目次
古代ケルト民族のサウィン祭を起源とするハロウィン
ハロウィンは、古代ケルト民族が行っていたサウィン祭が起源と言われています。古代ケルトでは11月1日に新年が始まるとされ、大晦日の10月31日の夜には先祖の霊が家族に会いにくると信じられていました。先祖の霊とともに悪霊もやって来るため、仮面をかぶったり、仮装をしたり、焚き火をして追い払うようになったのです。東京都江東区の夢の島熱帯植物館では例年、「ハロウィン・パーティー」が開催され、2020年は9月29日~11月1日の期間で行われています。
ハロウィンのシンボル「ジャック・オー・ランタン」
ハロウィンでシンボルのように飾られるのが「ジャック・オー・ランタン」です。カボチャの中身をくりぬき、皮に目や口、鼻を施します。夢の島熱帯植物館の「ハロウィン・パーティー」では、芝生広場でおばけカボチャの展示が行われます。
おばけカボチャがアトランダムに転がる芝生広場
夢の島熱帯植物館の芝生広場に展示されるおばけカボチャは、茨城県常陸大宮市から運ばれてきます。100個を超える重さ50~100キロの巨大なカボチャが、アトランダムに転がっています。子どもたちは、手で触れたり、腰をかけたり、転がしたり、様々な遊び方を見つけていきます。植物館の屋外展示でありながら、現代アートのようにも見えてきます。
ハロウィンのムードが漲るイベントホール
芝生広場に接するイベントホールもハロウィンのムードが漲っています。
熱帯ジャングルのような3つのドーム
夢の島熱帯植物館は、熱帯に生育する植物を中心展示する植物園です。ドーム状の3つの展示室は熱帯ジャングルのようです。
館内にはドリンクや軽食が楽しめる喫茶室も設けられ、トロピカルなフルーツジュースや、ナシゴレンなどのアジア料理を味わうことができます。喫茶室の入口には「ジャック・オー・ランタン」が飾られ、売店でもハロウィン・グッズが販売されています。
東京都江東区の夢の島熱帯植物館では例年10月を中心に「ハロウィン・パーティー」が開催されています。茨城県常陸大宮市から運ばれてきた、おばけカボチャが芝生広場に転がり現代アートのようです。