TBS放送センターを中心に整備された赤坂サカス
ニュースやバラエティなどで一日の中でテレビを見ない日はありえないでしょう。日本にはNHKの他に数多くの民放が多種多様の番組を放送しています。民放の一つTBSは東京都港区の赤坂に放送センターを構えています。施設を囲む赤坂サカスには約100本の桜が植樹され、例年3月下旬から4月上旬にかけて元気に花を咲かせます。2021年は気候の影響から3月25日前後に見頃となりました。
桜を咲かすという意味を込めて命名
赤坂サカスは、桜を咲かすという意味を込めて命名されました。TBS放送センター前のサカス坂の両側は桜並木となっています。通り沿いに建つTBS赤坂ACTシアターも桜の花で囲まれます。
11種類の桜が植栽される赤坂サカス
サカス坂の上からは東西にさくら坂が繋がります。赤坂サカスのエリア内にはソメイヨシノばかりでなく、河津桜、寒緋桜、山桜、三春桜、兼六園菊桜など11種類の桜が育っているので、長い期間にわたって種類豊富な桜の花を楽しむことができます。
花見後にベルギー・グルメ
さくら坂の東入口は赤坂ビズタワーに接しています。タワー内のグルメフロアには様々な種類の飲食店が入っています。その中に日本では珍しいベルギーのビアカフェがあります。デリリウムカフェ・レゼルブには、1000種類を超えるレーベルの中から厳選された銘柄のビールを準備しています。メニューに並ぶドリンクは100種類を下らないので、オーダーをするときには悩んでしまいます。
数々のベルギービールを飲み比べしていると、「ムール貝の白ワイン蒸し」や「ビンチェ芋のフリッカ」を味わいたくなる人も少なくはないでしょう。ムール貝は現地スタイルのバケツ蒸しでテーブルに運ばれてきます。
東京都港区の赤坂のTBS放送センターの周囲は赤坂サカスと呼ばれています。桜を咲かすという意味を込めて命名され、敷地内には11種類約100本の桜が植樹され、例年3月下旬から4月上旬には放送センターを早春の彩りで包みます。