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ごまだしとは?大分の漁師町で生まれた万能調味料の使用法は?

更新日:2021/5/18 高橋 佑馬
ごまだしとは?大分の漁師町で生まれた万能調味料の使用法は?

独自調味料大国大分のダークホース「ごまだし」

九州の北東部にある大分県。瀬戸内海に面し、海の幸にも恵まれた県です。観光では別府や湯布院などの温泉街が知られ、毎年多くの観光客が訪れています!この大分県、実は独自の調味料が発展してきた県なのです!ピリッと爽やかな辛さが特徴的な「ゆずこしょう」、全国の生産腸の9割以上を大分県が占める「かぼす」、そして今回ご紹介する万能調味料「ごまだし」です!

ごまだしは、大分県佐伯市が発祥の調味料。佐伯市は豊かな漁場に面し、水産物が多く獲れる地域で、特にエソと言う白身魚が有名です。このエソを保存食として加工していたのがごまだしでした!そのごまだしが、近年瓶詰で登場!今までは家庭の味として作られてきたごまだしが、全国区になるきっかけができました。

このごまだし、都内のスーパーでも手に入ります!早速手に入れてきましたので、実食レポートで紹介していきます!

ごまだし佐伯市の漁村女性グループめばるさんが作る「ごまだし」。麻紐で結ばれたパッケージがかわいらしい。

エソがたっぷり使われている

今でこそタイやアジと言った魚でも作られているごまだしですが、やはり元祖はエソ!白身魚のエソを焼き、胡麻と一緒にすり合わせ、醤油などで味付けしたのがごまだしです!瓶から出したごまだしはこんな感じ。ご飯に乗せるだけでも食が進んでしまうそうな風貌です!

ごまだし

佐伯名物「ごまだしうどん」

ごまだしが作られる佐伯市では、うどんの味付けに使うのがポピュラーです。この商品のラベルにも、その作り方が紹介されています!

ごまだし

と言うことで、早速作ってみました!市販のうどんを茹でて、上にごまだしを山盛り一杯乗せるだけ。簡単にごまだしうどんの完成です!

ごまだし

食べるときにはしっかりと混ぜてください。これでスープにごまだしの味が広がります!

ごまだし

食べて見ると、口の中いっぱいに魚の旨みが広がります!胡麻の風味もアクセントにこれはうまい!ハマってしまいそうでです!

うどん以外の用途では、冷ややっこやお茶漬けの味付けに使うのもオススメとか。炒め物の味を決めるのに使うのも良さそうですね!ぜひごまだしを手に入れて、お試しください!

■ご紹介した商品

【商品名】佐伯ごまだし(200g)

【価格】880円(税別)※下記店舗価格

【購入店舗】オオゼキ雪が谷店 ※成城石井、無印良品、DEAN & DELUCAなどで販売されていると言う情報も

佐伯市のお祭り「木浦すみつけ祭り」

ごまだしが作られる佐伯市には、2年に1度行われる笑いの絶えない幸せを呼ぶ奇祭「木浦すみつけ祭り」があります!およそ400年前からはじまったと言われるお祭りで、鬼のような赤い顔をした荒神が登場!そしてお祭り参加者の顔にはどんどん墨が塗られていくと言う奇祭です!詳しい情報は、佐伯市観光協会オフィシャルサイト、大分合同新聞のYoutubeをご覧ください。

佐伯市観光協会オフィシャルサイト

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!

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