水戸、偕楽園が舞台のお祭り
梅の名所として知られる水戸、偕楽園!日本三名園の一つにも数えられる名勝で、江戸時代末期の水戸藩主、徳川斉昭によってつくられた回遊式庭園です。この園内にはなんと100種類3000本にも及ぶ梅が植えられています!
こちらで毎年2月から3月にかけて「水戸の梅まつり」が行われていますが、2021年は夜にもお祭りを開催!デジタルコンテンツ・アートを手掛けるチームラボとのコラボレーションで「チームラボ 偕楽園 光の祭」が実施されています!
※昼間の水戸の梅まつりの様子は、こちらの記事をご覧ください。
水戸の梅まつり2021開催中!梅満開の偕楽園で、梅大使が見どころを紹介!
偕楽園内へ入ると早速現れる梅の木と光のコラボレーション。光によって、どこまでも空間が続いていくかのような、不思議な感覚に浸されていきます。
呼吸をするかのように、様々な色の光が照らす梅林。世界に引き込まれます。
好文亭を照らす、線のアート
偕楽園内にある絶景が見渡せる建物、好文亭。その前にあるツツジ、杉や竹の森を、光のアート作品が照らします。手前は緑の線の光が、奥は様々な色が変化しながら輝き、独特な空間を演出しています!
手前側は、観客の身体にも光が映り、それによって起こる変化もユニークです。
卵型の光が彩る杉の森
好文亭エリアを抜けると、次に広がるのは大きな杉の森。その杉の根元に、色を変えながら森を照らす卵型の光が無数に配置されています。
ピンク色の光が照らします。
青くなると雰囲気もまた変わりますね。
中には触れる光もあり、子どもたちが楽しんでいました!
色とりどり変わっていく、森の景色。#水戸 #茨城 #偕楽園 #水戸の梅まつり #チームラボ #オマツリジャパン pic.twitter.com/LeOYmOlk0v
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) March 15, 2021
いっぺんに何色もの光が揃うとかわいらしいですね!
杉並木が、色とりどりに変化していききれいです!#水戸 #茨城 #偕楽園 #水戸の梅まつり #チームラボ #オマツリジャパン pic.twitter.com/iTSo33P5Z8
— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) March 15, 2021
巨木を照らす花
偕楽園を奥へと奥へと進んでいくと現れる巨大な杉の木。樹齢800年以上とも言われるこの木に、花の光のアートが施されています。
カラフルな花が彩る大きな杉の木。この映像は録画ではなく、コンピュータによってリアルタイムに描かれていると言うのも驚きです!そのため、この柄を見られるのはこの瞬間だけ!
孟宗竹林を進む動物
大杉並木を抜けると、孟宗竹林が広がります。その側面を飾るのが、こちらの動物たちの光のアートです!
カエルにウサギに牛に、まるで鳥獣戯画かのようなほのぼのとした世界が広がります。こちらも先ほどの大杉のアート同様、この瞬間にしか見られない映像となっているので要チェックです!
梅林のライトアップ
最後を飾るのは、梅林のライトアップ!と言っても常に明るいわけではなく、明暗が呼吸のように繰り返され、梅林の中の空気に引き込まれていきます。
この梅林の散策路は複数に分かれており、光で照らされたお気に入りの梅を探すのも良いかもしれません!
梅林を抜け、偕楽園から出ると露店も立ち並んでいます!各店おいしそうな良い香りを漂わせていますので、お帰りの際にはぜひ覗いてみてください!
チームラボ 偕楽園 光の祭は、3月31日まで毎晩開催です!土日は当日券の販売が無しとのことで、ネット予約が便利になっています。
■事前のチケット購入はこちらから
https://www.teamlab.art/jp/e/kairakuengarden/
ぜひお近くの方は、非日常を味わえる夜の偕楽園へ来てみてください!