オマツリジャパンでは、教育連携・地域貢献事業の一環として、奈良県立奈良商工高等学校(奈良市柏木町)の生徒の皆さんと一緒に「地域の祭の魅力」を伝えるコンテンツづくりを行いました。
高校生オマツリライターたちの目に映る「まつり」の姿をご覧ください。
たかとり城まつりに行ってきた!
私は2023年11月23日に高取城城下町(奈良県高市郡高取町)で行われた「たかとり城まつり」に行ってきました。
今では高取城は石垣のみとなってしまっていますが、「日本最強の山城」「日本三大山城」と言われています。
高取城はなぜ最強なのか?
その理由の1つが天守閣に到達するのがとても困難なこと。城は標高約600メートルの山の上にあり、城下との高低差は実に466メートル。近世城郭としては日本一の差です。天守閣へ辿り着くまでにはいくつも門を通り抜けなければなりません。
売り切れ御免!祭り会場の露天レポート
-武家屋敷が残る城下町のメインストリート「土佐街道」がこのお祭りの会場です。沿道に多くの屋台があり、食べ物、的当て、手作りの服、他には、骨董品を売っていました。
食べ物は唐揚げや焼きそばなどのお祭りの定番から、地元のパン屋や、地元でとれた野菜を使った鍋などもあり、どれも良心的な値段で、お昼前に早くも売り切れているところもありました。
火縄銃がアツい!ステージショーのレポート
メイン会場のステージでは、和太鼓の演奏、火縄銃の実演、忍者ショー、殺陣の実演や時代行列が行われ、老若男女問わず多くの人が釘付けになっていました。
特に火縄銃の実演は人が多く集まっていて、誤発射などのアクシデントはありましたが、発射時の音が大きく迫力がありびっくりしてしまいました。
火縄銃の実演で使われた火縄銃等はステージの近くに展示されていて、誰でも見られるようになっていました。
兜や甲冑の展示もあります。兜は被ることができ、兜をつけて撮影している人もいました。
地元の熱気感じたお祭り
屋台のほとんどは地元の人が出しているお店で、このお祭りを盛り上げたいという気持ちがとても伝わってきました。
ステージイベントはとても人気だったので人が多く、人と人の隙間を必死に探してようやく写真を撮影できました。しかしそれ以上近づくことができず、火縄銃の実演ではほとんど音だけの状態でした。それでもその音だけでも聞きに行く価値があると思いました。