的野正八幡宮の例大祭として毎年11月3日に開催されています。身の丈4mの巨大な人形「弥五郎どん」が登場し、秋の収穫を感謝するとともに、地域の安全と息災を願って奉納される神楽や郷土芸能の披露などで賑わいます。
みどころ
竹で組んだ体に麻の衣をまとい、赤い面をつけた弥五郎どんが登場する「浜殿(はま)下り」が祭り一番のみどころ。的野正八幡宮から八幡馬場を通り、約600m離れた「弥五郎どんの館」まで、獅子舞や神官たちによる露払いに続いて、子どもたちが引く弥五郎どんが進みます。
お旅所となる弥五郎どんの館前では、中学生による浦安の舞や、田の神舞(たのかんまい)の神楽が奉納され、続いて、俵踊り、棒踊り、中原太郎踊り、桑原奴踊り、正近棒踊りなど郷土芸能が披露されます。
提供:みやざき観光情報 旬ナビ
歴史・由来
大きな目に大きな鼻、恐ろしげな表情をもつ赤い面をつけ、頭上には大きな鉾(ほこ)、麻の衣に大小の刀を差した姿が山之口の弥五郎どんです。弥五郎どんは隼人の首領だったと言われ、現在、南九州の3カ所で、大きな弥五郎どん人形が登場するまつりが続けてられています(都城市山之口町的野正八幡宮、日南市田之上八幡神社、鹿児島県曽於市岩川八幡神社)
養老4年(720年)、この地にいた隼人族が大和朝廷に反乱を起こし、押し寄せる政府軍と闘うも次々に城が落ち、犠牲者も弥五郎どんをはじめ1400名余にのぼりました。
大和朝廷はその霊を慰めるために、首領であった弥五郎どんの人形をつくり、全国で放生会(ほうじょうえ)を行ったのが、祭りの始まりといわれています。
詳しい情報は都城市HP(外部サイトへリンク)をご覧ください。
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インフォメーション
名称 | 山之口弥五郎どん祭り |
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開催場所 |
宮崎県都城市山之口町富吉1412
的野正八幡宮 |
開催日 | 2023年11月3日(金) 【次回開催予測:2024年11月上旬頃】 |
アクセス | JR山之口駅から車で約5分 |
関連サイト |
https://soo-navi.jp/soo-festival/ https://www.city.miyakonojo.miyazaki.... https://guide.jr-odekake.net/event/10... |
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