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令和5年 東灘だんじり祭り、本住吉神社宮入!最高潮クライマックス写真レポート 神戸市

2023/6/8
2023/6/7
令和5年 東灘だんじり祭り、本住吉神社宮入!最高潮クライマックス写真レポート 神戸市

ゴールデンウィークに開催された神戸市灘区のだんじり祭り、5月5日夜、本住吉神社の宮入でクライマックスを迎えます。19時近くになり辺りはすっかり暗くなり参道の提灯に灯が入りました。参道の両脇には宮入を一目みようと多くのギャラリーが集まっていました。

5月4日の本山パレードの様子はこちら。

19時宮本の西區の宮入が始まりました。轟音を立て、石畳の上を爆走します。

拝殿前に向かい答礼

その後は練り場でだんじりを回転させます。

だんじりの周りでは女性陣が手に持った提灯を手首を動してリズミカルに回転させていました。

約20分くらい。だんじりを回転させた後、練り場横にある小屋のほうに戻っていきました。

2番目は茶屋區。こちらも爆音を響かせながら境内へと入ってきました。その重低音でだんじりの重さを感じ、近づいてくる音の変化でスピードを感じます。

こちらも拝殿に向かって答礼をした後、回転を始めました。

練り場は土なので、だんじりを回転させるとだんじり本体と上に乗ってる人の重さで、土が掘れて駒が地面にめり込んでいきます。

駒が土にめり込んで、少し傾いても、男達はだんじりを地面に着かないように下から持ち上げながら、力の限り回しました。

3番目は吉田區。男性陣の下が泉州風のパッチに変わっていく町があるなか、今も伝統的なお腰を着用しています。

屋根の上や後ろにたくさんの人が乗っていました。後ろは子供や女の子が乗ってるのが印象的でした。

だんじりの前に乗って誇らしげに提灯を振る役員たち、下で必死に支える鯔背な男達。

回転の軸があまりブレることなく綺麗に周っていました。

4番目は空區。神戸型のだんじりは前に人よけがないので、このようなダッシュの時はこけてしまうと下に巻き込まれてしまう可能性が高いので、こけないように細心の注意が必要です。

前を担ぎあげ、回転を始めました。

だんじりの前でお爺さんが優雅に踊っていました。

このだんじりも後ろに子供や女性がたくさん乗っていました。乗ってる人は楽しそうですね。

5番目は山田區。山田區はたくさんの女の子たちが提灯を振っていました。その動きが一糸乱れず統制がとれていて綺麗でした。

練り場に入る前はダッシュで突っ込み、急ブレーキで止まる。そういった動きを3回くらい繰り返していました。

「まーわせっ!まーわせっ!」の掛け声にパワーをもらい必死に回していました。

山田區は東灘区では珍しく後旗があります。2頭の龍が昇っていく立派な旗です。

後ろから見ていると女の子たちの動きにつられて思わず、腰を振ってしまいそうになりました。

6番目は反高林區です。

比較的近年からの参加で、参加者における子供たちの比率が高く、やや小ぶりのだんじりです。

小さな子供たちも参加していました。このままずっと祭りに参加し続けて、大きくなったら祭りの中心で活躍して欲しいですね。

そして7番目の宮入は住之江區。練り場でだんじりを回せないくらいの多くのギャラリーを引き連れての登場です。独特のいかつい雰囲気。ボスキャラ登場といったとこでしょうか。

まだ新調して真新しいだんじりの屋根に、これでもかと言うくらいのたくさんの人が乗っていました。

とにかく大迫力。人の密度が異常なくらい密でした。

たくさんの人が乗っているので回すのは大変ですが、それでも意地でも回すのが住之江區です。

そしてラスト8番は呉田區

こちらも大型のだんじりにたくさんの人が乗って、祭りもいよいよクライマックスへ

人の重みで駒が地面にめり込んでいました。さすがにここまでめり込むと回すのも一苦労です。

宮入開始から4時間経った23時、最後の呉田區のだんじりが小屋に納まりました。

最後に役員が祭人の中に飛び込み、胴上げで祭りが終了しました。翌日からまた1年かけて来年の祭りに向けての活動が始まりました。

この祭りが行われている本住吉神社はJR住吉すぐ近くです。長丁場の宮入ですが、気軽に少しだけでも祭りの雰囲気を楽しみに来ませんか?祭りを真剣にしてる人々の真剣な顔や笑顔を見ていると、元気をもらえること間違いなしです。

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