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箭弓稲荷神社をご紹介。野球の聖地にはギネス認定の巨大御朱印も?

2021/5/13
2021/6/16
箭弓稲荷神社をご紹介。野球の聖地にはギネス認定の巨大御朱印も?

例年4月中旬から5月上旬に開催される「箭弓稲荷神社ぼたん祭」

プロのスポーツ選手ばかりでなく学校の運動部に所属していると、シーズンや大会前に必勝祈願のために神社に足を運ぶことも多いでしょう。埼玉県東松山市の箭弓稲荷神社には、神社名に「やきゅう」が含まれるため、西武ライオンズの選手や野球部の学生が数多く訪れています。参集殿には野球をイメージする絵馬やお守りが並び、境内にはホームベース形の絵馬掛けが見られます。野球関係者は特別な意味を感じる神社ですが、社殿を構える東松山市はぼたんを市の花に定めています。箭弓稲荷神社の境内の西側には牡丹園が設けられています。例年4月中旬から5月上旬にかけて豊かな彩りで包まれ、「箭弓稲荷神社ぼたん祭」が開催されています。ところが2021年は4月17日~5月7日の期間が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染防止のため中止となってしまいました。

新年に初詣の参拝をするために箭弓稲荷神社に訪れる野球部の学生

野球をイメージする絵馬

野球をイメージするお守り

ホームベース形の絵馬掛け

バット絵馬掛け

2020年の「箭弓稲荷神社ぼたん祭」のポスター

精巧な彫刻が刻まれる箭弓稲荷神社の拝殿の向拝

箭弓稲荷神社は、712年に創建されたと伝わります。1835年には堂々とした権現造りの社殿が建造されました。拝殿の向拝には唐破風の装飾が施され、各所に精巧な彫刻が刻まれています。

箭弓稲荷神社の鳥居

箭弓稲荷神社の境内

箭弓稲荷神社の拝殿

拝殿の向拝

拝殿軒下唐破風兎毛通しの「鳳凰」

上下に刻まれる拝殿琵琶板彫刻の「三条小鍛冶」と拝殿水引紅梁上丸彫り彫刻の「目貫龍」

1300株を超えるぼたんが植栽される牡丹園

1300年を超える歴史を刻む箭弓稲荷神社の境内には、1923年に牡丹園が開園されました。東武東上線の坂戸-東松山間の開通を記念して造園された牡丹園では、約3500平方メートルの敷地内に1300株を超えるぼたんが植栽されています。

牡丹園の入口

牡丹園

牡丹園

牡丹園

牡丹園

牡丹園内ではつつじや藤などが、ぼたんと同じ時期に開花し、雰囲気の異なる花を観賞することができます。

牡丹園内で花を咲かせるつつじ

牡丹園内で花を咲かせる藤

参集殿に展示されるギネス世界記録認定の巨大な御朱印

牡丹園は境内の西を彩っていますが、東の参集殿には巨大な御朱印が展示されています。高さ1.42メートル、印面の縦横1.3メートルの御朱印は、「最も大きな木製スタンプ」として2016年にギネス世界記録に認定されました。世界一のスタンプを朱印帳に押すことはできませんが、参集殿で手の平サイズの御朱印を頂くことができます。

ギネス世界記録に認定された巨大な御朱印スタンプ

箭弓稲荷神社の御朱印

埼玉県東松山市に社殿を構える箭弓稲荷神社には、牡丹園が設けられています。園内には1300株を超えるぼたんが植栽され、例年4月中旬から5月上旬にかけて神社の境内を豊かな彩りで包みます。神社名に「やきゅう」が含まれるため、多くの野球選手が必勝祈願に訪れていますが、参集殿に展示されるギネス世界記録に認定された巨大な御朱印を見逃すことはできないでしょう。

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