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今年の収穫に感謝を込めて!全国の「新嘗祭」の特別御朱印6選!

今年の収穫に感謝を込めて!全国の「新嘗祭」の特別御朱印6選!

11月23日は、1948年に「勤労感謝の日」となるまでは「新嘗祭」という祭日でした。新嘗祭は現在でも宮中や各地の神社で行われている、新穀を奉納してその年の収穫を神様に感謝し、翌年の豊穣を願う古来から続く大切な行事です。

お祭りのように賑やかな催しや露店が出ることはあまりありませんが、全国各地の神社で個性的なデザインの限定御朱印の授与が行われます。今回は全国各地、稲穂を基調にした様々なデザインの「新嘗祭」特別御朱印を厳選して6つご紹介します。

たわわな稲穂が頭を垂れる(飯盛神社/長崎県)

長崎県佐世保市にある「ご飯もりもり飯盛神社」がキャッチフレーズの飯盛神社。かつて皮膚の病気を患った住民が境内にあった「なまずの形をした石」に祈願をしたところ病気が治ったという伝説のある神社です。

それによって民間のなまず信仰が生まれ、美容や健康に対するご利益があるとされています。最近では、木製の白なまず様がおみくじをくわえている「白なまずみくじ」がじわじわと人気を集めているんですよ。

新嘗祭限定御朱印は朱色を基調に、「相浦富士」とも呼ばれる愛宕山と、たわわに実った稲穂が描かれたデザインとなっています。

可愛いうさぎに癒される(三輪神社/愛知県)

名古屋の秋葉原と呼ばれる「大須商店街」のそばにある三輪神社。御祭神である大物主神が大国主神と同一視されていることから、神話「因幡の白兎」で有名なうさぎの石像が境内に設けられています。このうさぎは神様のお使いとされ、なでることで幸福が訪れたり、なでた部分の痛みが無くなると言われています。

また、こちらの鳥居は「三輪鳥居」あるいは「三ツ鳥居」と呼ばれ、両端がそりあがり曲線になっている「明神鳥居」の両脇に背の低い鳥居を持つ珍しい作りになっています。三輪鳥居の正式な通り方「八の字」で鳥居をくぐれば御利益は3倍になるそうですよ!

三輪神社の新嘗祭限定御朱印は、うさぎの神職たちがたわわに実った稲を収穫するイラストが描かれた可愛らしいデザインです。

 

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神様に供えられた稲穂が神々しい(美幌神社/北海道)

北の大地、北海道網走市にある美幌神社。その始まりは、明治36年に鳥取県より開拓のため移住した団体が、戸隠神社を信仰したことでした。明治37年に仮の社殿を建立し、初代神主が「これから光りかがやく生活があるように」との願いを込め、天の岩戸を押し開ける「太力男命」を祀り、現在に続く美幌神社となったのです。

新嘗祭限定御朱印は、神様に豊熟した稲穂をお供えしているイラスト入りの御朱印となっています。御朱印は書置きのみで、御朱印帳への直書きはありませんのでご注意ください。

 

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ユニークな発想がおもしろい!(柏神社/千葉県)

柏神社は、山形県の羽黒山にある「出羽神社」と、京都・祇園の「八坂神社」の合祀社であり、正式名は「羽黒神社」といいます。出羽三山に祀られる神々がこの地の近くに迎え祀られたのは1660年頃と言い伝えられており、八坂神社は1661年頃に当時流行した病から人々の命を守るため、この境内に祀られました。
1888年に羽黒神社と、この地域に祀られていた複数の神々が現在のこの境内へ移され「柏神社」となりました。

柏神社の新嘗祭限定御朱印は、お茶碗に盛られたご飯のイラストが目印!ちょっとユニークな仕掛けが施されており、大盛りのごはん部分のみが描かれた絵柄もいただけます。それを貼り付けると普通盛りだったご飯を大盛へ変化させることができるんです!

 

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また、柏神社は何ともユニークなハシビロコウのデザインの御守りや御朱印を授与いただけることでも有名です!

 

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詳しくは、ぜひ下記の記事もあわせてご覧ください。

赤富士に金色の光が神秘的(富知六所浅間神社/静岡県)

富知六所浅間神社は、古くから富士山南麓を守護する岳南鎮守として崇敬されています。また、第52代嵯峨天皇の中宮ご安産祈祷を奉仕してからは特に安産の神として慕われ、その後は国内で事変があるごとに国家安泰の祈祷も行われてきた、とても由緒ある神社です。

新嘗祭限定の御朱印は、赤富士に金色の光が差す華やかなデザインとなっています。

 

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縁起のよい白蛇様が稲穂をくわえる(蛇窪神社/東京都)

鎌倉時代、武蔵の国と呼ばれていた現在の東京都や埼玉県一帯は大干ばつに見舞われたときのこと。この地の古池のほとりにあった龍神社に断食祈祷を行い雨乞いをしたところ、大雨が降り続きその危機を救ったことが現在の蛇窪神社の縁起となったとされています。

「東京の白蛇様」といわれ、お祀りされている白蛇様は富と美に対するご利益があるとされ、巳の日には多くの参拝者で賑わいます。蛇窪神社の新嘗祭限定御朱印は、白蛇様が稲穂をくわえる縁起の良いデザインです。

 

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また、11月23日の新嘗祭当日には、新米をお餅にして五穀豊穣をお祝いする「もちつき大会」が開催されます。お餅は正午から振舞われる予定で、無くなりしだい終了とのことです。詳細に関しては公式ページにてご確認ください。

昨年のもちつき大会の現地レポートもぜひ参考にしてくださいね。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
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