「盆踊り」と聞くと、昔懐かしい音楽に合わせて踊るイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
皆で集まって踊るテイストはそのままに、近年では有名なポップソングに合わせて楽しむ盆踊りも流行っています。
そこで今回は、ポップソングに合わせて踊る、これまでにない新しい盆踊りをご紹介します。
目次
20年以上前から踊ってる! 荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」
荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」といえば、1980年代のバブル時代に大ヒットした名曲です。
2017年に大阪府立登美丘高等学校ダンス部がバブリーダンスで使用した曲として再び注目を浴びました。
実はこの「ダンシング・ヒーロー」、愛知県を中心に20年以上前から盆踊りの楽曲としても使われているのです。
「ダンシング・ヒーロー」なら、親子一緒にノリノリで楽しめること間違いなしでしょう!
最近では関東近郊でも「ダンシング・ヒーロー」がかかる盆踊り会場が増えていますので、ぜひ一度体験してみてください。
本家ボン・ジョヴィも反応! 「Livin’ On A Prayer」
2018年、「中野駅前大盆踊り大会」でボン・ジョヴィの楽曲「Livin’ On A Prayer」が使われて、会場は大いに盛りあがりました。
この「盆ジョヴィ」現象は、ボン・ジョヴィ公式のTwitterで本人がリプライしたことで、インターネットで広く拡散され一躍有名に!
Hey Japan! We’re looking forward to seeing you guys dance like this when we play on Nov 26th in Tokyo & 27th in Osaka! #THINFStour https://t.co/8oe0JyjPcp
— Bon Jovi (@BonJovi) August 18, 2018
ちなみに、盆踊り大会でこの楽曲を選曲したDJのCellyさんは「ボン・ジョヴィならみんなで一緒に歌って盛りあがれるのでは」との思いからこの曲を選んだそうです。
ヤグラの上で踊るのは二十代の若い修行僧! アニメ「一休さん」のテーマ
若い修行僧が曹洞宗の大本山の總持寺で、アニメ「一休さん」のテーマソングで踊る、「み霊祭り納涼盆踊り花火大会」。
サビが流れると「愛してる!」と大声でコール&レスポンスするなど、来場者全員が飛んだり跳ねたりをする熱狂ぶり。
汗を振りまきながら踊りの輪を保つその姿は、まるでロックのコンサートのようです。
ファンキー&セクシー! 山本リンダ「どうにもとまらない」
近藤良平とコンドルズが中心になって企画された「池袋にゅー盆踊り」は、公演とワークショップが1つになったイベントです。
この池袋にゅー盆踊りで使わている人気の楽曲が、山本リンダの「どうにもとまらない」。
ダンスユニット「プロジェクト大山」が手掛けたこの曲がかかると、歓声も大きくなり、会場の熱気も増して、一重では収まりきらない大きさの輪が作られます。
皆で踊れる国民的アイドルの名曲!AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
日本のアイドルグループAKB48が2013年に発売した、「恋するフォーチュンクッキー」は知名度も高く、子供からお歳よりまで楽しめる曲です。
盆踊りといえば「炭坑節」や「東京音頭」などの定番曲ですが、「恋するフォーチュンクッキー」もミドルテンポで聞きやすいポップソングなので、大人から子どもまで幅広い世代で盛り上がることができます! 都内の盆踊り会場でも、比較的かかる機会の多い楽曲です。
まとめ
今回はポップソングで踊る、一風変わった盆踊りを5つご紹介させていただきました。
ご紹介した楽曲以外にも、TRFの名曲「EZ DO DANCE」や、きゃりーぱみゅぱみゅ の「にんじゃりばんばん」など、意外な曲が盆踊りで使われれています。
伝統的なお祭りの良さをいかしながら、ポップな要素を融合した新しい盆踊りは、今後より良い形で進化していくことでしょう。
ぜひ皆さんも、今年はポップソングで気分爆上げの夏を過ごしましょう!