2020年、世界を揺るがせた新型コロナウイルス感染症の影響により、日本各地で多くの祭りが中止・延期を余儀なくされました。地域の文化と心をつなぐ祭りの火を絶やしてはならない――その思いから、株式会社オマツリジャパンは、オンラインという新たな形で祭りの力を届けるプロジェクト『おうちでお祭り騒ぎ！オンライン夏祭り2020』を企画・運営しました。
当日は、全国8つの祭り団体が集結し、YouTubeライブ、Twitterライブ、Facebookライブを通じて配信。視聴者数は2万人以上を記録し、メディア露出による広告換算効果は1億円以上に達しました。コロナ禍における新たな祭りの可能性を提示し、民俗文化の継承と発展に貢献する一大プロジェクトとなりました。
＜この記事のポイント＞
オンライン夏祭りで2万人超視聴！
全国8団体をつなぎ文化継承！
広告効果1億円超の注目イベント！
オンラインで全国をつなぐ、新たな祭りの形
本イベントは、東京・群馬・大阪の三会場を中継で結び、現地からの踊りのライブ配信を中心に展開。
加えて、「祭りの未来を考える座談会」や「ご当地ガールズによる地域PR対決」など、バラエティ豊かなプログラムをリアルタイムで配信し、視聴者を巻き込みながら盛り上げました。
メイン配信拠点となったのは東京・神田明神文化交流館「EDOCCO STUDIO」。ここを中心に、群馬・桐生市からは「桐生八木節まつり」、大阪・泉州地区からは「泉州音頭」の中継を行い、複数地域をまたぐダイナミックな演出を実現しました。政府の感染症対策ガイドラインに準拠し、現場でも万全の感染防止策を講じた上で開催しています。
また、ライブ配信と事前収録コンテンツを組み合わせ、オンラインならではの臨場感と安定した運営体制を両立させました。
実績と反響
- 総視聴者数：2万人超
- 「わいわい踊りステージ」再生回数：23,723回（8月21日時点）
- WEBページPV数：34,005PV（8月16日時点）
- メディア露出効果：テレビ・新聞・雑誌など10以上のメディアで紹介、広告換算額1億円以上
参加した祭り団体からも、「夏が来たと実感できた」「画面越しでも思いを届けられた」といった声が寄せられ、コロナ禍で活動の場を失った担い手にとっても大きな意義ある機会となりました。
伝統文化を活かすイベントコーディネート力
本プロジェクトでは、全国各地の祭り団体とのネットワークを活かし、地域色豊かなパフォーマンスを実現しました。
また、イベントの企画・運営・プロモーションに至るまで一気通貫で支援することで、企業協賛の提案からコンテンツ設計、メディア戦略までトータルで価値を創出しています。
オマツリジャパンのイベント・コーディネート事業は、単なる興行ではありません。
伝統民俗行事・芸能に新たな活躍の場を開拓し、文化継承と発展に寄与することを使命としています。リアル開催が難しい状況でも、文化を未来へつなぐために、柔軟な発想と確かな実行力で挑み続けています。
コロナ禍を超えて、祭り文化を次世代へ。
「単なる代替手段ではない」
それがオンラインイベントの可能性です。
オフラインでの体験とは異なる形で、祭りの魅力をより多くの人に届ける新たなチャネルを開拓できる。
それは、これからの社会において、祭り文化を広げ・深めるための重要な選択肢になると私たちは考えています。
企業にとっても、祭りという地域に根差した文化コンテンツへの支援は、単なるプロモーションにとどまらず、企業イメージの向上や地域とのエンゲージメント強化に直結します。
オマツリジャパンは、Withコロナ・Afterコロナ時代を見据え、
伝統と革新をつなぐパートナーとして、皆さまと共に新たな祭り文化の可能性を切り拓いてまいります。
ぜひ、お気軽にご相談ください。