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湖に山…ロケーションのパワーがスゴすぎる!秋田県のパワスポと御朱印5選!

2022/8/26
2022/8/26
湖に山…ロケーションのパワーがスゴすぎる!秋田県のパワスポと御朱印5選!

\8月29 日は秋田県の記念日!/
1871年(明治4年)の8月29日、廃藩置県によって「秋田県」が誕生したことを記念して、1965年(昭和40年)に制定されたのだそうです。

今回はそんな秋田の「県の記念日」にちなんで、秋田県のパワースポットとそこでいただける御朱印を5つご紹介します!

御座石神社<仙北市>

日本一の深さを誇り、透明度の高い水を湛えることで知られる田沢湖。その北岸に鎮座するのが御座石(ござのいし)神社です。湖のほとりに立つ朱い鳥居がシンボルで、御座石という社名の由来は、鳥居近くの石が平たくてゴザのようだからという説のほか、慶安3年(1650年)に秋田藩主・佐竹義隆公が、その石に座って休んだからという説もあります。

また、田沢湖には美貌の持ち主「辰子」の伝説が残ります。辰子は永遠に若く美しくありたいと願い、観音様のお告げに従って山の北の泉を飲んで龍に化身し、田沢湖の主となりました。この泉とされる「潟頭の霊泉」などが境内にあることが、御座石神社が「美のパワースポット」といわれる由縁です。

他にも、辰子が姿を映した「鏡石」や、1本の木から7種類の木が生えた「七種木」などの見所も。朱い鳥居と田沢湖が描かれた御朱印をいただいて帰れば、この地を訪れた思い出にもなりそうですね。

漢槎宮(浮木神社)<仙北市>

江戸時代に秋田藩士の俳人・益戸滄洲によって名付けられた「漢槎宮(かんさぐう)」は、流れ着いた大木の浮木(うきき。流木のこと)を祀っているので浮木神社とも呼ばれています。

田沢湖の南西湖畔で、湖水に張り出すように建てられ、すぐ近くに黄金色の辰子の像があります。こちらは美のパワースポットであり、縁結びの御利益も。辰子と同様に人間から龍に姿を変えられたという八郎太郎という人物が、辰子に惹かれて八郎潟から移り住んで暮らすうち、八郎潟のほうは年々浅くなり、主の増えた田沢湖は逆に冬も凍らずますます深くなったという伝説があるそうです。

そんな浮木神社の御朱印はとてもシンプル。春には社頭の桜が花を咲かせ、多くの人が訪れます。

 

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太平山三吉神社<秋田市>

太平山三吉(たいへいざんみよし)神社は、秋田県のほぼ中央に位置する霊峰太平山の山頂(標高1,170m)に奥宮が、秋田市広面赤沼に里宮が鎮座し、古くから太平山講の総本宮として多くの信仰者、登山者が参拝に訪れています。

ご祭神3柱のうち三吉霊神は、太平の城主であり名君であった藤原鶴寿丸三吉が祀られた郷土の神様。曲がった事が大嫌いで、弱きを助け邪悪のものをくじく、力持ちの守護神として、勝利成功・事業繁栄の御利益を授けてくれると有名です。

 

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里宮でいただける御朱印には、三吉霊神の御影と太平山の山容にくわえ、赤い梵天(ぼんでん)が描かれています。梵天は神様のおりてくる依代(よりしろ)として、1年間の幸福を願い毎年1月の梵天祭で奉納されます。

梵天祭は秋田県内の各地で行われていますが、太平山三吉神社では、力の神である三吉霊神にあやかろうと威勢よく先陣を競い、境内を激しくもみあいながら奉納する勇壮さが特徴です。そのため「けんか梵天」とも呼ばれています。

 

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赤神神社 五社堂<男鹿市>

男鹿半島の南西端に近い静謐な山中に、江戸時代に創建された赤神神社五社堂(あかがみじんじゃごしゃどう)。御朱印はきわめてシンプルですが、五つの社殿が整然と座す一種、異様ともいえる壮観な光景からは、神秘的なパワーがほとばしり出ているかのようです。

ここへは、鬼が一晩のうちに築いたという伝説のある999段の石段を登っていきます。鬼はその後、なまはげになったとの説も。境内の見所には、参詣時に一年を占うために姿を映したといわれる「姿見の井戸」もありますので、忘れずに見ていきましょう。

この一帯は赤神権現を信仰する修験道場として開かれました。真山まで至る山道は、山伏が修行した道といわれ、現在は「お山かけ」といって人気のトレッキングコースとなっているそうです。

 

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真山神社<男鹿市>

先述の赤神神社五社堂から「お山かけ」の道でつながっていて、真山(しんざん)の山頂(標高567m)に本殿がある真山神社もまた、古くから山岳信仰の霊場として栄えてきました。

杉木立に囲まれた境内は荘厳で、樹齢1,000年余りの巨大な榧(かや)の御神木に近づけば、強力なパワーのみならず悠久の時間の流れを感じ取れるでしょう。

なまはげと非常に関りの深い神社で、周辺には、なまはげ行事を再現している「男鹿真山伝承館」や、なまはげ面を一堂に集める「なまはげ館」などの見所もたくさん。御朱印や御朱印帳にも、なまはげがモチーフとして登場しているんですよ。神社の詳しい現地レポートもありますので、ぜひご覧ください!

 

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真山神社で毎年2月に開催!なまはげ柴灯まつり

なまはげが「泣く子はいねがー!悪い子はいねがー!」と叫びながら、集落の家々をまわるのは毎年大晦日の行事。それ以外のタイミングで、全国の誰もがなまはげに会ってその迫力と魅力を体感できるお祭りが「なまはげ柴灯(せど)まつり」です。

元々は900年前から行われていたという、あぶった大餅を山の神に献ずる真山神社の正月神事「柴灯祭」に、民俗行事「ナマハゲ」を組み合わせたお祭りで、1964年にスタート。一説には「日本三大奇祭」の一つにも数えられています。

見どころは何といってもなまはげです。参道入口での「なまはげ入魂」に始まり、神楽殿では、なまはげ行事を再現。燃え盛る柴灯火の下でなまはげの乱舞、なまはげ太鼓と勇壮な演舞が続いたのち、護摩餅が配られてなまはげは山に帰っていきます。

オマツリジャパンには現地からの詳細なレポート記事もありますので、ぜひご覧ください!

まとめ

今回は、秋田の「県の記念日」にちなんで、秋田県のパワースポットと御朱印、そこで行われるお祭りを合わせてご紹介しました。

美女伝説が残る美しい湖水に浮かぶような神社や、緑濃い森林を宿す深山に抱かれた神社など、ご祭神の御利益とロケーションの魅力でさらに強力なパワーを放つようなスポットがいっぱいでしたね。

興味をもたれた方は、ぜひ秋田への旅を計画してみてはいかがでしょう。お祭りの開催時を狙って行ってみるのもおススメですよ。

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