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例年10月下旬から11月中旬に開催される「山中湖紅葉まつり」
日本で最も高い山は富士山です。江戸時代中期の1707年の宝永大噴火以来、火山活動は行っていませんが、何度となく噴火を繰り返しました。山麓には5つの堰止湖が誕生し富士五湖と呼ばれています。この中で最も東に位置し、最大の面積を持っているのが山中湖です。約6.57平方キロメートルの湖は一年を通して四季折々の彩りで包まれます。例年10月下旬から11月中旬には紅葉で彩られ、「山中湖紅葉まつり」が開催され、2021年には10月29日~11月14日の期間で行われました。
たくさんの種類の乗物が浮かぶ山中湖
山中湖は富士山の北東麓の海抜約980.5メートルに穏やかな水面を湛えています。一年を通して四季折々の表情を見せ、秋には湖畔や周辺の山々が紅葉で重層的に彩られます。湖面からは360度のパノラマで紅葉を楽しめます。乗物は遊覧船やボート、ヨットの他、水陸両用バスのカババスなど。たくさんの方法で湖面から紅葉狩りができるのです。
紅葉が彩る「山中湖紅葉まつり」の会場入口は、バスターミナル「森の駅」の北にある旭日丘湖畔緑地公園です。
真赤に染め上がる旭日丘湖畔緑地公園に姿を見せる露店
山中湖の南に接する旭日丘湖畔緑地公園は、紅葉で真赤に染め上がります。
旭日丘湖畔緑地公園の中央の広場には、各種の露店が並びます。
「山中湖紅葉まつり」の多彩なイベント
露店が軒を連ねる旭日丘湖畔緑地公園の中央広場では、「山中湖紅葉まつり」の期間中の土日祝日には多彩なイベントが行われます。
日替わりのイベントは多種多様で、鳥くんによる野鳥ガイドツアー&トークショーの他、旭日丘湖畔緑地公園の東端では乗馬体験(ふれあい&引き馬体験)なども企画されています。
乗馬体験の会場から恋人橋を渡った東のエリアは、キッチンカーゾーンです。ほうとうのキッチンカーでは、スタンダードほうとうに加えて、新作ほうとうがメニューに加わります。
マリモ通りや湖畔から望む紅葉越しの富士山
旭日丘湖畔緑地公園に沿って山中湖の南岸を走るマリモ通りは、紅葉街道のようになります。通りや湖畔からは紅葉越しに富士山の勇姿を望むことができます。
富士山の噴火によってできた富士五湖の中で最も東に位置する山中湖には、数多くの観光施設が設けられ一年中、訪れる人々が絶えません。例年10月下旬から11月中旬には紅葉が湖を囲み、「山中湖紅葉まつり」が開催されています。期間中には多彩なイベントが企画され、秋の彩りに包まれながら、楽しい一日を過ごすことができます。