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柚子湯のすごい効能をご紹介!冬至に入る由来は?柚子の入れ方で違いはある?

柚子湯のすごい効能をご紹介!冬至に入る由来は?柚子の入れ方で違いはある?

冬至は、立春や秋分などと同様に、1年を約15日ずつ24に分けて季節を呼び表す「二十四節気」のひとつです。一年のなかで一番昼が短く夜が長い日で、今年2021年は12月22日の水曜日となります。

冬至には柚子湯に入る風習は広く知られていますが、なぜ柚子湯にはいるのでしょう?この記事では、柚子湯の効能や由来などを紹介します。

柚子をお風呂に入れるとどんな効能がある?


柚子はミカン科の常緑植物で、柑橘類の一種です。柚子の爽やかな香りはお吸い物の香りづけや柚子胡椒などの調味料に、また、柚子ジャムやお菓子などにも使われて好きな人も多いはず。しかし、柚子は美味しいだけでなく、体にも良い影響があります。ここでは、柚子を入れたお風呂「柚子湯」に入ることで期待できる健康効果をご紹介します。

◎鼻から届いた芳香がホルモン分泌を促す

かつて水道水と柚子湯、みかん湯、ドクダミ湯を比較した入浴実験が行われ、15分後の体温と保温効果が一番高かったのが柚子湯でした。この結果には血管を収縮させ適度に血圧をあげ、血液の循環を促す「ノルアドレナリン」というホルモンが鍵になったと考えられています。

香りというものは鼻から入って直接脳に届き、女性ホルモンなど様々なホルモンを「体内に分泌せよ」と信号を送る視床下部に働きかけます。柚子湯の芳香が脳にダイレクトに届き、ノルアドレナリンが分泌されると、全身の血行が促進され湯冷めもしにくいのだそうです。

血行がよくなると、肩こりや冷え性、神経痛、腰痛など様々な悩みの軽減にも効果的なうえに、血行不良からくるお肌のくすみやクマ対策にも嬉しい効能が期待できますね。

◎精油成分によるアロマテラピー効果

 

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柚子の果皮にはリモネンやγ-テルピネンといった天然の芳香成分が含まれます。これらは揮発性の油で「精油」と呼ばれ、精油を効果的に活用するのがアロマテラピーです。

精油成分は微量ながらもお湯の中に溶けだし、皮膚から直接浸透して毛細血管を刺激します。その結果、短時間でも血流がよくなりポカポカと温まり出すのです。また、芳香成分の70%を占めるリモネンには、自律神経のバランスを整え、心身のリラックスや疲労の回復にも効果があるといわれています。

ほかにも抗菌効果や抗ウイルス作用、鎮痛などの効果も期待できるようです。古くから冬至の風習として柚子湯に親しんできた日本人は、無意識のうちに日本流アロマテラピーを実践してきたともいえるでしょう。

柚子湯が始まったのはいつ?どんな由来がある?

柚子は夏の8月から青い柚子を収穫・使用することができ、10月~11月の晩秋に黄色く色づいた柚子を収穫します。そんな柚子を冬至のお風呂に入れ始めたのは江戸時代。銭湯が「催し湯」のひとつとして柚子を入れたのが始まりといわれています。

そのきっかけとなったのは、冬至を「湯治」、柚子を「融通」に引っ掛けて、「お湯に入って融通よくしよう」という語呂合わせであったという説が有力です。

また、柚子の強い香りは邪気払いの効果もあるとされています。一年で太陽が出る時間が一番短い冬至の日は、邪気悪霊に気を付けなければならない日ともいわれており、柚子で邪気払いをする目的もあったようです。

さらに、柚子は実をつけるまでに長い年月がかかるため「長年の苦労が実りますように」といった願いを込めたともいわれています。

柚子湯の作り方は?柚子の入れ方によって違いはある?

柚子はお湯に浮かべるだけで良い香りが楽しめるため、柚子湯には特別な準備は必要ありませんが、ここでは柚子の入れ方などを紹介します。

柚子湯の作り方

●柚子を丸ごといれる
柚子をそのまま丸ごとお湯に浮かべます。プカプカ浮かぶ柚子は可愛らしくほっこりしますね。お湯も汚さないので後片づけが楽です。

●柚子の皮に傷を付けてから入れる
柚子の表面に細かな切り込みをいれたり、フォークなどで小さな穴をあけたりする方法です。より成分がお湯に染み出しやすくなります。

●輪切りにする
輪切りにした柚子を、手ぬぐいやガーゼの袋に入れる方法もあります。柚子の効能や香りがより一層楽しめる方法ですが、お肌が弱い方にはもしかしたらピリピリと刺激を感じやすいかもしれません。

柚子湯は洗濯に使える?

お風呂の残り湯を洗濯に使う家庭は多いですが、柚子湯は洗濯に使って大丈夫なのでしょうか?
基本的には、柚子湯によって洗濯物が変色したり、傷んだりすることはないようです。ただ、残り湯の中に、種や皮が混ざったままだと洗濯機などを痛める恐れがあるので気を付けましょう。柚子湯の残り湯を洗濯に使う場合は、柚子を袋に入れて、なるべくお湯を汚さないようにしたほうが無難です。

まとめ

 

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この記事では、柚子湯の効能や由来などをご紹介しました。
寒さが一段と厳しくなる冬至は、柚子湯に入って芯から身体を温め、風邪知らずでいきたいものですね。旧暦では冬至は一年の終わり。新しい年を迎える節目の日です。柚子湯で心身ともにリフレッシュして、来年の健康と幸福を祈りましょう。

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この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
オマツリジャパン編集部からは全国のおすすめのお祭りの情報を発信していきます

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