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木挽BLUEを実飲!なぜ宮崎県の焼酎は20度製が多い?

2021/4/25
2021/5/18
木挽BLUEを実飲!なぜ宮崎県の焼酎は20度製が多い?

焼酎王国宮崎県

鹿児島と並ぶ焼酎大国宮崎県は、県内に43の醸造所とさらに、大小38もの焼酎蔵元があり、生産量も6年連続で全国第一位の焼酎大国です。宮崎県の焼酎は「やわらかくて、やさしい味」が特徴。しかも全国的に「焼酎のアルコール度数は25度」と認識されていますが、宮崎県では20度がほとんど。同じ銘柄の焼酎でも、県内用と県外用に度数を変えて販売しているところも多いです。ではなぜ、宮崎県は20度の焼酎なのでしょうか? 終戦後、お酒を製造するには制限がありました。酒税は国にとって重要な財源。当時焼酎に課せられた酒税は高く、高価な物として扱われました。しかし焼酎を飲みたいけれど高くて購入出来ない人々は、違法と知りながら、お酒の密造を開始。その後、国税局が「酒類特別措置法」を設け、酒税の安いアルコール度数20度の焼酎の製造・販売を認め、結果、アルコール度数が20度製の焼酎が定着した地域が生まれたといいます。25度製と20度製の焼酎は飲み分けするなどの楽しみ方もあります。

みやざき観光情報旬ナビより引用

木挽BLUEとは?

今回ご紹介するのは、宮崎県宮崎市に本社を置く焼酎メーカー・雲海酒造。世界発のそば焼酎「雲海」の造り手として広く認知されています。そば焼酎の他にポピュラーなのが、いも焼酎の「木挽」。「木挽」は、南九州産の厳選された原料芋と大自然に育まれた名水を用い、昔ながらのこだわり製法で仕上げた本格芋焼酎シリーズ。その「木挽」から2015年に登場したのが「木挽BLUE」です。どんな焼酎なのか? 早速、試飲していきたいと思います。

■雲海酒造
http://www.unkai.co.jp/product/imo.html

木挽BLUEを試飲

今回は、雲海酒造「木挽BLUE20度 565円(税込)」を、「新宿みやざき館 KONNE」で購入。宮崎ならではの20度製の芋焼酎です。20度なので、お値段も25度よりお求めやすいお値段となっています。「木挽BLUE」は近隣の酒店やスーパーマーケットでは25度製が販売されていることが多いと思います。20度が飲んでみたい方は、ネットショッピングでも販売されていますので、ぜひチェックしてみてください!

ラベルにも書かれている、同社独自開発の新酵母「日向灘黒潮酵母」で酵(かも)した焼酎。今回は、お酒大好き! 芋焼酎ビギナーの21歳、女子大生にロックで試飲していただきました!

「第一印象は、とにかく飲みやすい! 今まで、芋焼酎はちょっと……と思って飲みませんでしたが、これはグイグイ飲めてしまう! とても美味しいです!」と、笑顔でご感想くださいました! 噂通り、女子ウケがよさそうな焼酎です! 筆者も少し! まずは、香り! 芋の甘い香りで、他の芋焼酎でよく感じる芋臭さがあまり感じません。飲んでみると、適度な香りと味わいのバランスがよく、ほどよい口当たりとさらっとした味わいが◎! 20度製であることを活かして、これからの時期は、ロックや水割りがオススメです!

都城市のおかげ祭り

毎年7月8日・9日に宮崎県都城市の中心部にある神新宮を主会場に斉行される夏の風物詩。あらゆる恵みに感謝して「おかげ祭り」と名付けられている。大燈籠山車や雄御輿の宮入りなど迫力満点のお祭り。

 

 

まとめ

宮崎県を代表する焼酎メーカー雲海酒造の「木挽BLUE」をご紹介しました。宮崎では20度製の焼酎が飲まれており、独自の焼酎文化が育まれていました。その他にも宮崎県にはたくさんのおいしい焼酎がありますのでぜひ、この機会に宮崎県自慢の焼酎を飲んでみてはいかがでしょうか。

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