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二窓の神明祭@広島県竹原市をレポート・・あなたは炎を見つめて何想う

2020/1/29
2020/1/29
二窓の神明祭@広島県竹原市をレポート・・あなたは炎を見つめて何想う

二窓の神明祭は、400年以上の歴史ある火祭りです。二窓地域の成人行事として、竹や木で組まれた「神明さん」を運んで、夕暮れを待って火をつけます。祭りの起源は、戦国武将・小早川隆景が戦勝祈願のため、やぐらを作って神明を祀ったことがはじめといわれてます。高さは20メートル重さ3.5トンちかくあり、竹原市内では90体近くありその中でも最大級です。伝統行事として、代々受け継がれ地元で長く愛されてるお祭りです。

 

※この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。 2020年01月29日 編集部更新

2019年2月10日(日曜日)2月の第二日曜日、広島県竹原市忠海東町5丁目旧忠海東小学校グラウンドにて「二窓の神明祭」ふたまどのしんめいさいを見てきました。小正月の火祭りは、広島では「とんど」全国的には「左義長」かな「神明さん」と呼ぶのは地域的背景があるのかな、祭りは午後15時半頃から大神明練り歩きがはじまります。

グラウンドの隅から海に向けて2時間近く、3.5トンを練り歩きます。神明さんの中心は松の神木を接いで高さ20メートルを出します、真っすぐな松の木を探すのは大変だろうと思いました。練り歩き方法はもちろん台車に載せたりしません、グラウンドの砂の跡が円を描きながら残ってますね。

そうです、シンプルに練り歩き、持つところも松の大木です!力を一つにです。

初めの頃はギシギシ唸ってましたが、段々スピーディになってきました!ガンバレ~!

休憩中には御長老さん太鼓や、旧校歌合唱や、餅まきもあり、和気あいあいと進んでいきます。

もちろん休憩時の接待が一番の楽しみです、なんか楽しそうでいいな~

これが地域のお祭りなんでしょうね、皆さんいい笑顔、楽しそうです。

松の木を40本以上組み上げるらしく、くぎを使わずに組みます、本部前に設計図があって中心の松の木を、心木9メートル、足松6メートルを柱に、その周りに下から丸い部分が大モチといってそこまでが4.7メートル、その上の丸い中モチまで3メートル、そして小モチまで3.2メートル、上の笹まで18メートルあり、松を組んで23メートルです。

地域の皆で応援して、最終地まで持ってきました!!お疲れ様でした。陽も落ちてきました。松明に火がついて皆でその時を待ちます。

さあ時間です、お楽しみの神明さんに点火します、1年間の地域の火難がおきない事を願い、無病息災、家内安全をみんなでお祈りします。

抜け駆け火や、無茶火が無かったので、綺麗な形で火が付きました!スゴ~イ!!あっというまじゃん!!

中心が燃えていく、造るのに相当の時間と労力がかかってる明神さんが燃えていく!

形が粘って残る、綺麗な形と思うのは、私だけ!?映画にありそうなシーンですね。

嫌なことは吹き飛んで行け~

バンザーイ、ばんざ~い

炎を見つめるって、何かを考えさせれますね。私はお願い事忘れてました!スゴ!すご!スゴといってたと思います。

参加者の皆様お疲れ様でした、お祭り準備の方々もありがとうございました、今年もいい年でありまうように万歳。

 

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