みかも山公園に設けられるハーブ園
ハーブは、料理の香りづけ、保存料、薬、香料、防虫剤など、幅広く利用されています。ハーブには数え切れない種類がありますが、栃木県の栃木市と佐野市に跨るみかも山公園には、ハーブ園が設けられ、例年6月中旬から下旬にかけて「みかもハーブフェスタ」が開催されています。2020年は6月13日~28日の期間が予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となりました。イベントを楽しむことはできませんが、マスクを着用してソーシャル・ディスタンスをキープしながらハーブの香り楽しむことができます。
三毳山の麓を囲む栃木県最大の公園
みかも山公園は、関東平野の北端に標高約230メートルで聳える三毳山の麓を囲む栃木県最大の公園です。南北は3キロを超え、東西にも1キロを超えます。みかも山ハーブ園は、みかも山公園の北西端の西口ゾーンにあります。公園には東口、南口、西口の3つの入口があり、各々に駐車場が設けられています。ところが、西口エリアにはバス停がありません。公共交通機関を利用してみかも山ハーブ園に行くには、東武線またはJR両毛線の栃木駅、静和駅、岩舟駅などから、栃木市のふれあいバスに乗車し、公園の東口近くの「とちぎ花センター」停あるいは 南口近くの「道の駅みかも」停で下車後、公園内で運行されているフラワートレインを利用せざるをえません。
ハーブ園の西側に満ち溢れるラベンダーの香り
みかも山ハーブ園の東端にフラワートレインの西口乗場が設置されています。ハーブ園の中央に設けられたアーチの西側に、ラベンダー園が広がります。初夏の時期には青紫色で野趣に富んだ花を咲かせるばかりではなく、一面にアロマテッィクな甘い香りで包みます。日頃のストレスが一気に解消し、リラクゼーションの効果がありそうです。
ラベンダーの他にも、みかも山ハーブ園の東部にはミント、セージ、タイム、ローズマリーなど、約40種類のハーブが植栽されています。ハーブの種類の豊富さに気づかされるに違いありません。
香楽亭で味わえるハーブドリンク、スイーツ、軽食
アロマな香りが漂うハーブ園にさらなる魅力を加えるのが、香楽亭です。ハーブの花に囲まれるテラスつきのカフェでは、ハーブティーをはじめ、ラベンダーが独特の風味がチャーミングな特製ラベンダーソフトクリーム、ハーブカレーなどを味わうことができます。
アロマグッズが充実する香楽亭の売店
香楽亭ではハーブの香りに包まれる中で、ドリンクやスイーツ、軽食が味わえるばかりでなく、売店の品揃えも充実しています。ハーブティー、ソープ、ローション、ハンドクリーム、エッセンシャルオイル、フレグラスミント、フレグラスフラワーなどに効果的なハーブがブレンドされています。美を追求する女性ならば売店を出るときには、ハンドキャリーのバッグがはち切れてしまうかもしれません。
栃木県の栃木市と佐野市に跨るみかも山公園には、ハーブ園が設けられています。園の西側にはラベンダー園が広がり、例年6月中旬から下旬には、青紫色で野趣に富んだ花を咲かせアロマな雰囲気で満ち溢れます。敷地内の香楽亭では、ハーブが独特の香りを添えるドリンク、スイーツ、軽食が味わえるばかりでなく、売店にはアロマグッズが充実しています。