ハイブリッド・レジャーランドの東武動物公園
全国各地に数多くの動物園や遊園地が設けられています。その中で、埼玉県の宮代町の東武動物公園は、動物園や遊園地を融合したハイブリッド・レジャーランドです。関東地方では最大級の敷地面積約61ヘクタールに、様々な動物が飼育され、アトラクションの種類も充実しています。季節のイベントの企画も多く、冬季には「東武動物公園ウインターイルミネーション」が開催されています。2020年~2021年のシーズンは、2020年11月21日~2021年2月14日の期間で行われています(11、1、2月は土日祝日のみ)。ただ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下では、通常20:00の閉園時間が19:30となっているので注意が必要です。
動物園と遊園地が融合する東武動物公園
東武動物公園には約120種類、1,200頭前後の動物が暮らしています。中には国内には30頭前後しかいないホワイトタイガーの姿を見ることができます。オットセイショーなど動物のイベントも種類豊富に行われています。遊園地エリアには絶叫マシンばかりでなく小さな子ども用のアトラクションが揃っています。
広大な園内の隅々にまで趣向が凝らされる光の演出
「東武動物公園ウインターイルミネーション」の開催日には、園内の隅々が17:00になると色鮮やかに光り輝きます。東ゲートの広場には大きなツリーが設置され、中央に向かう白鳥の池沿いの園路は光の誘導路です。
白鳥の池の西に穏やかな水を湛える鯉牧場の中にはイルミネーションタワーが設置され、水面に鮮やかな彩りを映り込ませています。鯉牧場の北のリバティーランドでは光の絨毯に数々の動物が浮かび上がります。
鯉牧場の西のハートフルガーデンは広々とした敷地に、アーチやトンネル、動物、植物が趣向を凝らした彩りで光輝きます。
ハートフルガーデンの南に接するイベントエリアでは、音と光のショー「リズミネーション」が行われます。軽快な音楽に合わせて躍動感あふれるCG映像が映し出されるのです。
ハートフルガーデンの西に接するハートフルファームにも個性的なオブジェが様々な彩りで浮かび上がります。
ハートフルファームからさらに西に向かうと動物園のエリアとなります。ホワイトタイガーが暮らすキャットワールドの入口では猛獣がライトアップされます。ペンギンの大地では、フンボルトペンギンなどもイルミネーションを楽しんでいるようです。
楽しみを倍増させる光の中のアトラクション
「東武動物公園ウインターイルミネーション」では魅惑の光の演出が行われていますが、数多くのアトラクションを楽しむことができます。イルミネーションを見ながらのアトラクションは、楽しみが2倍にも3倍にも膨らむことでしょう。
埼玉県の宮代町の東武動物公園はハイブリッド・レジャーランドとして、動物園や遊園地が融合されています。毎年冬季には「東武動物公園ウインターイルミネーション」が開催され、広大な敷地が鮮やかな彩りで輝きます。夜間に利用できるアトラクションも多く、楽しみは大きく膨らむことでしょう。