初詣から始まり、1月18日の初薬師、初観音、1月21日大師、初弘法に続き、1月25日初天神と1月は初のお参りができる月になりますね。
今月開催の幸運を招くうそ替え神事で幸運を招きに行きましょう。
初天神は、古典落語の演目でも知られています。
(この記事は2020年1月に公開されたものを再編集しています。2020年12月9日 編集部更新)
亀戸天神社 鷽替神事
文政3年(1820年)より続きます。
鷽は「幸運を招く鳥」とされています。
前年の鷽を神社へ返納し、新しいものと「とり」(鳥)替えることで1年の吉運を招き、開運・出世・幸運を得ることができると信仰されています。
※2020年12月10日時点で2021年の開催は未定です。
日程:2020年1月24日(金)・25日(土)
25日は今年最初の「天神様の日」の「初天神」になります。
この日は古くより「正五九祭」として里神楽が奉納され、多くの参拝客でにぎわいます。
境内には、この2日間の期間限定で授けられる木製の「ウソ像」が並びます。
4cm(500円)から20cm(7000円)まで幅広いサイズが揃い約3万体が用意されています。
亀戸天神の「ウソ像」は神職が一体ずつていねいに手作りで創ったヒノキ製できています。
木の鷽を購入すると、一緒に通し番号が記された由来書がもらえます。
25日夕方の抽選で当たると、鷽の絵が彫ってある金の延べ板が頂けます。
1月25日は菅原道真公の生まれ日と亡くなられた日になります。
「初天神祭」が行われ伝統的な「里神楽(さとかぐら)」や笛や太鼓による「天神囃子」の奉納など様々な神事・祭事がおこなわれています。
境内神楽殿では東京都無形文化財指定の里神楽・葛西囃子(かさいばやし)の奉納。
前年に買い求めた「うそ」を神社に納め、替わりに新しい鷽を授与される行事です。
例年の来場者数は約3万人とのことで、2日目の25日には売切れの種類が続出します。
両日とも早朝から鷽を求める人たちで行列ができるのでどうしても購入したい方は、24日の早めの時間に行くことがオススメです。
昨年はあまり良い年ではなかったという方は、是非今年の鷽替え神事に行ってみてはいかがですか。
この日だけの限定御朱印と限定の鷽替御守り(木彫り)も貴重なものになります。
View this post on Instagram
幸運を招くものは縁起物になりますね。
小さいサイズのものから初めて、一年一年ワンサイズ大きな物を買ってみてもいいですね。