三方を日本海に囲まれた半島に位置する秋田県男鹿市（おがし）。面積のほとんどが男鹿国定公園、男鹿半島・大潟ジオパークに認定されており、海、山、温泉もある自然豊かな地です。ゴジラ岩や日本のウユニ塩湖と呼ばれる鵜ノ崎海岸、寒風山など、映えスポットも各地に点在し、写真撮影のために何度も訪れる人も多いんです。
6月の男鹿市は気候的にも過ごしやすい上、天然真鯛を味わえる鯛まつりやあじさい寺で有名な雲昌寺の観覧期間が始まるなど、来訪に最適なシーズン。
秋田市より車でおよそ1時間、この記事では今だからこそ楽しめる男鹿市の楽しみ方をご紹介します！
見渡す限り真っ青な世界！雲昌寺のあじさい
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト2017年国内ベスト絶景 第1位」に選ばれた雲昌寺のあじさい。
雲昌寺副住職の古仲宗雲さんは、ある夜に境内の片隅にひっそりと咲いていた一株の青いあじさいに心を奪われました。そこから15年を越える歳月を費やしてあじさいを株分けし、今ではその数1500株以上。満開の頃には真っ青な世界が一面に広がります。
日中は見渡す限りの青いあじさいと境内との幻想的な雰囲気が楽しめ、夜のライトアップ時はまるで別世界に迷い込んだかのような非日常体験を味わえます。あじさいの奥に広がる港町と男鹿の海を一緒に撮影するのもオススメです。
今年の開催日程は2022/6/11(土)～7/18(月・祝)まで。例年、6月下旬から7月上旬に満開の時期を迎えます。
この投稿をInstagramで見る
雲昌寺限定 あじさい色のババヘラアイス
秋田名物ババヘラアイスは、秋田県民なら誰もが慣れ親しんでいるご当地アイス。カラフルなパラソルの下、ピンクと黄色（いちごとバナナ味）の2色のアイスを女性が一つ一つヘラで盛り付けてくれます。
そのババヘラアイスが「雲昌寺限定 あじさいブルー」ぶどう＆ソーダ味として登場。特別仕立てのアイスと雲昌寺の青いあじさいを一緒に撮影できる機会は貴重。毎年このコラボ撮影を楽しみにする方がたくさんいらっしゃるんです。
雲昌寺のあじさい拝観期間中、タイミングによっては別フレーバーが登場しているとの噂も……その年により、色やフレーバーが変化することもあるので、今年だけの出会いになるかも？
この投稿をInstagramで見る
可愛すぎるあの動物の子どもに会える？男鹿水族館GAO
日本海のすぐそばという絶好のロケーションに位置する水族館。入館してすぐにある水量約800トンの「男鹿の海大水槽」では、春から秋にかけて男鹿の海で見ることのできる約40種2,000匹の魚たちが優雅に泳ぐ姿を見ることができます。
そして、見どころはなんといってもホッキョクグマの展示。2022.6 現在では、オスの豪太とメスのユキ、2頭の子どものフブキを見ることができます。今年生まれたゴマフアザラシの「おんぷ」や1歳を迎えたカリフォルニアアシカの「てまり」にもぜひ会いに行ってくださいね♪
この投稿をInstagramで見る
ゴマフアザラシの「おんぷ」（提供：男鹿水族館GAO）
カリフォルニアアシカの「てまり」（提供：男鹿水族館GAO）
男鹿の海大水槽（提供：男鹿水族館GAO）
今が旬！絶品天然真鯛を味わえる「男鹿の鯛まつり」
「男鹿の鯛まつり」が6/30（木）まで開催中！
男鹿ではこの時期、希少な天然真鯛が多く水揚げされます。日本海の荒波で育った真鯛は養殖とは異なるきれいなピンク色で、身が引き締まり、適度な脂と旨味が凝縮された味わいが格別。
「男鹿の鯛まつり」期間中は男鹿市内の宿泊施設や飲食店等で男鹿の真鯛を使った食事が楽しめます。男鹿名物の石焼料理や漬け丼など、天然真鯛の魅力をたっぷり味わえますよ。
鯛まつり期間にあわせて、男鹿温泉郷ペア宿泊券等の豪華商品が当たるスタンプラリーも実施中。ぜひ各店を巡って様々な真鯛料理を召し上がってくださいね。
この投稿をInstagramで見る
漁師の店『渉水産』直営カフェレストラン 鵜ノ崎テラス
秋田のウユニ塩湖とも呼ばれる、鵜ノ崎海岸の目の前にあるカフェレストラン「鵜ノ崎テラス」。穏やかな天候の時に見られる、空が鏡のように水面に映り込む美しい海岸を眺めながら食事ができるスポットはここだけです。
渉水産は漁師でもある社長が自らの船で収穫した海産物を加工、製造販売まで行っており、鵜ノ崎テラスでは、その食材を使用したメニューや、きれいな色合いのドリンクを楽しむことができます。
おすすめはボリュームたっぷりの日替わりランチ。この日は「海鮮丼＋サザエ壺焼2個＋特製さかなの味噌を使用した味噌汁（¥1,200）」。ごはんの上には大ぶりのエビや新鮮なお刺身がふんだんに盛り付けられ、見えない部分にもねぎとろがたっぷり。
他に手作りのスイーツ類も豊富で、海岸を背景に写真を撮ってインスタにアップする方が急増中！
店内ではおしゃれなロゴデザインのWATARUDELIなど、オリジナル商品を購入することも可能です。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
「あおいろおがたび」開催中！
そんな魅力あふれる6月の男鹿でおすすめのイベントが、雲昌寺のあじさい地蔵をめぐって男鹿を旅する「男鹿をめぐる あおいろおがたび」。男鹿の各地を目いっぱい楽しんでほしい、との思いから企画されています。
参加方法は「oga,dmo」のInstagramをフォローし、男鹿市内4施設に設置されているお地蔵様の写真2体以上と、男鹿の魅力が伝わる写真を2枚以上撮影。ハッシュタグ「＃あおいろおがたび」「＃撮影地」、メンション「@oga.dmo」をつけ、Instagramに投稿するだけ！
抽選で30名様に男鹿市観光協会DMO推進室で企画したオリジナルの青いクラフトビール＋参加4施設おすすめの男鹿のおみやげが当たります！青のクラフトビールは男鹿の青空、青い海、青いあじさいをイメージした色で、ビール好きはもちろん、ビールをあまり飲んだことがない方でも楽しんでもらえる味わいに醸造しました。
ぜひこの機会にイベントに参加して、男鹿の魅力を体感してみてくださいね。
※雲昌寺内に設置されているお地蔵様は投稿写真の2体にカウントされませんので、要注意ですよ！
この投稿をInstagramで見る
この時期ならではの魅力が詰まった男鹿市は見どころが満載。友人や恋人と、今だけの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか？映えスポットと美味しいグルメの数々がたくさん揃ったこの町に、ぜひ遊びにきてくださいね。
