埼玉県では県内初の県営公園として整備された大宮公園
全国の都市には住民の憩いの場となる公園が設けられています。埼玉県では県内初の県営公園として、さいたま市の大宮駅の東北約1.5キロに大宮公園がオープンしました。園内には野球場、サッカー場、プールなどの体育施設の他、小動物園、児童遊園地、日本庭園なども設けられ、最も多くの県民が訪れる公園です。自由広場を中心として敷地内には、ソメイヨシノの他にシダレザクラ、ウコンザクラ、ヤエザクラ、カンヒザクラ、サトザクラなど約1,000本の桜が育っています。例年3月下旬から4月上旬にかけて一斉に開花し、園内を早春の彩りで包み込みます。2021年には気候の影響から3月の第4週に満開となりそうです。
2018年早春の大宮公園
桜の開花は気候によって変動しますが、2018年は3月27日(火)前後が見頃となりました。公園中央の自由広場は休日平日を問わず、大勢の人々で埋め尽くされます。広場の南東部には桜林が赤松林と接するエリアがあり、薄紅と緑の色彩のコントラストを楽しむことができます。
園内を縫う園路は桜のトンネルとなり、自由広場の北で穏やかな水を湛える舟遊池も早春の彩りで囲まれます。
露店がひしめき合う園内
例年、桜の見頃時期には園内には、露店がひしめき合います。多い年には100店を超えることもあり、グルメ街さながらです。中にはござの貸し出し店が設けられることもあります。
宴会場に変身する自由広場
大宮公園の賑わいは日中ばかりでなく、夜間も変わることはありません。夕刻になると提灯に灯りが点され、宴会場に変身します。
変化に富んだ一日を過ごすことができる大宮公園
大宮公園には例年、約13万の人々が訪れる県内屈指のお花見スポットで、日本さくら名所100選の一つに数えられています。そればかりか多種多様の設備を備えているため、日本の都市公園100選にも選ばれています。花見の合間に小動物園、児童遊園地、日本庭園などに足を運べば、変化に富んだ一日を過ごすことができることでしょう。
さいたま市の大宮駅の東北約1.5キロに整備された大宮公園には、約1,000本の桜が植栽され、例年3月下旬から4月上旬にかけて早春の彩りで包まれます。日本さくら名所100選の一つに数えられる埼玉県屈指の花見スポットとなっています。