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2002年から大崎~大宮の区間で運行されているJR埼京線
首都圏には網の目ように鉄道網が張り巡らされていますが、通勤時間帯の乗車率は尋常とは言えないでしょう。混雑の緩和や利便性を高めるために新たな路線が次々に誕生しています。1985年に池袋~大宮の区間で運行が始まったのがJR埼京線です。池袋を東京側の起点としていた路線は1986年に新宿、1996年に恵比寿、2002年には大崎にまで拡張されました。現在の大崎~大宮には様々な名所がありますが、板橋~十条の区間では毎年、早春の時期に車窓花見を楽しむことができます。
JR埼京線の板橋駅の南東に繋がる滝野川桜通りの桜並木
JR埼京線に乗車するために板橋駅に向かう場合、南東の方向からは桜並木が繋がります。滝野川桜通りの両側には数百メートルにわたって桜が植樹され、通りは桜のトンネルのようです。
JR埼京線の板橋駅のプラットホームに沿って整列する桜
滝野川桜通りからJR埼京線の板橋駅東口の改札を通りプラットホームに行くと、ホームに沿って桜が整列しています。
JR埼京線の板橋~十条の区間の線路沿いの桜
JR埼京線の板橋~十条の区間では、石神井川を渡ります。川の両側には桜が植樹され、都内でも有数のお花見スポットとなっています。ところが、川幅は広くはなく、アッという間に通り過ぎてしまいます。約3分の乗車区間で、板橋からだと約1分後に通過するので、見逃さないように注意したいものです。川沿いの桜並木を見逃しても、この区間の沿線には桜が数多く植栽されているので、季節感を感じとることができます。
板橋駅から約1.6キロの区間を走行し、踏切近くの桜に迎えられるようにして十条駅に到着します。
1985年に池袋~大宮の区間で運行が始まったJR埼京線は、2002年に大崎~大宮に拡張しました。路線内の板橋~十条の区間では、石神井川沿いの桜並木を見ることができるばかりでなく、沿線には数多くの桜が植栽されています。