暑い夏に熱い祭!!もいいのですが…
この暑い夏にひんやり涼しい夏の風物詩はいかがでしょうか。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2021年6月10日 編集部更新)
1.御手洗祭とは・・・
毎年7月の「土用の丑の日」あたりに行われる世界遺産の下鴨神社(京都)の末社のひとつ「御手洗社(みたらししゃ)」の祭礼のこと。
平安時代の貴族が罪やけがれを祓っていた風習が京都の庶民へ受け継がれてきたものだそうです。
ご利益…無病息災・安産・足腰の病
【2020年の日程・時間】※2021年開催未定
令和2年7月26日(金)〜8月2日(日)
午前9時〜午後9時
※新型コロナウイルス感染症拡大防止に鑑み、御参拝の皆様の安全を考慮した内容にて斎行を予定しております。
本年はロウソクご献灯の際、御手洗池へ足をつける、つけないをお選びいただけます。
10日間の祭なので、都合に合わせて行きやすいですね。
【料金】
お灯明料として一人300円
2.どんな祭・・・?
裸足になって膝まで足を浸けて御手洗池を進みます。湧き出ている水なので、思っているより冷たいッ!
池を進むと、ロウソクに火を灯す地点。種火のある祠で自分のロウソクに火を灯します。
その後、最終地点の祭壇でロウソクをお供えします。
ここでしっかりお祈り。
夕刻以降は、ロウソクがたくさん灯って幻想的です。フォトジェニック間違いなし!
御手洗池からあがって靴をはくと、御神水の授与所で冷たくて美味しい御神水をいただけます。身体中にしみわたります。御清め完了。
3.御手洗祭限定授与!
①「かんむし封じの神石」
御手洗川で採れる厄除けの黒い小石。
子供のかんの虫(夜泣きやかんしゃく等)を封じるという効果。
ただし毎年新しいものに取り替える必要があります。
②「足形祈祷木」
御脚祈願の祈祷木 (初穂料 200円)
名前と年齢を書いて、無病息災や脚が丈夫になるよう願います。
4.持ち物・服装
せっかくのお祭りを楽しむなら、用意周到で臨みたいですよね!
①これでバッチリ!
□脱ぎやすい靴(混雑して靴を脱ぐスペースは狭いので注意)
□濡れてもいい服 または まくりやすい服(思っている以上に深い!)
□手が空くようなバッグ(靴やロウソクを持って歩きます)
□足拭き用タオル
□水筒やペットボトル(冷た〜い御神水を入れてもらえますよ!)
※靴を入れる袋は,ビニール袋がもらえます。
②ちょっとした服装のオススメ
水の中に入るのか…と思っているあなた!実は浴衣でも参加できるんです!
せっかくの夏の風物詩。
SNS映えを狙いたいあなた!
この夏に浴衣を着たいあなた!
夏のお祭りデートを楽しみたいあなた!
この機会がチャンス!
(ちなみに情報…)
MK京都タクシーは、きもの割があります!(なんと1割引)
神社への行き方が少し不便だな…と思う方、お得ですよ!
●MKタクシー京都版公式サイト
https://www.mk-group.co.jp/kyoto/taxi.html
5.お立ち寄り情報
屋台が楼門前と糺の森にあります。お昼頃〜22時頃までやっているそう。
下鴨神社や、ここ近辺の出町柳と言ったらこの2つ!
Check① 加茂みたらし茶屋さんのみたらし団子
みたらし団子の起源ともされるこのお祭り。御手洗池の湧き水の泡を模して作られたお団子で、みたらし団子と言われているんだそう。(※諸説あります)
Check② 出町ふたばさんの豆餅
京都で知らない人はいない、出町ふたばの豆餅。
お店で買えば、多い時は30分以上並ぶという品。
少し塩気のある豆餅は絶品です。
6.アクセス・駐車情報
京阪電車・京都駅からの市バスなど有り。詳細は公式HPにて
●下鴨神社公式サイト
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/access/
駐車場は、西駐車場(普通車300台) ※南駐車場は無くなりました。
特別料金… 1時間500円 30分毎200円
夏の予定に一つ、ぜひ御手洗祭を。
祇園祭の後祭(7月24日9:30〜巡行※2020年は開催中止)に合わせて行かれては・・・?
トップ画像:Miki Uchida / flickr.com