こんにちは、食いしん坊ライターのカワグチです。うららかな春の日差しが心地よい今日このごろ、読者諸兄姉におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。この記事では、桜が舞う季節にピッタリな「とらや」さんの和菓子を3品ご紹介します。
なお、筆者が購入したのはアトレ目黒1売店。アトレの11階ではなく、アトレ1の1階なのでご注意ください。本記事を執筆時点では目黒川沿いの桜は、未だ早いかなといった印象でした。
桜への想いが込められた羊羹「手折桜」
一品目は、明治42年(1909年)に初出した春限定の和菓子「手折桜」。今年(2023年)の販売期間は、3月16日〜3月31日。関東地方での取扱店舗は、赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO。
羊羹製とよばれるねりきりに似た白あんの和菓子。しっとりとしたなめらかな食感と、上品な甘さを楽しめる一品。華やかフレーバはなく、白小豆の風味を生かした素朴な味わいです。
※ お菓子の向きが上下逆さまだったようです。申し訳ございません。
目で季節を楽しむ桜色の薯蕷饅頭「桜形」
二品目は、花の形を思わせる五角形の薯蕷饅頭「桜形」。今年(2023年)の販売期間は、3月16日〜3月31日。関東地方での取扱店舗は、赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO。
山芋(つくね芋)で作られたお饅頭。きめ細かな生地は、小麦でつくられたお饅頭とは違った独特の風味が特徴です。表面から薄らと透けてみる紅色が、桜色に染まる情景を感じますね。
風味豊かな春の味わい!「桜餅」
三品目は、みんな大好き桜餅。とらやさんでは、大正7年(1918年)より販売されている春の和菓子です。販売期間は店舗により異なり、赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYOでは、2023年2月25日〜4月10日となります。
塩漬けにした桜葉の爽やかな香りは、この時期にしか味わうことができない逸品。薄くのばして焼いた生地は、驚くほどモチモチとした食感。そして、とらやと言えば、絹のような滑らかな口当たりのこし餡。このシンプルな甘さが格別です。春になると、一度は食べたくなる和菓子ですね。
都内の花見スポットへGo!
【🌸開花状況🌸】#上野公園 にある #清水観音堂 裏の広場は、人気のお花見スポット。今は三分咲きくらいです。今年からお花見ができるようになったということで、テレビ局のアナウンサーが花見を楽しんでいる方にインタビューしてました。
撮影日:2023年3月19日#みんなに届けたい上野の春2023#桜 pic.twitter.com/L8nLrWjPtR
— 上野案内所 UENO Information Center (@UENO_Info) March 19, 2023
ここでは、都内の花見スポットをご紹介する記事をご紹介します。今年は、上野公園をはじめとした都立公園での花見宴会の自粛を求めない方針。しかし、花見宴会には「まだ、ちょっと……」と、抵抗のある方もいらっしゃるかと思います。
そんなあなたにオススメなのが、午前中のお花見散歩。その道中で春を感じる和菓子を購入するのも良いかもしれませんね。午後は自宅で、春の和菓子を味わいながら桜の余韻を楽しみませんか。
花見宴会をする方も、お花見散歩をする方も、素敵な時間をお過ごしください。
まとめ
この記事では、桜が舞う季節にピッタリな「とらや」さんの和菓子3品をご紹介しました。桜の便りとともに、読者の皆様にもより一層の幸せが訪れますことをお祈りいたします。最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また別の記事でお会いしましょう。