仙台の夏祭りは七夕
仙台の夏と言えば「仙台七夕まつり」!毎年8月6日から8日の3日間行われ、例年200万人が訪れるお祭りです。期間中は仙台中が3000本とも言われる七夕飾りで彩られ賑わいます。。ですが今年2020年はコロナウイルスの影響で、戦後に現在の七夕まつりの形になってから初の中止となってしまいました。
仙台七夕の歴史は仙台藩の初代藩主、伊達政宗の時代にまで遡ります。戦国時代が終わり、仙台の発展に領主として寄与していた政宗が、仙台の文化向上を行っていくために七夕を推奨したことが起源と言われています。その後いろいろな危機に直面してきた仙台七夕ですが、江戸時代には飢饉からの復活を願って盛大に行われたり、昭和2年(1927年)には不景気を吹き飛ばそうと商人が立ち上がり実施されたり、昭和21年(1946年)には戦後焼け野原になった仙台市内に52本の七夕飾りが掲げられ、仙台七夕の復活とその後の発展につながり今に続いています。
駅前の七夕飾り
仙台七夕まつりは中止になってしまいましたが、街中には各店舗の心意気で七夕飾りが掲げられていました!
早速駅前ではエスパルの入口に七夕飾りが!
お向かいのPARCOにもありました!風でたなびいる光景に、足を留めて眺めている人も。
お次はAERです。青い七夕飾りが爽やかですね!
アーケード街の七夕飾り
アーケードの商店街へとやってきました。入口にはこの弾幕が。本当に、来年笑顔でお祭りに参加したいですね!
弾幕の側に添えられた七夕飾りも美しいです。
アーケート街を進むと、こんなに大きな七夕飾りが!例年よりは小さいですが、それでも嬉しくなります!
こちらは仙台を拠点とするプロスポーツチームによる七夕飾りです。楽天イーグルスやベガルタ仙台のロゴも見えますね!
プロスポーツチームによる七夕飾りは、商売繁盛の福の神として知られる仙台四郎で有名な、三瀧山不動院の前にありました。
イオン仙台店(旧ダイエー)の前にも飾られています。
仙台名物「笹かまぼこ」で有名な阿部蒲鉾店。かわいらしい七夕飾りでした!こちらはひょうたん揚げと呼ばれるボール状のかまぼこが、食べ歩きグルメとして人気ですね!
続いては、仙台でお土産・工芸品を買うならおすすめのしまぬき。店頭にかわいらしい七夕飾りが掲げられています。
よく見るとアマビエが!
お次は老舗和菓子屋さんの白松。モナカやヨーカンが有名な仙台銘菓のお店ですが、軒先のカラフルな七夕飾りが映えます!
地元の百貨店、藤崎の店内にも七夕飾りがありました!
こちらは仙台三越の店頭です。おなじみのライオンは、マスクをしてお出迎えしてくれます!
サンモール一番町のアーケード街では、ささやかに七夕飾りが披露されています。
その他の七夕飾り
アーケード街を抜けた先にある仙台市役所でも、ささやかに七夕飾りを付けていました。
2020年の仙台七夕まつりは残念ながら中止となってしまいましたが、仙台の皆さまの七夕へ掛ける想い、心意気が街中を歩くと伝わってきます。仙台市内を歩かれる方は、ぜひ七夕飾りに注目してみてください!