20種類前後のバラエティー溢れる御朱印
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。群馬県太田市に社殿を構える八坂神社では、20種類前後のバラエティー溢れる御朱印が頒布されています。
紙面の中央に社号の文字が記されるオーソドックスな御朱印では、神社名が金色で書かれ神々しさが漂っています。右下には「蘇民将来」の文字も添えられ、災厄疫病を除いて福が招かれることを期待しています。紙面全体に金字で「氣」が書き留められる御朱印には大きなパワーが漲っているようです。
期間限定の御朱印も月や季節ごとに準備されます。
さらに動物が描かれた御朱印も充実しています。2022年は寅年限定御朱印として、「竹虎」、「勾玉の虎」の2種類のデザインで描きこまれます。猫が個性的な仕草で紙面を賑わせる御朱印にも興味がかき立てられるかもしれません。
種類豊富な御朱印帳や授与品
御朱印ばかりでなく、オリジナルの御朱印帳もとても種類豊富です。猫や犬の他にも蛇が姿を現しています。神社では白蛇が飼育されており、春から秋の暖かな季節に観覧することができます。
八坂神社では、拝殿の西に設けられた祈祷受付所で御朱印を頂くことができます。窓口ではお守り、絵馬などの各種の授与品が並んでいます。
876年に創建されたと伝わる八坂神社
八坂神社は平安時代の876年に創建されたと伝わります。神社の正面玄関に建つ鳥居を潜ると正面にシンメトリーで安定感が溢れる拝殿を見ることができます。北に繋がる本殿には、龍や鶴、唐獅子、獏、麒麟、鶏などの緻密な彫刻が施されています。
例年7月に開催される「世良田祇園まつり」
1100年あまりの伝統を刻む神社では、一年を通して様々な年中行事が開催されています。中でも例年7月に開催される「世良田祇園まつり」は、戦国時代にまで歴史を遡ることができる伝統行事です。「沼田祇園祭」、「大間々祇園祭」とともに、上州三大祇園祭の一つに数えられています。八坂神社を中心に市内を神輿や屋台の巡行が行われます。
八坂神社は東武伊勢崎線の世良田駅の南約600メートルに社殿を構えています。駅のホームや駅前には観光案内図が掲示されています。県道69号線を南に直進すれば、神社の案内が目に入ることでしょう。
群馬県太田市の八坂神社では、20種類前後の御朱印が頒布され、バラエティー豊富です。876年に創建されたと伝わる神社の拝殿は安定感が満ち、北に繋がる本殿は緻密な彫刻で囲まれています。例年7月に開催される「世良田祇園まつり」は、上州三大祇園祭の一つに数えられ神社を中心として神輿や屋台の巡行が行われます。