帰りましょう!

私は「旅館明治」さんで日帰り入浴をさせていただきました!豊富な湯量がものすごい、天然かけ流しのアルカリ泉で、入っていると少しとろみの感じられるお湯は肌触りが良く最高でした!

旅館明治さん、なんとあの太宰治が滞在し、執筆活動をしていた時期があるんだとか!こちらで「正義と微笑」、「右大臣実朝」と言う2本の小説を書いたそうです。

ほかにも湯村温泉から少し歩くと、富士山が見られたり、山梨と言えばなほうとうが食べられるお店もあります!ぜひ、お祭りと合わせてこちらもチェックしてみてください!

厄除地蔵尊大祭、いかがでしたでしょうか?24時間だけ願いを聞いてくれるお地蔵さんに因んで行われるお祭り。厄病の広がる昨今の状況ですが、お地蔵さんのパワーを借りて厄除けしていきたいですね!

ユニークなおねりに、名物のお菓子、そして温泉まであるお祭り。ぜひ来年の2月13,14日は厄除地蔵尊大祭へ行ってみてください!

※当記事は2020年2月13日に取材したものです。

インフォメーション

名称 厄除地蔵尊大祭
開催場所 山梨県甲府市湯村3-17-2
開催日 2020年2月13日(木)~2020年2月14日(金)
毎年2月13日12時から14日12時まで
アクセス 【電車でお越しの場合】
バス:湯村温泉入り口停留所下車 徒歩約10分
タクシー:約10分

【車でお越しの場合】
中央自動車道:甲府昭和インターチェンジより20分
中央自動車道:双葉スマートインターチェンジより15分
※20台分の駐車場スペースがあります。
関連サイト http://www.entakuji.jp/index.html
written by
高橋 佑馬

高橋 佑馬

1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!
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