関東三大イルミネーションに選出される「湘南の宝石」
年末年始の時期には日本の各地がイルミネーションで彩られます。全てのスポットでスポットならではの趣向が凝らされていますが、一般社団法人の夜景観光コンベンション・ビューローが、関東三大イルミネーションを選出しています。「あしかがフラワーパーク光の花の庭」、「湘南の宝石」、「さがみ湖イルミリオン」が、エンターテインメント性やオリジナリティーなどから選ばれました。「湘南の宝石」は、神奈川県藤沢市の江の島で行われています。2020年~2021年のシーズンには、2020年11月21日~2021年3月7日の期間で実施されています。
江の島の隅々を彩る光の演出
「湘南の宝石」の開催日の夜間には、江の島全体が様々な光の演出で輝きます。島の入口となる弁天橋はLEDの光で輝き島に誘導してくれます。橋を渡り弁財天仲見世通りを進むと、江島神社の辺津宮の瑞心門に突き当たります。龍宮城を模した楼門も鮮やかにライトアップされています。
江島神社の辺津宮から中津宮に向かう参道沿いの中津宮広場は、温かな光に包まれます。広場内の展望デッキからは、江の島ヨットハーバーの夜景を見ることができます。
宝石を鏤められたかのようなサムエル・コッキング苑
「湘南の宝石」のメイン会場となるのは、島の中央のサムエル・コッキング苑です。江の島のランドマークタワーとなっているシーキャンドルを囲む園内は、隅々まで趣向の凝らされたイルミネーションで輝き、まるで宝石を鏤められたかのようです。
島の先端にまで繋がる光の回廊
サムエル・コッキング苑の光の演出には圧倒されますが、苑の入口前の亀ヶ岡広場も情緒豊かな彩りで包まれます。
亀ヶ岡広場から島の先端に建造される江島神社の奥津宮に向かう御岩屋通りは光の回廊となります。奥津宮に隣接する恋人の丘の龍恋の鐘も鮮やかな彩りで輝きます。
神奈川県の江の島で冬季に開催される「湘南の宝石」は、関東三大イルミネーションに選ばれています。江の島全体が隅々まで趣向を凝らした光で演出され、メイン会場のサムエル・コッキング苑は、まるで宝石を鏤められたかのようです。