四万六千日・ほおずき市
四万六千日は仏教の菩薩の一尊である、観世音菩薩(かんぜおんぼさつ 観音菩薩・観音様)の縁日であり、46,000日分の功徳(くどく)がある縁日と言われています。
功徳を積むことで果報やご利益を受けられるとされています。また、縁日にその神仏にお参りをすると普段以上にご利益があると信じられています。
つまり、四万六千日に参拝すれば、46,000日分参拝したのと同じご利益があるということになり、江戸時代になると、「四万六千日」が定着し、人々は我先に浅草寺を参詣しようと前日の7月9日から境内が賑わうようになったため、7月9日と10日の2日間が縁日とされ、現在に至ります。
境内では「ほおずき市」が開催され、様々な出店が立ち並び、たくさんの人で賑わいます。
この2日間だけ、浅草寺から「雷除守護」のお札が出されます。