※2021年は新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。 2022年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。 (2021年1月19日 編集部)
2020年も開催決定!五大力餅会陽は岡山県美作市で行われる伝統行事。重さ185キロの鏡餅を運ぶ天下之奇祭です。祭りの起源は1221年に後鳥羽上皇が配流されたときに、この寺に立ちよられて、祈願された際に、地域の方々が大きい餅を作り献上したことが由来のようです。
185キロの餅を持ちあげ、長い距離を歩いた人が福男とされ、餅にさわると御利益や、体調の悪い人も餅にさわると快方に向かうと言い伝えられています。すごい数の餅まきもあるので、家族で楽しめるお祭りとして地元で長く愛されています。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。 2021年1月19日 編集部更新)
今回、岡山県美作市尾谷顕密寺2019年2月3日(日曜日)第1日曜日、「五大力餅会陽」を見てきました。
会陽は「えよう」と読んで、陰暦1月15日、修正会の際に、裸で神木を奪いあう岡山市西大寺「はだか祭り」が西大寺の会陽が有名です。
祭りのスケジュールは、ポスターで確認「天下之奇祭 五大力モチ会陽」!まつり好きにはわくわくがとまりません!
五大力は、東方降三世明王・南方軍茶利明王・西方大威徳明王・北方金剛夜叉明王・中央大日大聖不動明王の5明王様のようです。
祭りが始まるのが、午前10時子供力餅会陽、午後12時護摩供、午後13時五大力餅会陽、お楽しみの餅まきは15時からです。まず子供力餅を応援しながら、体を暖めていきます。
子供力餅は、重さ53キロの餅をかかえてモチ時間を競いあいます。
優勝者は5分近くモチ上げて、まさに力餅!
天気は小雨ですが、お楽しみの五大力餅会陽、男達の挑戦がはじまりました。
185キロの鏡餅、お相撲さんなみの重量!持てません!!あなたはお相撲さんを持ち上げれますか?
2019年1月16日に引退された、稀勢の里関が178キロ!
呼吸するなんて無理です、モチ上げるだけでも凄いですよね!
さらに振り向いて歩くなんて、血管とか骨とかきしみます。
すごい!ガンバレ~!
みんなで、応援!寒さも忘れるぐらいの熱気です。
モチあげてふり返るだけでも、力餅!
力餅か、力持か、中には超!力モチがいるんです、すご~い!!
わ!わ!ギャーきゃー!声援でさらに力が入ります。
折り返しは25メートルくらいから、こわ~い!
感動です、歩けますか!がんばれ~
力餅会陽に参加される方は、優しき力持さんが多いです。
雨にも負けず・・って、宮沢賢治の心境になってきました。
優勝者は30メートル近く運びました、185キロ持ち上げて、振り返って歩く!すごい!
見ていて爽やかな感じになりました。
参加者の皆様お疲れ様でした、お祭り準備の地域の方々もありがとうございました。
最後に、こちらの餅まきは半端な数じゃないので、福引き景品でバケツがあるのがよくわかります。
この餅食べて、私も1年力餅になって元気に祭り巡りしたいです。ありがとうございました。