毎年80万人が訪れると言われる茨城県笠間市で開かれる「笠間の菊まつり」今回は、菊まつりと茨城の秋の味覚を満喫する企画を開催!その様子を写真を交えながらレポートします。
目次
一口に「菊」と言えど、そのバリエーションは多種多彩!
「笠間の菊まつり」は茨城県笠間氏に鎮座する笠間稲荷神社で毎年開催されるお祭りです。
第111回目を数える今年のお祭りは10月20日〜11月25日の期間で開催され、開催期間中には80万人もの人が訪れると言われています。神社の境内には5,000本の菊が飾られ、広い敷地を鮮やかに彩ります。
お祭りの開催情報の詳細はこちら
笠間稲荷神社の鳥居。日本3大稲荷にも数えられており、多くの参拝者が訪れます。今年は大河ドラマ「西郷どん」をテーマにした菊人形展が行われていました。
参道には、早速色鮮やかな菊が飾られていました。丁度快晴だったこともあり、絶好の花見日和でした。
参道にはハート型の菊飾り。手前のカラフルな花たちも全て菊の花!
「菊」と一言で言っても、実は色や咲き方によってバリエーションが豊か!思わず「え、これも菊の花なの?」と言いたくなるような花達が神社の中を埋め尽くしていました。
大河ドラマに合わせた特別展示も必見!
菊まつりの見所は、菊を使った表現豊かな展示の数々です。花を使った文字だけでなく、狐や来年の茨城国体のメインキャラクター「いばラッキー」がデコレーションされていました。
2019年は茨城県で国体が開催されます!その大会イメージキャラクター「いばラッキー」
「菊人形」は毎年特別展示されており、その年毎にテーマが変わります。今年は大河ドラマ「西郷どん」をテーマに西郷隆盛の人生を菊を用いて表現されていました。
神社の周辺で笠間の名産品を楽しむ
今回訪れた笠間稲荷神社の周辺では地域の名産品が数多く売られています。また、菊まつりに合わせて菊を用いたお土産品も販売されていました。
笠間で造られる地酒たち
やはり名物はいなり寿司
菊を用いた飲み物たちも販売。菊のお茶は独特な風味が楽しめます。
少し早い紅葉を鑑賞しながら古城を登る
笠間稲荷神社から徒歩15分ほど行ったところには、左白山という山があります。江戸時代に築城されたとされる城跡がそのまま残っており、城マニアには人気とされるこの山を散策してみました。
まさにマチュピチュの様に城の塀や階段の跡がそのまま残っており、想像力が掻き立てられる場所でした。
皆さんも地図を片手に一度登ってみてはいかがでしょう。
少し崩れかけな階段も情緒深い。
小石を3つ投げて1つでも穴に入ると幸せになれるそうです。行かれた際は是非チャレンジください。
古民家に泊まって、秋の味覚を自分で料理して味わう
今回のツアーでは、「秋の味覚を楽しむ」をテーマに、夏のツアーでもお世話になった民泊施設「古民家 黒澤永之亟(くろさわえいのじょう)」にお邪魔しました!
夏のツアーの様子はこちらから
今回は、夕飯の準備を野菜の収穫から初めて見ることに。大根・人参・ネギなどを実際に畑から選んで収穫してみました。どれが食べ頃なのかも含めて全てレクチャーして頂けます。
春菊の収穫
立派な大根も1本いただく
収穫した食材で作ったのは、けんちん汁。また、ダッチオーブンで焼いた鶏の丸焼きやきのこの炊き込みご飯が食卓を飾ります。囲炉裏に火を起こして、その周りを囲いながら参加者みんなでいただきました。
作ったけんちん汁は囲炉裏で温めながら頂きました。
ダッチオーブンで1時間半かけて焼いた鳥の丸焼き。薪で火を起こすところから自分で準備をします。
採れたての野菜を自分で料理していただく。普段の生活では得られない特別な経験です。
ご飯のお供は笠間の地元で造られるお酒。どちらも美味しくいただきました。
翌朝の朝食には、ダッチオーブンで焼いたスコーンと焼きりんごを頂きました。
黒澤永之亟では訪問する季節に合わせて、その時期のベスト食材を一緒に料理しながら楽しむことができます。
笠間市では積極的に民泊事業を行なっており、今回お邪魔させていただいた「古民家 黒澤永之亟」さん以外にもたくさん受入民家が用意されています。受け入れ先が変わればまた違った楽しみ方もでき、家族でも友人同士でも学校行事でも、多様なニーズに対応可能です。
お祭りだけでなく自然や農業など、都会では体験できない魅力が盛りだくさんの笠間市。民泊が気になった方は笠間市観光協会までお問い合わせください。
笠間市観光協会
ホームページ:http://www.kasama-kankou.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/kasamakankou/
TEL:(0296)72-9222
笠間市は特急に乗れば東京から1時間弱で着きます。是非週末に訪れてみてはいかがでしょうか??