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「藤まつり」の御朱印と同時に頂ける藤の花が描かれた絵葉書
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。東京都江東区に社殿を構える亀戸天神社では期間限定の御朱印の頒布が行われることがあります。「梅まつり」や「藤まつり」の開催期間中には、期間限定の台紙に御朱印が記されたものが頒布されます。2021年は2月6日~3月7日の期間が予定されていた「梅まつり」は中止となりましたが、「藤まつり」は、4月17日~5月5日の期間で実施されています。「藤まつり」の開催日に御朱印を頂くと、藤の花が描かれた絵葉書も同時に頂くことができます。御朱印所は、拝殿の東に設けられ、藤の花が描かれる朱印帳や朱印袋なども準備されています。
江戸時代に道真ゆかりの飛梅で彫った天神像を奉祀したことを起源とする亀戸天神社
亀戸天神社は、菅原道真をご祭神として祀っています。菅原道真の末裔で九州の太宰府天満宮の神官を務めていた菅原大鳥居信祐が、1661年に道真ゆかりの飛梅で彫った天神像を亀戸の小祠に奉祀したことに始まったと伝わります。正面玄関の大鳥居を潜ると心字池に架かる3つの橋が、参詣者を拝殿に導いています。大鳥居下の太鼓橋男橋は過去、池の中央の平橋は現在、拝殿の南の太鼓橋女橋は希望の未来を表しています。
心字池を囲む境内には、神牛、5歳の菅公像、筆塚、鷽の碑など、菅原道真ゆかりの像などが点在しています。
一年を通して多種多様の年中行事が行われる亀戸天神社
亀戸天神社では毎月25日の天神様の縁日の他、一年を通して多種多様の年中行事が行われています。例年、初天神の日に開催される「鷽替え神事」は、菅原道真を祭神とする神社で斎行される特殊な神事です。
四季折々の彩りで包まれる境内
菅原道真に因む神事が毎月行われる亀戸天神社は、四季折々の彩りで包まれ、参詣に訪れるたびに季節感を感じることができます。特に例年、2月中旬から3月中旬の「梅まつり」や、4月中旬から5月上旬の「藤まつり」の時期には境内は大勢の人々で溢れます。
東京都江東区に社殿を構える亀戸天神社では、「梅まつり」や「藤まつり」の開催日に、期間限定の御朱印が頒布されます。菅原道真をご祭神として祀る神社の境内は四季折々の彩りで包まれ、一年を通して多種多様の年中行事が行われています。