旅行会社のクラブゲッツ主催でセミオーダーで自分の花火を打ち上げる日帰りバスツアーが8月1日に開催されました。
行き先は神明の花火で有名な山梨県市川三郷町。このツアーの企画者が知り合いだったと言う関係で花火業者には株式会社マルゴーに協力をして貰っています。夏場は超激務の花火師さん、いつもの夏では絶対に経験できないオリジナルバスツアーを紹介していきます!
記事への切っ掛け
この記事を書く切っ掛けになったのは、SNSで拡散して欲しいとクラブゲッツの担当者から御連絡を貰ったことが最初になります。旅行会社も花火業界も同じくコロナ禍で大変な状況であることは知っていましたし、いつもお世話になっているマルゴーが協力しているツアーなので、少しでも力になれればと考えました。
7月後半にオンラインミーティングで取材をしたのですが、一時は7月のツアーが中止になってしまい8月1日にようやく開催、自分も夏場は忙しく伺う事ができなかったので、ツアー参加者の花火仲間に協力を得た内容になります。
コロナ対策について
発着場所は新宿が拠点になります。バスツアーなので、知らない人が集まり一つの場所で密封された状況を考えてしまうかと思いますが、勿論、コロナ対策はしっかりと行っています。
乗客全員の検温、マスク着用、座席については隣の席は使用不可にしてあります。また、空調についてはバス自体に常に空気の入れ換えが行われているシステムがついているのですが、念のために数時間おきに窓を開けて空気の入れ換えを行っています。
市川三郷花火資料館
神明の花火の観覧場所近くには、市川三郷花火資料館があります。花火の歴史的にも貴重な機材や資料が置いてあるので、勉強になる場所です。何度も見学している筈なのに市川三郷町に来る度に立ち寄ってしまう場所です。
クラブゲッツのツアーでは市川三郷町のもう一つの花火会社、株式会社齊木煙火本店で以前に働いていたこともある方による花火についての説明が行われた様です。かなり花火について熱く語ってくれたそうです。
特設会場
特設会場ではコロナ対策万全の場所で模擬玉を使って再現した滅多に見られない花火の制作現場を見られたり、花火師さんが花火についての質問について答えてくれます。希望すれば、花火師さんとの記念撮影も受けて貰える様です。
また今回のツアーには標準で3号玉(開花直径約90m)がついており、自分が事前にオーダーした花火玉が用意され、ここでメッセージを書いて貼り付けます。金額を追加すれば、もっと大きく開花する4号玉(開花直径約120m)にアップする事も可能だそうです。(※数量限定)
マルゴー×クラブゲッツ プライベート花火大会
花火師さんによる点火の合図を聞きながら、みんながオーダーした花火を間近で鑑賞します。最大号数は4号玉になります。(開花直径約120m)プライベート花火なので打ち上げ数量こそ多くありませんが、高品質な国産花火の色合いや変化をしっかりと見て楽しんで貰いたいものです。
まとめ
8月15日にも、再びツアーが開催されるそうです。花火マニア向けのツアーではなく、歌舞伎資料館の見学や市川三郷町での食事も内容に組まれているとの事です。
私の記事を読んでいる花火好きの方で、「蛭田さんは毎回、花火師さんに会えていいなぁ」と言われる事がありますが、これは何年も掛けて作った花火師さんとの関係と取材と言う名目があってこそです。普通はこんな貴重な機会は滅多にないだろうし、他社にはなかなか真似のできないツアーだと思いました。
また夏に限らず需要があればやって行きたいし、他の花火会社を巡るツアーも考えていきたいとの事なので、ご協力いただける花火業者はクラブゲッツ、もしくはオマツリジャパン、蛭田まで御連絡ください。
このツアーを通して、普通にただ見るだけだった花火大会を身近に感じて貰い、たくさんの人に花火について興味を持って貰いたいものです。是非ご検討をお願いします!