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東京オリパラまで1年!祭り好きなら五輪音頭で盛り上げよう!講習会をレポート

更新日:2020/4/24 リエコ
東京オリパラまで1年!祭り好きなら五輪音頭で盛り上げよう!講習会をレポート

2020年東京オリンピック・パラリンピックのチケット当選者が発表されましたね!皆さん、結果はいかがでしたか?

 

当選して今からワクワクの方、外れてがっかりの方、いろいろですが、オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典。そう、祭りです!

そして、祭り好きが一番オリパラに一番参加できる方法、それは「五輪音頭」!

 

ということで、2019年6月某日、都内で行われた「東京五輪音頭-2020-講習会」に参加してきました!

 

1.いざ、講習会場「日本民謡会館」へ

やってきました、講習会の会場「日本民謡会館」。おー、のっけからディープだ。

盆踊りは嗜む程度でございます、ワタクシ。初めて踏み入れる世界にドキドキです。

開場に入ると、そろいの浴衣のお姉さまたちが。皆様、今日の先生である鳳蝶流美成(あげはりゅう びじょう)先生のお弟子さんです。

めっちゃ普段着で来てしまったわたし、またドキドキ。

 

そして、美成先生。

わ、若い!

そうなんです、美成先生は盆踊り会期待の若手舞踊家。DJ KOOとのコラボやボンジョビ盆踊りなどの仕掛け人でもあるのです。

これは楽しいぞ!

 

2.東京五輪音頭-2020-とは

そもそも「五輪音頭」とは、1964年に開催された東京オリンピックのテーマ曲。

三波春夫さん、橋幸夫さん、坂本九さん、北島三郎さんなどいろいろな方のバージョンで知られています。地元の盆踊りではこの時のバージョンで踊っている方も多いかと思います。

さて、新しくなった東京五輪音頭-2020-。公式ウェブサイトを見てみましょう。

歌っているのは、石川さゆりさん、加山雄三さん、竹原ピストルさん。なんだりゃ~、すごい斬新だ!

 

歌詞も2020年仕様。ちょっと違いを見てみましょう。

1964年バージョン                                →             2020年バージョン

あの日ローマで眺めた月が                 →             リオデジャネイロで眺めた月が

菊の香りの秋の空                                  →             入道雲の夏の空

とんでくるくる赤とんぼ                     →             リズム合わせる蝉の声

1964年の前はローマ、2020年の前はリオデジャネイロでしたね。

また、1964年10月10日、当時の体育の日に開会式が行われたのは有名な話。つまり秋の開催だったんですね。

 

そして一番大切なのは、1964年バージョンは「オリンピック」とうたわれていたのが、2020年は「オリンピック」と「パラリンピック」と両方が登場すること。踊りも車いすでも踊りやすいバージョンも用意されるなど、だれもが参加できる祭典らしいものになっています。素晴らしい!

 

3.どう踊るの?五輪音頭「ゆうゆうバージョン」

さあ、講習会が始まりました。今回は初めてでも踊りやすいという「ゆうゆうバージョン」。

早速、見よう見まねで踊ってみます。

う~ん、難しい。

先生とお弟子さんたちが、正面と背面で立ってお手本に。

そして、一つ一つ振りの意味を教えてくださいます。

流石、たくさんの生徒さんを教えていらっさる美成先生、ゆったりした語り口で、とってもわかりやすい。

 

うひょ~、だんだん分かってきた!

 

ちょっと複雑に感じる動きですが、一つ一つ意味があるんです。

例えば、頻繁にやってくるこの動き

両手で「二〇二〇」と書いています。

そしてこの動き。

指さし確認だそうです。

車いすを動かすようなしぐさ、これはパラリンピックを表す手話。

 

こんな意味を学びながら踊れば、理解も深まり、何より動きも頭に入りやすいですね。

 

そして

ピース!自然と笑顔になります。

 

4.「きびきびバージョン」って・・・。

「ゆうゆうバージョン」って言ったって、そんなに簡単じゃないです。でも、スポーツの祭典、もっと体を使いたい!とおもったあなたにはこちら。

そう、きびきびしています!くるくる回っています。動きも速いです。

 

そして、東京2020オリンピックの新競技はご存知ですか?答えは動画の中に!

その競技がどう表現されているか。それも面白いですね。

 

車いすバージョンも。

手の動きが多い盆踊りは、実は車いす方と一緒に楽しむのにぴったりなのかもしれません。

 

5.どこで踊れる?東京五輪音頭-2020-

さあ、オリパラまで1年となり、多くの自治体で東京五輪音頭-2020-講習会が開催されています。インターネットで検索すると、お近くの講習会場が見つかるかもしれません。

7月19日は、私が受けた鳳蝶美成先生の講習が受けられる機会も。

また、盆踊りシーズンも始まり、地域の公民館などの盆踊り練習会でも、練習曲の一つになるところも多いかと思います。

一度、実際に説明を聞きながら体を動かしてみると、すんなり頭に入ってきます。みんなでワイワイ言いながら踊れば、間違ってても怖くない。そして盆踊り本番は踊れる状態で迎えられる、だから楽しい。

盆踊り練習会に参加したことのない方も、ぜひ思い切って行ってみましょう。お勧めですよ。

 

 

さて、せっかく覚えた東京五輪音頭-2020-、盆踊りで披露したいですよね。昨年(2018年)のデータになりますが、下記のイベントで、オリンピアン・パラリンピアンと一緒に五輪音頭が踊られました。

7月末 東京都 大手町・丸の内・有楽町 夏祭り2018

8月初頭 宮城県 仙台七夕まつり2018

8月初頭 福岡県 天神夏まつり2018

8月半ば 第25回ひたちなか祭り

などなど。今年の公式発表はまだありませんが、今年はこういった機会がさらに増えることに期待大♡

 

もちろん、地域の盆踊りでもこの夏は五輪音頭がヘビロテされるはず!動画で、講習会で、練習して楽しく踊ってみましょう。

 

東京五輪音頭-2020- 公式ウェブサイトも要チェック!

トトント、トトント、2020(フレフレ)~♪

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
阿波踊りが大好きです。
古いものが好きすぎて、日舞や歌舞伎を見て、味噌やら醤油やら作って、もう自分が何歳かわかりません。

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