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三重県の景勝地の1つ「赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)」では、秋冬にライトアップイベント「赤目渓谷 幽玄の竹あかり」が開催されています。

ひんやりと澄んだ空気の中、渓谷に2000本あまりの竹あかりが輝き、その眺めはまさに「幽玄」。こちらのイベント、2023年1月29日(日)までと残り期間はわずか。とても美しく貴重な景観なので、ぜひご覧になってみてください。

渓谷美と伝説の地「赤目四十八滝」

赤目四十八滝は、三重県名張市にある美しい渓谷です。修験者の修行の地であったといわれ、役小角(えんのおづぬ)伝説も残る、山岳信仰の聖地でもあります。

赤目四十八滝

「赤目」という地名にはこんな伝説があります。飛鳥時代の呪術者である役小角(修験道の開祖)がここで修行をしていたところ、牛に乗った不動明王が現れたというのです。その牛の目が赤かったことが、「赤目」の由来となったのだとか。

渓谷には伝説を記した看板と、赤い目の牛の像があります。

赤目四十八滝

伝説もさることながら、飛鳥時代にさかのぼるというその歴史にも驚きますね。

ここにはその名のとおり、大小たくさんの滝があります。滝の形状は、大きく落水するものから、岩肌を滑るように落ちるものまでさまざま。渓谷内は整備され、比較的歩きやすいハイキングコースになっています。

赤目四十八滝

そんな渓谷美と伝説の地を竹あかりで照らすイベントが、今回ご紹介する「幽玄の竹あかり」です。

約2000本の竹あかりが渓谷を照らす

赤目滝バス停から先にいくつかのライトアップスポットがありますが、メインとなるのは、日本サンショウウオセンターのある「滝入口」から「不動滝」までの約230mの区間で、こちらは有料エリアとなっています。
230mというと短いようですが、その間にもいくつかの滝があり、アップダウンもあって変化に富んでいます。

赤目四十八滝左下の「滝入口」が出発点。右に向かって「不動滝」までがライトアップエリア。

ライトアップエリア内では、約2000本の竹あかりが夜の渓谷を金色に彩ります。

赤目四十八滝

竹にはさまざまな模様が彫り込まれていて、1つ1つがとても繊細。

赤目四十八滝

赤目四十八滝

手すりにも、ところどころに竹あかりが施されています。

赤目四十八滝

川の中の岩の上にも。竹あかりが水面に反射して、より複雑な輝きに。

赤目四十八滝

この日は前日に降った雪がところどころ残っていたので、雪に光が散って、さらに幻想的だったように思います。

赤目四十八滝

灯りと自然がつくりだす神秘の空間

真っ暗な森の中をぼんやりと照らす灯り、そして金色に光る竹あかりがつくりだす眺めは、まるで異世界に迷い込んだよう。

赤目四十八滝

川の上に竹あかりを吊るしている箇所もあり、光が浮いているように見えます。

橋の上にもたくさんの竹あかり。

赤目四十八滝

青く浮かび上がる滝も、見惚れるほど神秘的です。

赤目四十八滝

竹あかりに加え、渓流の流れる音や、夜の山の冷気が合わさって、「幽玄」な雰囲気を耳でも肌でも感じられるように思います。

赤目四十八滝

赤目四十八滝

ライトアップエリアの終点は、不動滝の横のこの橋。

赤目四十八滝

橋の上にも竹あかりが。青く照らされた不動滝とのコントラストが見事です。

日中からの渓谷散歩がおすすめ

ライトアップは美しいですが、もしこれまでに赤目四十八滝を見たことがない、あるいはとても久しぶりだったら、明るいうちから来て散策するのがおすすめです。

明るいうちと日が暮れてからではまったく雰囲気が変わるので、その違いを楽しめます。

赤目四十八滝

赤目四十八滝

加えて、夜になり足もとが暗くなる前に経路を把握しておくと、安心して歩けます。

ライトアップのみの入場料は600円。日中に渓谷内に入る場合にも渓谷入山料500円が必要ですが、100円追加することで、ライトアップ時間帯に再度入山することができます(子どもはそれぞれ半額)。
夜だけ入山しても、昼夜両方に入山しても同額です。

なお、昼間から入山した場合、いったん16:30までに渓谷を出なければなりません。そして17時以降に再入場します。

筆者は15:30頃到着しましたが、不動滝よりさらに先(滝入口から約800m)の千手滝まで行って戻ってくると、無理なく16:30までに入口まで戻って来られると聞き、少しだけ渓谷散歩を楽しみました。

赤目四十八滝

無料のコース、無料のスポットも

無料で見られるスポットもあります。

滝入口の手前には、竹灯りを飾った短い脇道があります。

赤目四十八滝

入口と出口には看板があります。出口側から入ることもできなくはありませんが、道は狭くて途中ですれ違うのが難しいので、逆走はしない方が安全です。

公園にはこんなフォトスポットも。

赤目四十八滝

赤目自然歴史博物館の前にもたくさんの竹あかりが並んでいました。

赤目四十八滝

赤目四十八滝

こちらは全体で1つの作品になっていますね。よく見るとサンショウウオも!

赤目四十八滝

また、近鉄赤目口駅の前にも竹あかりのディスプレイがありました。

赤目四十八滝

赤目四十八滝

竹あかりに照らされた渓谷内の幽玄な景観に加え、1つ1つの竹あかりが繊細で美しく、とても見ごたえがありました。
所要1時間程度で全体を見られると思いますが、慌てず安全に楽しむためにも、時間には余裕をみておくことをおすすめします。

アクセス&注意事項

「赤目渓谷 幽玄の竹あかり」の開催概要は以下のとおりです。

開催期間:2022年10月22日(土)~2023年1月29日(日)
※1月は金土日祝日のみ開催。
点灯時間:17:00~19:30
入場料:大人600円、子ども300円
アクセス:
【車の場合】名阪国道 針ICから約22km、または上野ICから約25km
【車以外】近鉄赤目口駅から路線バスにて約10分
※11・12月は臨時シャトルバスの運行がありましたが、1月は運行予定がありません。
行きは15:12赤目口駅発の路線バスがありますが、帰りは15:45赤目滝発が最終なので、タクシーを利用することになります。タクシーも、天候や地域の状況などにより呼んでもすぐには来てもらえないことがあるので、あらかじめ予約しておく方が無難です。

赤目四十八滝は山間部にあり、平野部より気温も低いです。平地では雪がなくても、渓谷には残っているということもあります。雪や雨が降ったり、雪が残っていたりすると大変滑りやすいので、登山靴までではなくとも、できればトレッキングシューズや、靴底のしっかりした運動靴が安心です。

「赤目渓谷 幽玄の竹あかり」公式サイト

朝夕は肌寒く、冬の訪れを感じる季節となってきました。冬の風物詩といえばイルミネーション。寒い時期だからこそ明るく映えるイルミネーションは、デートや観光など冬のおでかけの定番スポットです。
今回の記事では、中部地方(静岡・愛知・岐阜・三重・長野・山梨・新潟・石川・富山・福井)のイルミネーションについて、開催期間、場所、注目ポイントなどをご紹介します!開催情報は、随時更新・追加していきますので、ぜひ参考になさってください。

静岡県のイルミネーション・・・このページ
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岐阜県のイルミネーション・・・3ページ目
三重県のイルミネーション・・・4ページ目
長野県のイルミネーション・・・5ページ目
山梨県のイルミネーション・・・6ページ目
新潟県のイルミネーション・・・7ページ目
石川県のイルミネーション・・・8ページ目
富山県のイルミネーション・・・9ページ目
福井県のイルミネーション・・・10ページ目

※開催情報は変更される場合がございます。最新情報などは公式サイトなどでご確認ください。
※2022年12月11日現在の情報です。開催情報は変更となる場合があります。

ここからは静岡県のイルミネーションを紹介します。

伊豆高原グランイルミ~8thシーズン~

 

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■開催期間:2022年11月11日(金)~2023年8月末
■点灯時間:2022年11月11日(金)~11月30日(水) 17:00~21:30
2022年12月1日(木)~2023年1月3日(火) 16:30~21:30
■場所:伊豆ぐらんぱる公園
■料金:中学生以上1,700円
小学生以上1,000円 幼児500円
■注目ポイント
☆イルミネーションの上を滑空する往復400mの〝煌めくレール〟ジップライン~流星RYUSEI〜
☆動物とイルミネーションのコラボ!キンカジューやアカハナグマなどの動物たちとの出会い。
■詳細:伊豆高原グランイルミ特設サイト

ウィンターイルミネーション〜光の果樹園〜 2022-2023Version

 

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■開催期間:2022年10月22日(土)~2023年1月29日(日)まで
■点灯時間:17:00頃~21:00まで
■場所:はままつフルーツパーク時之栖 西エリア
■料金:大人1,500円 <入園料+噴水ショー>
中高校生 1,000円 <入園料+噴水ショー>
小学生750円 <入園料+噴水ショー>
未就学児(0歳〜6歳未満) 無料
■注目ポイント
☆煌びやかな光りで緩やかなカーブとともに幻想的な雰囲気を演出する長さ130メートルの光りのトンネル
☆リニューアルして登場する日本最大級のファウテンイルミネーションショー
■詳細:はままつフルーツパーク公式サイト

御殿場高原 時之栖 ひかりのすみか ROYAL ROAD ~感動を求めて~

 

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■開催期間: 2022年10月8日(土)~2023年3月12日(日)
■点灯時間:(第1期間) 2022年10月8(土)~2023年1月9日(月)  16:30~22:00
(第2期間) 2023年1月10日(火)~3月12日(日) 17:00~21:30
■場所:御殿場高原 時之栖
■料金: 無料(一部有料エリア)
※有料会場 王宮の宮
2022年11月26日(土)〜2023年1月3日(火) 中学生以上¥1,500 小学生¥500
上記期間以外:中学生以上¥1,200 小学生¥500
■注目ポイント
☆季節のシーンに合わせた曲とともに光のダンスが流れる音と光の洞窟となるキラメキ銀河通り
☆圧倒的な存在感全長300mの「光のトンネル」
■詳細:御殿場高原 時之栖 ひかりのすみか ROYAL ROAD ~感動を求めて~特設サイト

はままつフラワー・イルミネーション2022

 

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■開催期間: 2022年 11月23日(水) ~ 2023年 1月8日(日)
■点灯時間:17:00~(曜日等により閉園時間が変動します。)
■場所:はままつフラワーパーク
■料金:大人500円(200円分のお買い物券付き)、中学生以下無料
■注目ポイント
☆色とりどりに輝く 100万球のイルミネーション
☆花と光が作り出す心温まる装飾の数々
■詳細:はままつフラワーパーク公式サイト

つま恋リゾート彩の郷 サウンドイルミネーション

 

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■開催期間:2022年11月11日(金)~2023年6月30日(金)
■点灯時間:2022年11月11日(金)~11月30日(月) 17:00 12月1日(木)~12月31日(土) 16:45
2023年1月1日(日)~1月31日(火) 17:00、2月1日(水)~2月28日(火) 17:30、3月1日(水)~3月14日(水) 18:00
3月15日(水)~4月14日(金)18:15、4月15日(土)~4/30(月) 18:30、5月1日(火)~6月30日(金) 18:30、19:00
■場所:つま恋リゾート彩の郷
■料金:大 人 1,300円  1,000円  800円
小学生 700円  500円  400円
※期間により料金が変動します
■注目ポイント
☆すべてのエリアが新しく生まれ変わり、リニューアルオープン
☆木道を中心に4つのエリアに季節ごとに色分けして樹木をライトアップ
■詳細:つま恋リゾート彩の郷公式サイト

(写真:渡辺 葉)

2016年の文化の日(11月3日)、雨乞い太鼓踊りのおまつり「田山花踊り」を見に、京都府唯一の村、南山城村へ行った。京都・奈良・三重・滋賀、4府県の境い目に位置し、山の斜面を利用した日本茶や紅茶の生産で知られている村だ。江戸時代は柳生藩に属していた。

雨乞い祈願と田山花踊りにまつわる基礎知識

マイクロバスの窓から見えた茶畑。(写真:渡辺 葉)

まつり当日、名古屋からJR関西本線に乗って移動したが、伊賀から通った。その経路は、ちょうど雨乞い踊り文化が広まった道をなぞっていたのかもしれない。山を抜け木津川を眺めながら月ケ瀬口駅へ着き、踊りのスタートする旧田山小学校へとマイクロバスで移動した。準備風景を見たくてゆっくりできなかったが、校内には居心地良いカフェもあり、ランチも食べられるようだった。

旧田山小学校校内の様子。(写真:渡辺 葉)

雨乞いの儀式は世界中に存在する。大雑把に分けると、祈りや身を清めることで神仏にお願いするもの、神仏を芸能で喜ばせて降らせようというもの、逆に神仏を怒らせて降らせようとするもの、雷鳴を太鼓や鉦で真似たり水を撒いて雨と似た状態を作って降らせようとするもの、山頂で火を炊くもの、生贄(いけにえ)など捧げ物をするものなどがあるようだ。田山花踊りは、芸能と太鼓で雨を導こうとするものだ。

この地方のかつての雨乞いには、14の段階があった。お堂にこもる、供え物をする、灯明をともすなど、1つやって降らなければ次の段階へと進めていった。全てやると40日以上かかる壮大な儀式で、それほど雨は切実に求められていた。各儀式を行う為に、奉行所に費用や次第などを届け出て許可を得た文書が残っている。花踊りは、14段階のうちの最終にして最高の儀式で、雨が降ったお礼の「願すまし」を兼ねている。

田山花踊りが開始された時期は不明だが、江戸中期の1773年に行った記録が発見されている。以降続けられていたが次第に儀式が衰退してゆき、大正時代の1924年を最後に一時途絶えた。中断の間も、唄は老人を中心に祝いの席などで唄い継がれており、復活しようという声が高まって、1963年に「田山花踊り保存会」が結成された。約40年途絶えていたが、記録を頼りに、中断前に残っていた唄12曲全てを復活させた。かつては全12曲を夜通しかけて踊ったが、現在は半日なので、毎年2、3曲ずつ踊って次代に継承しているそうだ。

田山花踊りの小道具や準備など

主役の「中踊り」を務める青年たちの友禅(ゆうぜん)織りの衣装には、田山に流れる名張川の秋の風景が織り込まれている。このデザインは、1963年花踊り復活と同時に、染色家皆川月華(みながわげっか)に依頼して作成されたもので、私が見学した2016年には、消耗した衣装が再び当時の模様で復元された。

新調された衣装の背に、2mある竹に和紙の飾り(シナイ)を背負おうと、たすきを締めている様子。和紙の芯には稲わらが入れてあるそうだ。(写真:渡辺 葉)

まつり行列で演技が行われる長谷川流棒術は、創始者の長谷川金右衛門が源義経から教わったと伝えられている、棒を使った武術だ。棒術は、あちこちの農村のおまつりで行われることがあり、私が以前見た愛知のまつりでの棒術は、義経の父である義朝が農民に教えたと言われている。

長谷川流棒術を演じる子どもたちとひょっとこ。踊りの師匠でもある道化のひょっとこは、長くはみ出したわらじを履き、腰に下げたびくにお菓子を詰めていて、時々子どもたちに配る。(写真:渡辺 葉)

まつりの稽古は8月から始まる。パート毎に師匠がついて、後輩たちを指導する。足でステップを踏みながら叩く複雑な太鼓のリズムは、口伝えで教えられる。唄の役にも振付が少しある。毎年何人か新人が入り、秋まで稽古が続けられる。他にも、役者が使用するわらじは、毎年村でとれる柔らかい餅米のわらを編んで用意しているそうだ。

まつり本番のレポート

まつり当日、9時から神事が諏訪神社で行われる。大正時代には、田中家という家で踊ってから、神主役の神社へのお参りを合図に行列を始めていた。現在は13時に校庭で演技が開始(雨天時は体育館で行う)、小学4~5年生5人が交代で大太鼓を打つ「入端(いりは)太鼓」に続いて、お囃子(はやし)唄に合わせ円になって「愛宕踊(あたごおどり)」が始まる。

いりは太鼓の様子。山伏役がホラ貝を吹く。山伏は雨乞いにまつわる芸能を広める役割をしたとも考えられている。(写真:渡辺 葉)

校庭でのあたご踊りの様子。落ちた和紙の花飾りを拾っている人がいた。(写真:渡辺 葉)

13時半、諏訪神社へ向けて、約100人の役者が並んでの行列が始まる。入端(いりは)太鼓とホラ貝が響く中、一行は踊りながら進む。ササラすりが「ヤーハー」と掛け声をあげるのが可愛らしい。金紙を垂らした花笠をかぶっているのは「唄付け」だ。

ササラすりの衣装は藍染で、茶摘み衣装風だった。(写真:渡辺 葉)

前が見づらそうな唄付け。小さな切り紙模様の穴が開いている。(写真:渡辺 葉)

神社への道を踊りながら進む「中踊り」。14時から諏訪神社の境内で、愛宕踊りが披露される。(写真:渡辺 葉)

神夫知(しんふち)と呼ばれる選ばれた小学生が太鼓に登って、花踊りの成り立ちを口上で説明した後、御庭踊りが披露される。花飾りを庭にこすって、飾りを散らしながら踊る。中踊りの役者が太鼓をたたく場面もある。太鼓が交代するとリズムが変わる。間奏にあたる部分で踊りの振付も変化する。

しんふちの口上の様子。(写真:渡辺 葉)

お庭踊りの様子。(写真:渡辺 葉)

踊り終了後は、つきたての紅白のお餅を使った餅投げが行われる。私が行った年は、むき出しの状態の餅がたくさん飛んで来た記憶がある。なかなかワイルドな締めくくりだった。

2021年は新型コロナウィルスまん延防止の為中止となった。2022年の秋の開催を、集落の人たちとまだ新しい衣装が待ちわびていることだろう。

開催日時:毎年11月文化の日
開催場所:京都府相楽郡南山城村田山(旧田山小学校、諏訪神社)
問合せ先:0743-93-0105(南山城村役場産業生活課)
アクセス:名阪国道白樫ICから車で約20分
     JR関西本線月ケ瀬口駅下車徒歩60分(駅から送迎バスあり)

参考文献:
・『田山花踊雨乞いと喜びの風流踊り 京都府指定無形民俗文化財』
京都府文化遺産活用事業推進実行委員会 企画, 植木行宜, 梁島章子, 山路興造 監修, DVD、2016.3
・wikiwand「雨乞い」の項目 https://www.wikiwand.com/ja/%E9%9B%A8%E4%B9%9E%E3%81%84
・一般社団法人 京都山城地域振興社による紹介サイト ttps://ochanokyoto.jp/event/detail.php?eid=293
・南山城村の方が作られているフリーペーパーサイト「やまびこ」https://www.kyoto-yamabiko.com/300121
・柳生観光協会ホームページ https://www.yagyukanko.com/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/%E6%9F%B3%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2/
・三重大学人文学部・人文社会科学研究科 2014年度忍者・忍術学講座 第2回後期要旨
https://www.human.mie-u.ac.jp/kenkyu/ken-prj/iga/kouza/2014/20141115.html
・cafeねこぱん ホームページ http://cafenekopan.com/

 

夜が長い日本の冬に、イルミネーションという夜祭りが行われ始めて数十年が経ちました。
今ではカップルだけでなく、家族でお出かけして子どもも大人も楽しめる冬の風物詩として定着していますね。また、点灯期間もかつてはクリスマス前だけか長くても年始までだったのが、3月や4月まで行っている会場もあります。

しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止や規模の縮小を余儀なくされた場所も。そこでこの記事では、関東の人気イルミネーションから、現在絶賛開催中のスポットのみ厳選!北関東から順番にご紹介します。実際の現地はどんな様子なのか、今年や昨年以前の詳しいフォトレポートへのリンクもありますので、ぜひお出かけの参考になさってください。

※2021年12月16日現在の情報を掲載しています。社会情勢の変化により開催期間や時間が変更になる場合もありますので、お出かけになる際は事前に公式サイトなどで詳細をご確認ください。

1.あしかがフラワーパーク「光の花の庭」<栃木>

関東のイルミスポットといったら絶対に外せないのがここ!あしかがフラワーパークの「光の花の庭」は、関東三大イルミネーションのみならず、2017年に「日本三大イルミネーション」に選ばれてから、夜景観光士が選ぶイルミネーションランキングでは6年連続で全国1位を受賞しています。

約10万平方メートルの敷地に500万球以上のイルミネーションが灯り、幻想的な空間に魅了されます。代名詞ともいえる藤棚をまるで本物の花のように埋め尽くす「光のふじのはな物語」のほか、光の壁画、水辺を彩る光の睡蓮など、どこを取っても映える景色しかありません。特に、カップルが撮影の順番待ちをしている人気のフラワーキャッスルは、今年「光の花火」による壮大な演出が加わってリニューアル。人気はとどまるところを知りません。

11月中旬までは光と花のコラボ、その後はクリスマス、ニューイヤーと3つのテーマでイルミネーションの演出をしているため、行く時期によっても違った雰囲気が味わえます。ほぼ全ての電球にLEDが使用されており環境にも配慮されています。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年10月16(土)~2022年2月14日(月)
◆時間:16:30~20:30
※土日祝日は21:00まで
※11月13日(土)~1月初旬は平日21:00、土日祝21:30まで営業(予定)
◆会場:あしかがフラワーパーク 公式サイトはこちら

実際の園内はどんな感じ?昨年の詳しい現地レポートはこちら!

2.東武ワールドスクウェア・ライトアップ&イルミネーション<栃木>

交通や通信技術の発展によってグローバル化が進み、世界が身近に感じられるようになりました。ところが環境の変化や時間的な制約などによって、希望通りに海外に渡航できないことも多いのが実際ですよね。

このようなときでも国内で海外旅行気分を味わえることができるのが、日光市の東武ワールドスクウェアです。例年、園内に並ぶ世界各国の遺跡や建築物が夜間にライトアップされ、イルミネーションで輝きます。日中のチケットを持っていれば追加料金なしでイルミネーションが楽しめるのも人気のポイント。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月6(土)~2022年3月27日(日)
※3月は土日と月末の19日(土)~27日(日)
◆時間:11/6~12/23は16:30~19:30、12/24~1/3は16:30~20:00、1/4~1/31は16:30~19:00、2/1~2/28は17:00~19:30、3/5.6.12.13.19~27は18:00~20:00
◆会場:東武ワールドスクウェア

東武ワールドスクウェアのイルミネーション、昨年の詳しい現地レポはこちら!

3.高崎光のページェント<群馬>

シンフォニーロードや東二条通り、高崎城跡のお堀、タブノキ広場などの会場でライトアップやイルミネーションが灯り、街全体が光り輝きます。子ども達の制作する光のキャンバスの展示もあり、工夫を凝らした作品を楽しむことができます。開催期間中、フォトコンテストも開催されますので、ぜひ美しい写真を撮ってみてはいかがでしょうか。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月6(土)~2022年1月10日(月・祝)
◆時間:17:00~22:00 (金・土・日曜日は24:00まで)
◆会場:シンフォニーロード・高崎駅西口周辺

「高崎光のページェント」ってどんな感じ?昨年の詳しい現地レポはこちら!

4.伊勢崎市まちなかイルミネーション<群馬>

群馬県の南部に位置する伊勢崎市は、首都圏に向かう東武伊勢崎線の起点であるばかりでなく、JR両毛線で群馬、栃木の各都市と繋がっています。2つの路線を結ぶ伊勢崎駅の両側には広場が整備され、例年、年末年始の時期にはイルミネーションで彩られます。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月19(金)~2022年1月10日(月・祝)
◆時間:16:30~21:00
◆会場:伊勢崎駅南口・北口駅前広場/大手町パティオ

「伊勢崎市まちなかイルミネーション」昨年の現地レポートはこちら!

5.東武動物公園ウインターイルミネーション<埼玉>

関東地方では最大級の敷地面積約61ヘクタールに、様々な動物が飼育され、アトラクションの種類も充実している「ハイブリッド・レジャーランド」の東武動物公園。季節のイベントの企画も多く、冬には例年「東武動物公園ウインターイルミネーション」が開催されています。

関東最大級の大型LEDビジョンでは、光と音楽と映像が融合したショーが行われ、「夜の動物園」や「アトラクションイルミネーション」など昼間とは違う園内が体験できます。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月20(土)~2022年2月13日(日)
◆時間:17:00~20:00
※12月24日(金)・25日(土)は17:00~21:00
◆会場:東武動物公園

東武動物公園のイルミ、昨年の詳しい現地レポートはこちら!

6.さいたま新都心(けやきひろば/コクーンシティ)<埼玉>

JRさいたま新都心駅西口と「さいたまスーパーアリーナ」の間にある「けやきひろば」は、都会の忙しさを忘れさせてくれるような木々に囲まれた心地よい空間です。そこでは毎冬にイルミネーションが輝き、様々なジャンルの音楽イベントも開催されます。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月13(土)~2022年2月14日(月)
◆時間:17:00~24:00
◆会場:さいたま新都心 けやきひろば

けやきひろばのイルミはどんな感じ?過去の詳しい現地レポはこちら!

駅を挟んで東口にあるコクーンシティでも「コクーンシティイルミネーション2021」が開催されています。今年のテーマは「“Star light, star bright, Cocoon star I see tonight” 明るく光り輝く、今宵のコクーンのお星さま」。メイン会場の「コクーンひろば」には、高さ10m超のクリスマスツリーが登場し、ムービングライトと噴水が周囲をより幻想的に照らします。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月13(土)~2022年2月14日(月)
※クリスマスツリーなど一部は12/25(土)で終了
◆時間:17:00~23:00
※一部エリアにより異なる
◆会場:コクーンシティ各所・さいたま新都心駅東口デッキ ほか

コクーンシティのイルミネーション、過去の現地レポートはこちら!

7.マクハリイルミ(幕張新都心)<千葉>

千葉市の幕張は日本最大級のコンベンション・センターの幕張メッセが建設されて以来、「幕張新都心」として発展を遂げています。エリアの中心となるJR京葉線の海浜幕張駅を利用する人も増加しており、駅舎は例年、年末年始にイルミネーションで彩られます。マクハリイルミの詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月12(金)~2021年1月31日(月)
◆時間:17:00~23:00(12月5日以降は16:30~23:00)
◆会場:JR海浜幕張駅前南口広場・北口広場

「マクハリイルミ」の昨年の詳しい現地レポートはこちら!

メインの会場となる海浜幕張駅の北口広場から目と鼻の先にある「幕張テクノガーデン」でもウィンターイルミネーションが開催中ですので、合わせて訪れることができます。こちらのイルミネーションはビルスタッフさんによる手作り。手作りならではの温かみが感じられるイルミネーションで、ビルで働く人々を包み込みます。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください

◆期間:2021年11月12(金)~2022年1月31日(月)
◆時間:16:30~22:00
・クリスマスイルミネーション:12月25日(土)まで
・ウィンターイルミネーション:1月31日(月)まで
◆会場:幕張テクノガーデン

幕張テクノガーデンのイルミとは?昨年の様子はこちら!

8.千葉ポートタワー・クリスマスイルミネーション<千葉>

東京を中心とする首都圏に日本の人口が集中する中、千葉県は1983年に500万人を突破しました。これを記念し1986年、千葉ポートパークの一画に千葉ポートタワーが建設され、千葉市のシンボルとなりました。

クリスマスシーズンにはタワーがイルミネーションで彩られます。約3,500個の電球がタワーの壁面全体にクリスマスツリーを描き出す高さ約100メートル、幅約30メートルのジャンボツリーは国内で最大の電飾ツリーとして、ギネスブック1989「日本の記録」に掲載されました。今年のイルミネーションの詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月20(土)~2021年12月25日(土)
◆時間:17:00~21:00
・クリスマスイルミネーション:12月25日(土)まで
・ウィンターイルミネーション:1月31日(月)まで
◆会場:千葉ポートタワー

千葉ポートタワーのイルミネーション、昨年の詳しい現地レポはこちら!

近代的なビル群もあれば、赤レンガ倉庫などの歴史的建造物もあり、いずれも派手なネオンや過剰な照明ではなく落ち着いた灯りでライトアップされる横浜。その洗練された夜景にイルミネーションが加わって、クリスマス直前のこの時期、横浜は最高にきらめきます。

港町のため水辺も多く、夜の深い黒の水面との対比でイルミネーションの光が一層際立ち、ゆらぐ水面に映る光を見つめれば癒しの効果も!

そこで、この記事では今まさに開催中の横浜のイルミネーションのうち、おすすめスポットを5つご紹介します。今年の開催情報とともに、現地の様子はどんな感じなのか、昨年の詳しいレポート記事もぜひお出かけの参考になさってください。

1.ヨコハマミライト(横浜駅東口〜みなとみらい地区)

横浜の冬を代表するイルミネーションとして 今年で4回目の開催となった、市内最大級のイルミネーション「ヨコハマミライト」。
2021年度はエリアを一部拡大し、横浜駅東口〜みなとみらい
さくら通り・帆船日本丸までの全長約1.5kmに及ぶ各エリアが光に包まれます。また、11月22日(月)〜12月19日(日)の間は期間限定エリア循環バス「みなとみらいループバス」が運行中。会場Mapや詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月11日(木)~2022年2月13日(日)
◆時間:16:00~23:00
◆会場:横浜駅東口〜みなとみらい グランモール公園〜さくら通り

ヨコハマミライトってどんな感じ?昨年の現地レポはこちら!

2.パシフィコ横浜ウィンターイルミネーション

港町横浜のウォーターフロント、みなとみらいの冬の風物詩となっている「パシフィコ横浜ウィンターイルミネーション」が、今年も開催されます。
クイーンモール橋やぷかりさん橋、プラザ・ガラス塔がライトアップされ、ベイブリッジや横浜港の美しい夜景と共に幻想的な雰囲気が周辺のムードを盛り上げています。
会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月19日(金)~2022年2月27日(日)
◆時間:17:00~24:00
◆会場:パシフィコ横浜

パシフィコ横浜 ウィンターイルミネーション、昨年の現地レポはこちら

3.横浜ベイクォーター「ほしくずの森」

2021年の横浜ベイクォーターのクリスマスイルミネーションのテーマは「ほしくずの森」。
広場には高さ8mのモミの木のクリスマスツリーがそびえ立ち、シャンパンゴールドのライトと数えきれない星形のオーナメントの根元には、動物たちの暮らす「ほしくずの森」が広がっています。また、上空からは3万球を超えるライトが「ほしくずのカーテン」となって地上に降り注ぎ、ツリーと共にクリスマス気分を盛り上げています。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月6日(土)~2021年12月26日(日)
◆時間:16:00~23:00
◆会場:横浜ベイウォーター 3階 メイン会場

横浜ベイクォーターのイルミ、昨年の詳しい様子はこちら!

4.アメリカ山公園「SWEET MEMORY」(元町・中華街駅)

みなとみらい線の元町・中華街駅の真上に立体都市公園のアメリカ山公園が開園したのは2009年。例年、公園4階は冬になると夜空に溶け込むような美しいブルーのイルミネーションに包まれ、幻想的な世界が広がります。
また、元町商店街や横浜中華街、 山下公園通りなど周辺のイルミネーションと連携して、ホリデーシーズンの雰囲気をより盛り上げています。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月23日(火・祝)~2022年2月27日(日)
◆時間:16:30~23:00
◆会場:アメリカ山公園(みなとみらい線 元町・中華街駅)
※12月10日(金)から2022年1月10日(月)までは、みなとみらい線馬車道駅構内も煌びやかなイルミネーションで彩られます。

「SWEET MEMORY in アメリカ山公園」は幻想的な青い世界!現地レポはこちら

5.イセザキ☆ライト(伊勢佐木町)

ショッピングモール「イセザキ・モール」では、毎年恒例のイルミネーション「イセザキ☆ライト」を開催中。
約400mのモールに、ハート形や雪の結晶、幾何学模様などの光が点灯する色鮮やかなオブジェが飾られ、街をロマンティックに演出。10基のオブジェや7万球のLEDライトによる「光の回廊」は迫力満点です。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年10月29(金)~2022年1月31日(月)
◆時間:16:00~22:00
◆会場:イセザキ・モール1・2St.(伊勢佐木町)

「イセザキ☆ライト」ってどんな感じ?昨年の詳しい現地レポートはこちら!

まとめ

今回は、横浜でいま開催中のイルミネーションのうち5つのおすすめスポットをご紹介しました。

5か所とはいいましたが、実は横浜の主要な夜景&イルミネーションスポットは狭いエリアに集まっていて、光の演出を楽しみながら歩いていくうちに、別のスポットにたどり着いていることも。

いわば街じゅうが光の渦の中にあるような横浜。ぜひのんびりと散策して堪能してくださいね。

12月になってから、テレビやネットのニュースで続々とイルミネーションの情報が届くようになりました。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止や規模の縮小が相次ぎましたが、今年は開催されるのでしょうか?

この記事では、東京のイルミネーションスポットの中でも人気の場所を厳選!過去の現地の詳しいフォトレポートを交えながらご紹介しますので、ぜひお出かけの参考になさってください。

※2021年12月9日現在の情報を掲載しています。社会情勢の変化により開催期間や時間が変更になる場合もありますので、お出かけになる際は事前に公式サイトなどで詳細をご確認ください。

ヴィーナスフォート・イルミネーション

今年の東京のイルミネーションでここだけは見逃せません。2022年3月27日(日)に22年の歴史に幕を下ろすことが決まっているお台場のヴィーナスフォートにとって、最後のイルミネーションとなるからです。

ヨーロッパの雰囲気が漂う館内はゴールドと赤をキーカラーにドレープ、ライト、ミラーボールが彩り、クリスマスムードを盛り上げています。2階メインエントランスでは「VenusFort」の文字をかたどったフォトスポットが訪れた人を出迎えてくれます。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月19(金)~2022年3月27日(日)
◆時間:11:00~21:00
※館の営業時間に応じて変更となる場合あり
◆会場:ヴィーナスフォート 2階各所

ヴィーナスフォートのイルミの特徴は?過去の現地レポはこちら!

丸の内イルミネーション

今年で20年目を迎え、丸の内の冬の風物詩となっている「丸の内イルミネーション」。丸の内仲通りを中心に、有楽町駅前から大手町仲通りまでの約1.2Km、340本を超える街路樹がシャンパンゴールドに彩られます。また、東京駅日本橋口前の新ランドマークとなった「TOKYO TORCH Park」も同時点灯され、街全体が煌びやかな雰囲気に包まれます。

ライトアップは、従来の明るさや輝きは変わらずに使用電力を抑え、環境に配慮されています。ぜひ丸の内エリアに足を運び、イルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月11(木)~2022年2月20日(日)
◆時間:15:00~23:00
※12月1日(水)~12月31日(金)は15:00~24:00まで点灯予定
◆会場:丸の内エリア(東京交通会館~大手町仲通り)

丸の内イルミネーションってどんな感じ?過去の様子のレポートはこちら!

六本木ヒルズクリスマス

東京都港区の六本木は、1990年代のバブル崩壊を境に大きく町の姿を変えつつあります。2003年には高さ238メートルの高層オフィスビル、六本木ヒルズ森タワーが完成しました。

そんな六本木の街に冬の訪れを告げるけやき坂イルミネーション。約400mにわたるけやき坂の温かみのある街のあかりの中、白銀の世界をイメージした“SNOW & BLUE”の光が引き立ち、印象的な光景で人々を迎え入れます。街と人々を照らすイルミネーションで、その時・その瞬間だけの感動や体験が楽しめます。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月10(水)~2021年12月25日(土)
◆時間:17:00~23:00
◆会場:六本木けやき坂通りほか

光に包まれるけやき坂通りや毛利庭園!過去の現地レポはこちら

MIDTOWN WINTER LIGHTS

六本木にはもう一つ、とびきりの冬のきらめきがあります。それが東京ミッドタウンのイルミネーション。ゴールドの光が木々を彩るツリーイルミネーションが登場し、2021年は新たに、エモーショナルに波打つ点灯・消灯演出や、毎時0分ごとに木々が共鳴し合っているかのような調光演出が楽しめます。きらきらと輝き上品でありながらも躍動感のあるイルミネーションは、訪れた人の心を引き寄せて華やかな世界へと誘います。

また、高さ約3mの光り輝くスノードームに白いしゃぼん玉が舞う期間限定の演出や、「プレゼントが実る不思議なクリスマスツリー」など、1年の終わりに心躍る季節の情景が楽しめます。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月18(木)~2021年12月25日(土)
◆時間:17:00~23:00
※毎時0分ごとに調光演出あり
◆会場:ミッドタウン・ガーデン、プラザ1階

東京ミッドタウンのイルミネーション、過去の現地レポートはこちら!

表参道イルミネーション

クリスマス~年末年始のシーズンに、1kmにも及ぶ表参道の街路樹が光で彩られるようになったのは1991年。その華やかな光景を見るためだけに人々が押し寄せるという、現在のイルミネーション人気に火をつけた先駆的存在だといえるでしょう。

その後、あまりに人が集まり交通渋滞などの諸問題が発生して1998年に中止されるも、2009年からケヤキへの本格的な飾り付けが復活し、再び冬の風物詩に。今でも表参道のイルミネーションは、シャンパンゴールドに輝くケヤキ並木が続き、寒さを忘れてしまうほどの美しさです。お買い物やお食事の後に、子どもから大人まで楽しめる冬ならではの夜の風景が楽しめます。詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年12月1(水)~2021年12月26日(日)
※低木のみ点灯12月27日(月)~2022年1月5日(水)
◆時間:日没~22:00
◆会場:表参道

表参道のイルミネーション、過去の詳しい現地レポートはこちら!

まとめ

東京で人気のイルミネーションスポット5か所と今年の開催情報をお届けしました。
長く開催する場所もあればクリスマスまでの所もありますので、気になる場所には早めに訪れてみるのがオススメです。美しいイルミネーションとともに素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。

12月に入って、冬めいてきた街にはクリスマスの飾り付けやイルミネーションが輝いています。
SNSに投稿された人気のイルミスポットの写真を見て、自分も見に行ってみようかな?なんて思っている方も多いのでは?

せっかく出かけるなら、やはり評判になっているスポットに行ってみたいですよね!そこでこの記事では「関東三大イルミネーション」に選ばれている3か所を、今年2021年の開催情報とともにご紹介します。

※2021年12月7日現在の情報を掲載しています。社会情勢の変化により開催期間や時間が変更になる場合もありますので、お出かけになる際は事前に公式サイトなどで詳細をご確認ください。

関東三大イルミネーションとは?

関東三大イルミネーションは、一般社団法人の夜景観光コンベンション・ビューローが認定しています。全国約5,542名の夜景鑑賞士(夜景鑑賞士検定の有資格者)に対してアンケートを行い、投票された施設・イベントをポイント別に集計。検証7項目に照らし合わせた結果をもとに決定されています。認定検証項目とは、WEBページを見ると、下記の7つのようです。

■認定検証項目
1.敷地を生かし、LED 照明を効果的に活用したイルミネーションであること。
2.照明演出について、エンタテインメント性溢れる演出を抱いていること。
3.照明演出について、オリジナリティがいかんなく発揮されていること。
4.演出・サービスが毎年拡張し、翌年以降への期待感を有していること。
5.会場は回遊性であり、子どもからお年寄りまで幅広い方々に親しまれていること。
6.管理・運営するスタッフが情熱を持って演出及びサービスを行っていること。
7.レストラン・売店・土産等の飲食、サービスが充実していること。

これらの基準によれば認定された3か所は、敷地を活かしたオリジナリティとエンタメ性に溢れ、年齢問わず親しみやすく、演出は年々拡張して施設やサービスも充実しているということ。
つまり誰もが安心して遊びに行けて、心を動かされるようなイルミネーションが味わえ、文句なしに楽しめる場所だということになりそうです!

そんなプロのお墨付きの3か所として認定されているのが、あしかがフラワーパーク「光の花の庭」、江の島「湘南の宝石」さがみ湖イルミリオンです。

あしかがフラワーパーク「光の花の庭」

あしかがフラワーパークの「光の花の庭」は、関東三大イルミネーションのみならず2017年に「日本三大イルミネーション」に選ばれてから、夜景観光士が選ぶイルミネーションランキングでは6年連続で全国1位を受賞しています。

約10万平方メートルの敷地に500万球以上のイルミネーションが灯り、幻想的な空間に魅了されます。代名詞ともいえる藤棚をまるで本物の花のように埋め尽くす「光のふじのはな物語」のほか、光の壁画、水辺を彩る光の睡蓮など、どこを取っても映える景色しかありません。特に、カップルが撮影の順番待ちをしている人気のフラワーキャッスルは、今年「光の花火」による壮大な演出が加わってリニューアル。人気はとどまるところを知りません。

11月中旬までは光と花のコラボ、その後はクリスマス、ニューイヤーと3つのテーマでイルミネーションの演出をしているため、行く時期によっても違った雰囲気が味わえます。ほぼ全ての電球にLEDが使用されており環境にも配慮されています。会場へのアクセスと開催概要はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年10月16(土)~2022年2月14日(月)
◆時間:16:30~20:30
※土日祝日は21:00まで
※11月13日(土)~1月初旬は平日21:00、土日祝21:30まで営業(予定)
◆会場:あしかがフラワーパーク 公式サイトはこちら

実際の園内はどんな感じ?昨年の詳しい現地レポートはこちら!

江の島「湘南の宝石」

「湘南の宝石」は、江の島展望灯台(現在の江の島シーキャンドル)のライトアップを前身に、今年で22年目となる光の祭典です。島全体で作り上げるこのイルミネーションは、湘南の美しい海・空・島のロケーションが一体となったデザインやその独自性から、 関東三大イルミネーションの1つに選ばれています。

波の浸食によりできた江の島岩屋(第二岩屋)は、全国でもあまり類を見ない「洞窟イルミ」として洞窟全体が光に彩られます。島の各所の特色を活かして訪れた人を楽しませてくれる「湘南の宝石」、会場Mapや詳細はこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月23(火・祝)~2022年2月28日(月)
◆時間(江の島サムエル・コッキング苑/江の島シーキャンドル):17:00~20:00(平日・年末年始) 17:00~21:00(土日祝・12/23~12/30)
※1月15日(土)~2/28(月)は17:30~20:30
※最終入場は営業終了の30分前
◆会場:江の島 公式サイトはこちら

絶景イルミ「湘南の宝石」!昨年の詳しい現地レポはこちら

さがみ湖イルミリオン

会場は神奈川県相模原市にある広大なレジャー施設、さがみ湖リゾート・プレジャーフォレスト。見るだけではなく、光の虹の上を進むリフトや観覧車、絶叫マシンなど体験型アトラクションも充実したイルミネーションとなっているのが「さがみ湖イルミリオン」の最大の特徴です。

また、斜面の多い地形を活かして広がる「光の花畑」や「光の海」、「光の動物園」のパノラマ的な景色はSNS映えそのもので絶大な人気を誇ります。さらに今年は「美少女戦士セーラームーン イルミネーション-Eternal-」エリアが登場します。詳しい会場Mapや内容についてはこちらでご確認ください。

◆期間:2021年11月13(土)~2022年4月3日(日)
◆時間:11月・・・16:00~20:30(平日)/16:00~21:00(土日祝日)
12月・・・16:00~21:00(平日)/16:00~21:30(土日祝日)
※12月24日(金)~1月3日(月)は16:00~21:30
※最終入場は営業終了の30分前
※日中から入園の場合は、追加料金なしでイルミリオンをそのまま見ることができます
◆会場:さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト 公式サイトはこちら

実際の園内の様子は、昨年の現地レポートでチェックを!

まとめ

この記事では、関東三大イルミネーションをご紹介しました。
3か所ともすでに開催中、年が明けても長く開催が続きます。一度行くと何度も行きたくなるという噂もありますので、嬉しいですね。
気になった方はぜひ週末や年末年始のお休みに出かけてみてはいかがでしょうか。