イルミネーションで輝く市民の憩いの場
神奈川県南東部の三浦半島に位置する横須賀市は、東京湾の入口にあたるため江戸時代から国防の拠点とされていました。戦後もアメリカ海軍が駐屯地を設けていますが、倉庫の跡地を整備して「くりはま花の国」が造園されました。市民の憩いの場となった「くりはま花の国」は例年、年末にはイルミネーションで彩られます。2020年12月5日~2020年12月27日には、「くりはま花の国ウィンターイルミネーション」が開催されています。
入口広場に設置されるステージ
「くりはま花の国ウィンターイルミネーション」のメイン会場となるのは入口広場です。春秋にはポピーやコスモスの花が季節の彩りに染めるポピー・コスモス園が接する南面には円形のステージが設置され、ツリーやサンタクロース、トナカイがイルミネーションで輝きます。
入口広場の東の斜面もイルミネーションで装飾されます。
冬季の夜はひっそりと静まり返るポピー・コスモス園沿いの園路はイルミネーションで照らし出され、なだらかな坂道を上って冒険ランドに向かうことができます。
独特の色彩のコントラストで夜空に浮かび上がるゴジラ
冒険ランドには全長約10メートルのゴジラが姿を現します。背中を滑り台となっているのです。日中には歓声をあげる子ども達で囲まれるゴジラは、年末年始の夜間にはライトアップされ、夜空にくっきりと浮かび上がります。青と赤の色彩のコントラストがとても印象的です。
イルミネーションで彩られる久里浜商店街
「くりはま花の国」は、JR横須賀線と京急線の久里浜駅から南に1キロあまりです。久里浜駅から南東に延びる商店街の左右にもツリー状のイルミネーションが設けられています。
神奈川県横須賀市の「くりはま花の国」は、一年を通して季節の花で彩られます。年末の夜はLEDのイルミネーションで輝きます。冒険ランドのゴジラも豊かな色彩でライトアップされます。