土用とは、暦の立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間を指すって知っていましたか?うなぎを食べるのは夏の土用の場合が多いですが、「丑の日」に限らず「土用」の時期には「土用餅」を食べる風習もあるんです。
土用餅で有名なのは「とらや」なのですが、とらやの販売期間は2023年は7月18日(火)~7月20日(木)。筆者が「そろそろ土用の丑の日が近いな」と思ったころには発売が終わってしまっていました。ショック。
こちらの記事では「土用餅」に興味を持った方、筆者と同じようにとらやの土用餅を買いそびれた方のために!コンビニで買える「土用餅」をご紹介します。
セブンイレブンでも「土用餅」が買えた!
今回筆者が購入したのは、セブンイレブンの「北海道十勝産小豆使用 土用餅」(税込464円)。小さめのこしあんが使われた、かわいらしい形の土用餅が8個入りで販売されています。価格も求めやすく、けっこうアリなのかも?早速実食してみます。
実食!セブンイレブンの「土用餅」
いよいよ実食!ふたを開けるとツヤっとうるっとした美しいあんこの土用餅が整然と並んでいて涼やか! トレイもそのまま食卓に出していいほど雰囲気もよく、夏らしい半透明のもので素敵です。
セブンイレブンの土用餅はしっとりしていて形が崩れやすいので、取り分けるときは付属のヘラで隣同士の土用餅と切るようにしてからすくい上げます。なんだか三重県の赤福みたい!
想像以上のクオリティに衝撃
こちらが断面図。かなり水気が多くしっとりして柔らかいので、スパッとした断面を撮影するのは難しかったです。食べてみると、とろけるような口当たりと想像以上のしっとり感で、あんこ好きにとっては、まるで飲み物のよう!笑 絶妙に塩味が効いていて、あんこのお上品な甘さを引き立てます。期待以上のクオリティに衝撃!これが税込500円以下なら、かなり買いでは!? おすすめです。
筆者はアイスコーヒーと合わせてみましたが、あんこが重すぎないのでコーヒーともとてもよく合い、夏の素敵なスイーツタイムを過ごすことができました◎
そもそも、土用餅って何?
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「土用餅」の歴史の始まりは江戸時代から。土用とは、暦の立春・立夏・立秋・立冬の直前の18日間を指しますが、現在は立秋の前の夏の土用がよく知られています。
夏の土用の入りには、暑さ負けをしないよう、“チカラ持ち”にかけて、砂糖や小豆入りが入った“餅”を食べる習慣があるんだそう。確かに、エネルギーたっぷりのお餅、たんぱく質の入った小豆に、お砂糖が組み合わさった土用餅。昔の人の夏のパワーの源になっていたのも納得です。
「セブンイレブン」の土用餅で、手軽においしい暑気払い!
こちらの記事では、セブンイレブンで購入できる穴場!?な和菓子「土用餅」の実食レポートと、そもそも土用餅ってなんなの?という豆知識をご紹介しました。うなぎだけでなく土用餅も食べて、暑すぎる夏を乗り越えていきたいですね!