観ているだけの席が、ひとつもない祭りです。
2026年10月18日、能登演劇堂(石川県七尾市)。651の客席も、舞台の上も、そこにいる675人全員が「声」(聲)を出します。合唱コンクールでも、鑑賞型のコンサートでもありません。全員が「参加者」になる祭りです。
能登演劇堂は、舞台の背面がまるごと開く劇場です。開いた先にあるのは書き割りではなく、能登の本物の森と、その日の本物の自然光。照明では絶対につくれない光の中で、675人の聲が響きます。
出張輪島朝市が出店します。1,200年以上続いてきた朝市の呼び声が、この日、能登演劇堂に立ちます。1,600年の歴史をもつお熊甲祭の枠旗も上がります。そして全国から、途絶えた祭り・休止中の祭りの法被を送っていただき、当日その場にいる全員がそれを羽織ります(ハッピー法被プロジェクト)。復活させることはできなくても、「まだ終わっていない」と伝えることはできる。
歌う4曲は、
内灘砂丘海岸から生まれた「平和ノ祈リ」。
仮設住宅の集会所から生まれた「ご縁をツナグ旅」。
震災の焼け跡から生まれた「輪島朝市」。
能登の祭りをイメージして生まれた復興支援ソング「能登あっぱれ!」。
音楽経験も年齢も関係ありません。
0歳から、ハンディがあっても、家族でも仲間でも。
オンラインと各地の練習会があり、全部に出られなくても大丈夫です。
傷ついた土地も、人も、真の復興、復活、再生に必要なのは「声」です。
これは、人類がこれまで積み上げてきた祈りと祭りの集大成でもあります。
そんな声の祝祭です。
その産声を上げる第一回目が、2026年10月18日なのです。
祭りのみどころ
① 客席が、そのまま祭りの中にある
舞台・客席・通路のすべてを使います。675人が同時に立ち、同時に歌う瞬間があります。
② バックオープン——本物の自然光が舞台に入る
舞台奥の壁が開き、能登の実景が現れます。照明ではない光で終演を迎えます。日本でここだけの景色です。
③ 出張輪島朝市
出演&ブース出店。能登の海産物、輪島塗、じわもん。抽選会には朝市の商品も並びます。
④ お熊甲祭の枠旗
国指定重要無形民俗文化財。20メートルの深紅の枠旗が、劇場に立ちます。
⑤ 全国の祭りの法被を、全員が着る
途絶えた祭りの法被と「祭り札」(祭りの名前・土地・最後の開催年)をロビーに展示。フィナーレの集合写真は、日本中の祭りが一枚に収まります。
祭りに参加するには
一般の参加者として、舞台と客席で歌えます。
定員675名。事前申込制。
参加費:石川県民枠 10,000円(200名限定)/県外枠 15,000円/高校生以下 5,000円/障がいをお持ちの方 5,000円(介助者1名無料)/被災された方は無料
※参加費には能登への寄付が含まれます。
事前にオンライン・各地での練習会があります(全回参加は不要。レッスン動画・練習音源つき)。楽譜が読めなくても、歌ったことがなくても参加できます。
当日:13:00開場/14:00開演/16:30終演予定
ボランティアスタッフ、全国からの法被のご寄贈も募集中です。
お申込み・詳細 → https://koe-matsuri.com
撮影するならここ
バックオープンから光が差す終盤の舞台。ロビーの「祭り札」展示(全国の法被と、その祭りの物語)。終演後、675人+全スタッフが法被姿で並ぶ集合写真。エントランスでの出張輪島朝市をはじめとしたブース出展の賑わい。
歴史・由来
2019年、被災地を巡るコンサートツアー「ご縁をツナグ旅」。仮設住宅の集会所で、多くの方が声を抑えて暮らしておられました。隣に気兼ねして、大きな声で笑うことも、歌うことも、泣くことさえも。
コンサートの最後に皆で歌ったとき、「こんな時間が、欲しかった」と普段泣いてばかりいる被災者が、涙を流し、笑顔が自然と湧いてきたのです。
観客として聴くだけでも、もちろん大いに意味はありますが、参加してこそ体験できる、凄く貴重な何かがあると確信した瞬間です。
誰かに元氣づけられたのではなく、自ら声を出すことで内側の活氣が呼び覚まされた——それがこの祭りの原点です。
2024年1月1日、主宰者自身も地元・内灘町で被災。同年4月4日、輪島朝市の焼け跡を訪ね、そこで言葉が生まれました。「声で、賑わいを取り戻す。再生に必要なのは、声である」。
能登では2024年、6市町で開催できた祭りが4分の1でした。担い手が足りない。声を上げる場が足りない。ならば、祭りが祭りを助ければいい。
2024年、青森ねぶたは能登のために大型ねぶたを出してくれました。2026年も熊本地震と共に能登へのエールを送ってくださいました。それが凄く響いたのです。だから・・・!今度は能登から返す番です。
豆知識
「声」ではなく「聲」と書きます。音として届くだけのものが「声」。身体と命から生まれ、誰かや土地や未来へ響いていくものが「聲」。この祭りが集めたいのは後者です。
会場の能登演劇堂は、仲代達矢さんと無名塾が中島町の人々とつくった劇場。舞台後方が開いて実際の森が現れる構造は、日本でもここだけです。
コネタ
全国の途絶えた祭りの法被を集めて着る取り組みは、調べた限り前例が見当たりませんでした。解散した保存会や町会の倉庫には、同じ法被が何十着と眠っています。本番2週間前には、届いた法被をボランティアみんなの手で洗い、能登の風に干す「法被洗いの日」を予定しています。ロープに何百着もの法被が並ぶ景色は、それ自体がもう祭りです。
そして途絶えた祭りの代わりに、この能登聲祭に参加することで、新しいムーブメントを起こしていきたいと考えていきます。いずれは、途絶えた祭の復活まで持っていけるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
インフォメーション
| 名称 | 能登聲祭2026 |
|---|---|
| 開催場所 |
石川県七尾市中島町中島上9
能登演劇堂 |
| 開催日 | 2026年10月18日(日) |
| 主催/情報提供者 | THE ECHO HUMAN EXPRESSION ACADEMY・能登聲祭 実行委員会 |
| アクセス | 【車でお越しの方】 駐車場無料 約120台分 駐車可能 ※公演日は、係員の誘導に従ってお停めいただきますようお願い申し上げます。 ※公演によっては大変混雑する場合がございますので、お早めにご来場いただくことを推奨いたします。 金沢方面から 「のと里山海道」(約1時間) 徳田大津I・C下車~ 国道249号線(約15分) 富山方面から 「能越自動車道」(約45分) 七尾城山I・C下車~ 七尾城山I・C口交差点左折~ 城山交差点右折~ 道なり直進(途中から国道249号線) 小島西部交差点左折(約35分) 「能越自動車道」 高田I・C下車~国道249号線 【電車でお越しの方】 金沢駅~ 「IRいしかわ鉄道―JR七尾線―のと鉄道」~ 七尾駅乗り換え~能登中島駅 (約2時間) 金沢駅~ 「和倉温泉行き特急列車」~ 和倉温泉駅乗り換え~能登中島駅(約1時間30分) ● 時刻表 – のと鉄道 ● 列車時刻表 | JRおでかけネット 能登中島駅からタクシーご利用の方 ● (株)中島タクシーTEL:0767-66-0114 【新幹線でお越しの方】 ●東京駅 ~ 金沢駅「北陸新幹線」(約1時間30分) 金沢駅乗り換え~ パターン① 「IRいしかわ鉄道―JR七尾線―のと鉄道」~ 七尾駅乗り換え~能登中島駅 (約2時間) パターン② 「和倉温泉行き特急列車」~ 和倉温泉駅乗り換え~能登中島駅(約1時間30分) ●大阪駅 ~ 敦賀駅「サンダーバード」(約1時間) 敦賀駅乗り換え~ 金沢駅「北陸新幹線」(約1時間) 金沢駅乗り換え~ パターン① 「IRいしかわ鉄道―JR七尾線―のと鉄道」~ 七尾駅乗り換え~能登中島駅 (約2時間) パターン② 「和倉温泉行き特急列車」~ 和倉温泉駅乗り換え~能登中島駅(約1時間30分) 【飛行機でお越しの方】 ● 能登空港~ ふるさとタクシー(要予約)~ 能登中島駅(約1時間) ふるさとタクシー(中島タクシー)TEL 0767-66-0114 ● 小松空港~ 空港連絡バス~ 金沢駅~(電車利用*)~ 能登中島駅(約3時間) *公演日は金沢駅→(七尾駅/和倉温泉駅経由)能登演劇堂へ直行の乗り継ぎバスあり(予約制) ※能登中島駅から 徒歩20分 またはタクシーで3分 中島タクシー TEL 0767-66-0114 |
| 関連サイト |
https://koe-matsuri.com https://www.instagram.com/koematsuri/ |
※日時・場所・出演者・参加に関する条件・料金等は、天候等により変更になる場合がありますのでご了承ください。
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