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瓢箪山稲荷神社初午大祭!大阪2月、地元密着のお祭り。福餅まきに多くの人が集まる!

2020/2/29
2020/7/8
瓢箪山稲荷神社初午大祭!大阪2月、地元密着のお祭り。福餅まきに多くの人が集まる!

お祭りの舞台は大阪・瓢箪山稲荷

今回のお祭りの舞台は、東大阪市の瓢箪山稲荷神社!大阪ミナミの中心地、難波から近鉄に乗り30分弱で来ることができる神社で、日本三稲荷の1つにも数えられています(諸説あり)。2月最初の午の日「初午」にお祭りが開かれると言うことで行ってきました!

近鉄「瓢箪山駅」を出ると目の前に商店街が広がっています。この商店街の名は「ジンジャモール瓢箪山」!両端の鳥居を思わせる柱の色からも、神社へと通じているのが感じられますね。この商店街を進んでいくと、すぐ瓢箪山稲荷神社へたどり着くことができます!(途中大阪らしく粉物の良い匂いを漂わせているお店が複数あり、寄ってしまいそうになります笑)

瓢箪山稲荷神社の境内へ到着すると、生演奏・生歌に合わせて盆踊りさながらに踊っている皆さんが!地元感があり、楽しそうな雰囲気が広がっています!

境内地は実は古墳!?

こちらが瓢箪山稲荷神社の社殿です。お祭りに合わせ、提灯に囲まれています。

社殿の裏側に回ると、厳かな祠がありました!実はここ、古墳と古墳の中間地点。なんと瓢箪山稲荷神社は、2つの古墳が合わさっているヘリに沿って境内地が広がっています!

こちらが古墳であることの案内表。鬼塚大塚と言う2つの古墳が連なっている双円墳になっているんだとか!その形が瓢箪に似ていることから、瓢箪山と言う地名ができたそうです。

社殿の左側には大塚が広がっています。この鳥居の奥には横穴式石室が広がっているのですが、間近で見ることができるのでおすすめです。ちなみにこの石室には神狐が以前住んでいたと言われ、別名「狐塚」とも呼ばれています。

社殿の右側は鬼塚です。古墳のヘリに沿って、祠が連なっています。

そしてこの瓢箪山の奥(東側)には山畑古墳群が広がっており、約60基の古墳があるんだとか!この古墳群は瓢箪山の2基を含め、6世紀後半から7世紀はじめにかけてつくられたものなのだそうです。

お餅、甘酒のお振舞

お祭りの最中、境内では甘酒やお餅のお振舞が行われています!

こちらは甘酒です!初午の頃はまだまだ寒い時期なので、あったかい甘酒は嬉しいですね。

お次はお餅です!つきたてのお餅を振舞っており、できあがりを待つ人で行列ができていました!

つきたての柔らかいお餅は食欲をそそりますね…!

勢いよくお餅をついている様子を動画でどうぞ!冒頭の踊りの様子もお伝えしています!

くじ付きの福餅まき!

瓢箪山稲荷神社の初午大祭。その最大の目玉「福餅まき」が15時からはじまります!(15時からのものは2回目。1回目は13時に行われました。)

福餅まきに先立ち、「ジンジャモール瓢箪山」のマスコット、ひょこタンが登場して参拝客を盛り上げます!好物は「たこ焼きイカ焼きお好み焼き」なんだとか。

15時になり、お餅を撒く舞台の上に神主さんや関係者の方が勢ぞろいしました。いよいよ福餅まきがはじまります!

どんどんお餅を撒いていきます!実はこのお餅の中には当たりクジが入っていることがあり、皆さん必死にお餅をゲットしていきます!

ありがたいことに、私もお餅を手に入れることができました!紅白でおめでたいですね!

名物の「辻占」と周辺情報

瓢箪山稲荷神社名物の1つに「辻占(つじうら)」があります!辻占と言うのは文字通り占いの一種で、もともとは占場から辻(通り)を通る人の様子を見て、そこで得た状況報告(通った人の性別や服装、持ち物など)を基に宮司さんが占いを行っていたのだとか。この珍しい文化ですが、江戸時代から東高野街道沿いで辻占の風習が生まれていたようで、神社の前にこの街道が通る瓢箪山稲荷神社でも行われるようになっていったそうです。そして今では、瓢箪山稲荷神社は辻占の総本社として知られています!ちなみに今も事前申込制で辻占を実施してくれるとのことです。気になる方はチェックしてみてください!

そしてこちらは新しい現代版の辻占です!

この中に入っているやきぬき用の紙を火で炙り、焼き抜かれたところの文字で吉凶を占うと言うもの。ぜひお試しください!

お祭りを堪能した後は、商店街へ戻り大阪名物はいかがですか?いい匂いを発しているたこ焼き屋さんがありますが、なんと6個で220円!激安です!そしておいしい!!

瓢箪山稲荷神社の初午大祭、いかがでしたでしょうか?地元密着で楽しい仕掛けがたくさんあるお祭り。ぜひお近くの方は来年の初午の日に、瓢箪山稲荷神社へ行ってみてください!

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